FXのMT4(メタトレーダー4)とは?メリットや注意点、トレードの秘訣を紹介!
「FXのMT4は優秀なプラットフォーム?」
「MT4で自動売買するのには何をダウンロードすれば良いの?」
上記のような悩みを持っている方は、MT4やEA(自動売買)に興味を持っているのではないでしょうか。
MT4(メタトレーダー4)とは、世界トップクラスのシェアを誇るFX取引プラットフォームで、裁量トレードでもシステムトレードでも有効活用できます。
さらに、無料で利用できるのも人気の理由です。
本記事では、人気の理由や基本スペック、利用するメリット、MT5の違いなど、MT4について徹底解説します。
MT4が気になっている方は、ぜひ最後までチェックしてください。
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1. MT4とはFXで主流の取引プラットフォーム
MT4(メタトレーダー4)とは、ロシアのMetaQuotes Software社が開発したFX取引ツールです。
カスタマイズ性が高くEA(自動売買)のプラットフォームとしても利用できるため、全世界で圧倒的シェアを誇ります。
ここでは、「MT4とはなにか?」について、3つの項目に分けて解説します。
1-1. MT4の人気の秘密
MT4が人気の理由を以下にまとめました。
- 無料で利用できる
- テクニカル指標が豊富
- カスタマイズ性が高い
- チャート上で発注できる
- EA(自動売買)のプラットフォームとして利用できる
まず、人気の理由として一番に挙げられるのは、無料で利用できる手軽さです。
ダウンロードすれば誰でも即日利用できるので、新規ユーザーが利用を始めやすい特徴を持っています。
テクニカル指標の豊富さやカスタマイズ性の高さも人気の理由です。
ダウンロードしただけで豊富なテクニカル指標が利用でき、外部ダウンロードも利用すれば、無限にカスタマイズができます。
さらに、プログラミング言語を用いたインジケーターやEAの開発もできるので、自分だけのオリジナルチャートを開発するのも可能です。
また、簡単にFX業者の口座と連動させられるので、チャート上で注文ができます。
さらに、予約注文やアラート機能を利用すれば、幅広い注文に対応可能です。
ネット上には、無料・有料問わずMT4向けのEAが数多く存在します。
現在は、「EAを利用するならMT4が必要」といっても過言ではないほど圧倒的なシェアを誇っています。
1-2. MT4の基本機能
MT4に備わっている基本的な機能を紹介します。
機能 | 役割 |
チャート表示 | 合計9種類の時間足でチャートを表示可能(1分足・5分足・15分足・30分足・1時間足・4時間足・日足・週足・月足) |
注文の実行 | チャート上での成功注文・指値、逆指値注文・OCO注文など、幅広い注文が可能 |
インジケーター | 30種類のデフォルトインジケーターが標準搭載 |
EA(自動売買) | 自動売買を運用するプラットフォームとして利用可能 |
取引履歴の確認 | 過去の取引やパフォーマンスレポートの確認が可能 |
バックテスト機能 | 過去の値動きを用いてトレード戦略やEAの検証が可能 |
アラート機能 | 発注や約定をメールやプッシュ通知で受け取れる(値動きにもアラート機能を設定できる) |
チャート分析 | トレンドラインやフィボナッチなどを用いたチャート分析が可能 |
1-3. MT4のオプション機能
MT4で利用できるオプション機能を紹介します。
- VPS(Virtual Private Server)
VPSとは、日本語で「仮想専用サーバー」と呼ばれており、MT4で利用するとPCの電源が入っていない状況でもプラットフォームを稼働し続けられます。
VPSとEAを組み合わせることで、24時間体勢の自動売買が稼働させられます。
- トレーダー同士のチャットシステム
MT4のチャット機能を利用すれば、オンライン上で複数のトレーダーとの情報交換が可能です。
- カスタムインジケーター
MT4には、外部ダウンロードのカスタムインジケーターが数えきれないほど存在します。(オリジナルインジケーターの作成も可能)
- オートチャーティスト
オートチャーティストは、自動で相場分析をしてくれる機能です。
チャートパターンやフィボナッチでの分析を自動でおこない、任意のパターンが出現するとアラートやメースで通知してくれます。
- ワンクリック注文
クリック一つで注文やポジションのクローズができるので、直感的なトレードが可能です。
2. FXのMT4を利用するメリット
MT4を利用するさまざまなメリットを解説します。
これからMT4を利用するか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
2-1. 直感的に操作ができる
直感的に操作できるのがMT4を利用する大きなメリットです。
