昨日のNY株式市場はメモリアルデー(祝日)のため休場。米国債券市場も休場となっています。
為替相場 - ドルインデックスは下落
為替相場はドルインデックスが下落しての推移となっています。大きな動きにはなっておらず、方向感の見えにくい流れとなっています。ただ、ここまでの上昇に対する調整の動きから、小幅に下落する展開となっています。現状ユーロ/ドルは1.08ドル台半ば、ポンド/ドルは1.27ドル台半ばから後半でそれぞれ推移しています。
円は全体的に軟調地合いとなって推移しています。ドルインデックスが下落していることを眺めてドル/円はやや上値の重い展開となりましたが、クロス円は全般的に買い優勢の流れとなっており、リスク志向の動きから円売り優勢の流れが維持される展開となっています。ユーロ/円が170円台へ、ポンド/円が200円台へと上昇する展開となりました。現状ドル/円は156円台後半、ユーロ/円は170円台前半から半ば、ポンド/円は200円台前半から半ば、豪ドル/円は104円台半ばでそれぞれ推移しています。
ボリンジャーバンド - レンジ圏での動き
ドル/円を30分足のボリンジャーバンドで見ると、バンドの上限から調整の動きが意識されており、目先はバンドの中心線を割り込む動きとなっています。このままバンドの下限まで下落するのかどうかに注目です。レンジ圏での動きが意識されており、バンドの中心線を割り込んだことから、バンドの下限まで下落する可能性は十分にありそうです。
現状バンドの上下限中心線が横ばいでの推移となっています。レンジ圏での動きが意識されやすい状況であり、バンドの上限と下限で挟まれたレンジを動くのではないかと思われます。バンド幅は比較的狭くなっているものの、まだ縮小の余地もありそうで、バンドブレイクからバンドウォークといった動きとなるかは不透明な局面です。ただ、バンドの上限もしくは下限での動きには注意が必要であり、大きな動きを想定しつつ対応したい状況です。