モーニングレポート 2024.07.26
ドルインデックスは小幅上昇/strong>
為替相場はドルインデックスが小幅に上昇しての推移となっています。米国債利回りは上値が抑えられており、ドルも上値の重い展開となりましたが、米GDP速報値が市場予想を上回ったことなどを受けてドルの下値が支えられる展開となり、持ち直し基調となりました。ユーロ/ドルは1.08ドル台半ば、ポンド/ドルは1.28ドル台半ばでそれぞれ推移しています。
円はまちまちでの推移となっています。全体的にはやや円に対する買いが優勢の流れとなっていますが、ドルインデックスの堅調地合いなどを眺めてドル/円がプラス圏での推移となるなど、持ち直し基調となっています。ただ、日銀の金融政策に対する思惑などから円に対する買い意欲は根強く、ドル/円は一時152円を割り込む流れとなりました。また、クロス円は全般的には上値を抑えられる展開となっています。円買い一巡後の反転により、現状ドル/円は153円台後半、ユーロ/円は166円台後半、ポンド/円は197円台後半、豪ドル/円は100円台半ばで、それぞれ推移しています。