シンプルなデザインなので初めて利用する方でも使いやすく、簡単に利用方法を理解できます。
また、幅広い機能を備えているので、利用するトレーダーのレベルを問わないのもポイントです。
2-2. 多機能なチャートが使える
分析ツールやテクニカル指標の種類が多く搭載されているので、幅広い機能から自分好みのチャートにカスタマイズできます。
さらに、外部ダウンロード機能も幅広く存在するので、組み合わせ次第で自分だけのチャートを作れるのも他のプラットフォームにはないメリットです。
2-3. 様々な取引機能がある
最も一般的な成功注文はもちろん、指値・逆指値注文やIFD・IFO注文も可能です。
また、ほとんどの注文方法をチャート上で直感的に利用できます。
さらに、スマホアプリをダウンロードすれば、どこにいても注文やチャートの確認が可能です。
2-4. EA(自動売買プログラム)が使える
MT4を利用すれば、EA(自動売買プログラム)を運用できます。
MT4にEAを導入すると24時間体制でチャートを監視し、ロジックに基づいた取引を自動で繰り返してくれます。
また、MT4で利用するEAはカスタマイズも可能で、自由度が高いのもポイントです。
さらに、MQL4というプログラミング言語を用いて、自分だけのオリジナルEAを作成することも可能です。
2-5. EA(自動売買プログラム)のバックテストができる
EAの運用ができるMT4では、当然バックテストもできます。
バックテストとは、過去の相場でEAのテストができ、過去の値動きに対するEAの効果を検証できる機能です。
ダウンロードしたEAのパラメーター調整や、実際に利用できるのかを確認するなど、さまざまな効果を検証できます。
2-6. 30種類以上のインジケーターを使える
MT4には、デフォルトで30種類のインジケーターが搭載されています。
標準搭載されている主なインジケーターを以下にまとめてみました。
▼トレンド系
- Moving Average|移動平均線
- Bollinger Bands|ボリンジャーバンド
- Ichimoku Kino Hyo|一目均衡表
- Average Directional Movement Index|平均方向性指数
- など
▼オシレーター系
- MACD|マックディ
- ative Strength Index|RSI
- Stochastic Oscillator|RVI
- など
▼ボリューム系
- Volume|ボリューム
- Money Flow Index|マネー・フローインデックス
- など
他にも、ビル・ウィリアムズ系やカスタムインジケーターなど、標準搭載だけでも利用しきれないほどのインジケーターが用意されています。
2-7. チャート上から素早く注文できる
MT4を利用すれば、チャート上からワンクリックで注文ができます。
さらに、ストップロス注文・リミットクローズ注文もチャート上から直感的に操作できるので、全ての取引がチャート上で完結します。
注文に関するすべての操作をチャート上で完結させられるので、手間がなく取引のチャンスを逃しません。
2-8. 無料で使える
MT4を、無料で利用できるのもメリットです。
EAやインジケーターの外部ダウンロードを除けば全ての機能を無料で利用でき、取引コストを最小限に抑えられます。
MT4と人気を二分しているTradingview(トレーディングビュー)は、有料機能が多く、利用するだけでコストが発生します。
一方、Tradingviewと同等かそれ以上の機能があるMT4は無料で利用できるので、特別な理由がない限りMT4を選択するのがおすすめです。
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3. MT4の注意点
MT4を利用する際の注意点を解説します。
人気が高く多機能なMT4ですが、注意点を押さえておかないとスムーズな利用ができない場合があります。
トラブルやミスの要因を作らないためには、事前に注意点の確認をしておきましょう。
3-1. バックテスト機能に限界がある
MT4のバックテスト機能は、過去のデータに対する検証です。
そのため、バックテストの結果が良かった場合でも、リアルな相場では通用しないケースもあります。
バックテストの機能を疑う訳ではなく、「過去の相場と未来の相場は必ずしも同じ傾向とは限らない」という事実を理解したうえで利用してください。
バックテストは有効なデータですが、判断材料の1つにすぎないと理解しておきましょう。
3-4. 分析ツールの限界
MT4には有効な分析ツールが数多く備わっていますが、全てにおいてナンバーワンではありません。
たとえば、MT4の後継版としてリリースされているMT5のほうがハイスペックで、処理速度も格段に速くなっています。
また、有料のTradingviewにある機能が、MT4にはない場合があるのも事実です。
