モーニングレポート 2021.10.5
米株安におされ、ドル売り優勢
為替相場では、ドルインデックスが下落。米国債利回りは上昇しているものの、ユーロやポンドに対する買い戻しの動きが意識される中でドルに対する売りが強まりました。米国の債務上限問題に対する警戒感などもドルに対する売り圧力を強める展開となっています。ユーロ/ドルは1.16ドルを回復しての推移であり、ポンド/ドルも1.36ドル台を突破しての動きとなっています。一方、円はまちまち。ドル/円はドル売りの流れが強まっていることを背景に上値を抑えられ、111円を割りこんでの推移となっています。ただ、クロス円は円売りの流れが意識される状況となっています。ユーロやポンドに対する買いが意識される中で円の上値が抑えられています。ただ、NY時間帯に入り米株の大幅下落が意識されており、調整の動きが入る展開となっています。ユーロ/円は129円を割りこんでの動きで、ポンド/円も151円を割りこんでいます。目先はやや円に対する買い戻しの動きが展開されています。