さらに、国内FX業者の専用プラットフォームにも、MT4にはない素晴らしい機能が存在します。
人気が高く万能なMT4ですが、全ての機能を備えているわけではありません。
とはいえ、人気が高く万能であるのは疑いの余地がなく、できること・できないことを理解して利用すれば、非常におすすめのプラットフォームです。
3-5. セキュリティ対策が必要
FX取引をするMT4では、多くの資金を運用する機会があります。
しかし、インターネット上で取引をする以上、ハッキングやウイルスのリスクがあるのも事実です。
そのため、PCやスマートフォンのセキュリティ対策をしておく必要があります。
セキュリティ対策ソフトの導入やパスワードの定期的な変更、データのバックアップなど、具体的な対策をしておくのがおすすめです。
ご自身の資金やデータを守るために、手間を惜しまずに対策しておきましょう。
3-6. 覚える作業が多く使いこなせるまで時間がかかる
MT4は多機能であるが故に、使いこなせるようになるまで時間がかかります。
注文やインジケーターの導入など、基本的な操作はすぐにマスターできますが、高度な機能の利用には知識や経験が必要です。
特にEAの導入や利用には知識が必要な場合も多く、初めは困惑してしまう方も多いでしょう。
そのため、インジケーターやEAを導入する際には、マニュアルが提供されているのかもチェックするのがおすすめです。
MT4の基本的な使い方については「MT4の使い方(初心者向け)まとめ!スマホアプリやチャートも詳しく解説!」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
4. MT4とMT5の違いを解説
MT5(MetaTrader 5)は、2010年にリリースされたMT4の後継となるプラットフォームです。
MT4とMT5の違いを表にまとめてみました。
項目 | MT4 | MT5 |
Bit | 32Bit | 64Bit |
処理速度 | 遅い | 早い |
言語 | MQL4 | MQL5 |
時間軸 | 9種類 | 21種類 |
利用できるEA | 多い | 少ない |
外部ダウンロード
インジケーター |
多い | 少ない |
MT5はMT4に比べて標準スペックが高く、処理速度も大幅に速くなっています。
さらに、利用できる時間軸も2倍以上に増えており、MT4の上位互換といっても過言ではありません。
しかし、ダウンロードできるインジケーターや利用できるEAが少ないのが現状で、未だに多くのトレーダーがMT4を利用しています。
とはいえ、スペックが高いMT5に移行しているトレーダーも存在し、徐々にシェアが高まっていくと予想されています。
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5. MT4を活用したFXトレードのポイント
MT4は、EA(自動売買)を用いたシステムトレードや、テクニカル分析を用いた裁量トレードなど、FXのあらゆる取引で利用されています。
ここでは、MT4を利用してトレードをする際に、覚えておくべきポイントを解説します。
MT4を初めて利用する方や、FXの経験が浅い方は、ぜひチェックしておいてください。
5-1. 取引の資金を決める
MT4を利用する時だけでなく、FXで取引する際には、あらかじめ取引の資金を決めておきましょう。
資金を決めずに取引を続けてしまうと、いつの間にか想像以上に損失が膨らんでいる可能性があります。
月単位や数ヶ月単位で利用する資金を決めておけば、最大損失の予測が可能です。
さらに、計画的な運用は利益を上げるために重要な考え方なので、取引の結果に良い影響を与える可能性もあります。
行き当たりばったりの取引でなく、戦略的な取引を展開するために、まずは資金管理からはじめてみましょう。
5-2. 損失が許せる範囲を決める
損失の範囲を決めておくのも、FX取引をするうえで重要な考え方です。
損失できる範囲を決める基準は「冷静に対応できる範囲」で決めるのが重要で、その範囲を超えて最大損失を設定してしまうと、自ら損失を膨らませてしまう可能性もあります。
また、EAを運用する際には、期間の設定とのバランスも大切です。
どれほど有効なEAでも、短期的に損失を繰り返すこともあります。
そのため、結果が出せるまでの期間を乗り切れるlot設定が必要です。
バックテストの最大ドローダウンを考慮した資金設定をすると、リスクを抑えた運用ができます。
5-3. EAを使いこなすための検証をする
検証を繰り返し、EAの特性を理解することで、現在の相場に合ったEAを選択できるようになります。
どれほど優秀なEAでも、常に勝ち続けられるわけではありません。
そのため、現在の相場に有効なEAの判断をするための検証は必要不可欠です。
5-4. 検証結果次第ではリアルトレードに導入しない
検証結果次第が悪ければ、リアルトレードに導入しないのも1つの有効な手段です。
どのような検証結果でもリアルトレードを導入してしまうと、検証の意味が半減してしまいます。
有効だと思えたEAでも、時には検証結果が悪いこともあります。
結果を受け入れ、リアルトレードに導入するEAを厳選しましょう。
5-5. 経済指標やイベントのカレンダーをチェックしておく
FX取引をする際は、経済指標やイベントのカレンダーを常にチェックしておく必要があります。
経済指標やイベント時には、急激な相場変動が発生する可能性が高く、知らずに取引をしていると、思わぬ大損失を被ってしまうかもしれません。
以下の経済指標が発表される際は、特に注意が必要です。
- 雇用統計
- 消費者物価指数(CPI)
- 国内総生産(GDP)
- ユーロ圏失業率
- 日銀金融政策決定会合
上記の経済指標発表時には、一瞬で100pips以上の変動が発生することも珍しくありません。
そのため、発表スケジュールを把握し、リスクを最小限に抑える対策をしておきましょう。
5-6. 急騰・急落時は積極的にならない
相場の急騰・急落時には、積極的に取引しないのがおすすめです。
大きな利益を得られる可能性もありますが不確定要素も多く、よほどの根拠がない限りはリスクが高すぎる取引になってしまいます。
裁量トレードでは取引せず、稼働中のEAも一時的にストップしておくのが無難です。
とはいえ、必ず利益を得られないわけではありません。
強い根拠があれば取引しても良いでしょう。
6. MT4を使って取引できる「おすすめのFX口座」
MT4を使って取引できるおすすめのFX口座を3つ紹介します。
6-1. XMTRADING
XMは、日本国内で最も知名度の高い海外FX業者です。
MT4・MT5共に利用可能で、条件を満たせば無料でVPSを利用できるサービスも存在します。
また、豊富なボーナスが特徴のスタンダード・マイクロ口座や、スプレッドの安いZero口座・KIWAMI極口座など、利用者のニーズによって4種類の口座タイプから選択できるのも特徴です。
日本語サポートが完備されており、日本人の利用者も豊富なので、初めて海外FX業者を利用する方におすすめです。
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6-2. BIGBOSS
BigBossは、最大2,222倍のハイレバレッジトレードができる海外FX業者です。
2024年2月にスタートしたデラックス口座は、ユーザーの任意で取引条件をカスタマイズできる一風変わった口座タイプで、最大レバレッジやロスカットレベルを変更できます。
さらに、最低入金額がないので、小額からでも取引できるのが魅力です。
また、手数料のないスタンダード口座やスプレッドの安いプロスプレッド口座も存在し、幅広い選択肢から取引条件を選べます。
小額から取引を始めたい方や、ハイレバレッジトレードがしたい方は、BigBossをチェックしてみましょう。
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6-3. Titan FX
Titan FXは、約定力の高さが魅力の海外FX業者です。
業界でもトップクラスの約定力を誇っており、スリッページや約定拒否の心配なく取引できます。
また、比較的スプレッドが安いのも特徴で、安定して低コストの取引が可能です。
さらに、土日も入出金に対応していることや、入出金手続きも早いので、安心感をもって利用できます。
信頼性の高い海外FX業者をお探しの方は、約定力や入出金のスピードが特徴のTitan FXをチェックしてみましょう。
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7. MT4で EA(自動売買プログラム)を始める方法
MT4でEA(自動売買プログラム)を始める方法を解説します。
初めて利用する方は苦戦するかもしれませんが、慣れれば簡単に利用できます。
MT4でEAを利用したことがない方は、ぜひ参考にしてください。
7-1. MT4をダウンロードする
MT4をダウンロードするには、まず海外FX業者で口座開設をする必要があります。
口座開設すれば簡単にダウンロードできるので、まずは口座開設してみましょう。
以下のリンクから口座開設すれば、EA-BANKのEAを無料で利用できます。
また、MT4の詳しいダウンロード方法は以下のページで解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
>>[ XM ( XMTrading ) / MT4 ]ダウンロード方法と使い方
7-2. EAをインストールする
MT4のダウンロードが完了したら、次はEAをインストールしましょう。
まずは、利用したいEAをPCにダウンロードしてください。
無料でEAを利用したいなら、以下のページをチェックしてみましょう。
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EAをダウンロードしたら、MT4を開き以下の手順でインストールしてください。
- メニューバーの「ファイル」にある「データフォルダを開く」を選択
- フォルダ内の「MQL4」→「Experts」を開く
- フォルダ内にEAの「ex4ファイル」を貼り付け
- MT4を再起動
上記の工程でEAのインストールが完了します。
7-3. EAを最適化する
EAのインストールが完了したら、次は運用するためにパラメーターの最適化を実行します。
EAの最適化は以下の手順で行います。
- メニューバーの「表示」から「ストラテジーテスター」を選択
- 「エキスパート設定」をクリック
- 「テスト設定」で任意の最適化パラメーターを選択
▼パラメーターの詳細
- Profit Factor|総利益・総損失を基準に最適化
- Expected Payoff|期待損益を基準に最適化
- Maximal Drawdown|最大ドローダウンを基準に最適化
- Drawdown Percent|ドローダウン率を基準に最適化
- Custom|EAオリジナルの基準で最適化
※「遺伝アルゴリズム」をチェックすると、明確に結果が悪いものを省きます。
- 「パラメータの入力」を設定(最適化する範囲を設定)
- 「最適化」でテストを止める条件を設定(必ずしも選択する必要はありません)
- 「最適化」にチェックを入れてスタートをクリック
テスト内容によりますが最適化には時間がかかるので、完了するまで待ちましょう。
最適化が完了すると、「最適化結果」タブから結果を確認できます。
7-4. チャート上でEAを稼働させる
最適化が完了したら、いよいよチャート上で稼働させてみましょう。
稼働方法は以下の手順で行ってください。
- EAを稼働させる通貨ペアで時間軸を設定
- 「エキスパートアドバイザー」から稼働するEAをチャート上にドラッグ&ドロップ
- EA独自のマニュアルに沿って各種設定を行う
- ツールバーの「自動売買」ボタンでオンオフを切り替える
EAの運用を開始すると、チャート上部の顔マークで自動売買の稼働を確認できます。
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FX×EA(MT4)の止め方=自動売買停止&手動決済の方法
7-5. EAを管理する
EAの稼働を開始したら、適時売買の確認をしつつ管理を行いましょう。
相場状況によってオン・オフの切り替えや、定期的なデータの見直しなど、自動売買といえども手入れは必要です。
ポジション保有中にEAを停止すると、決済の注文が行われません。
そのため、停止する際はポジションの有無を確認しましょう。
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8. FXの取引ツールMT4に関するよくある質問
FXの取引ツールであるMT4に関するよくある質問をまとめました。
8-1. Q. これからFXを始めるならMT4かMT5のどちらを使うのがおすすめですか?
利用目的により異なりますが、EAを利用するならMT4がおすすめです。
現在利用できるほとんどのEAはMT4に対応しており、MT5では選択肢があまりありません。
一方、外部ツールを利用せずに裁量トレードをするならMT5がおすすめです。
MT5は標準スペックが高く、MT4よりも安定した環境でトレードができます。
しかし、外部ダウンロードのインジケーターもEAと同様に少ない傾向にあるので、カスタマイズをしたいのならMT4を利用したほうが良いかもしれません。
8-2. MT4でおすすめのインジケーターは何ですか?
MT4でおすすめのインジケーターはMoving Average(移動平均線)です。
もっとも一般的なインジケーターの一つで、設定次第でSMAやEMAとして利用できます。
また、組み合わせ次第で分析の幅が広がり、シンプルながら奥が深いインジケーターとして多くのトレーダーに利用されています。
8-3. MT4のWeb版・ブラウザ版とは何ですか?
MT4のWeb版・ブラウザ版とは、文字通りブラウザ上で利用できるMT4です。
ブラウザ版はダウンロードせずに利用できるので、あらゆるOSからMT4にアクセスできます。
普段使いではダウンロード版がおすすめですが、出先や緊急時に利用するには便利です。
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9. まとめ
本記事では、FXの取引プラットフォームであるMT4について解説しました。
MT4は、シンプルながらカスタマイズ性が高く、世界中のトレーダーに利用されています。
さらに、EAを運用するプラットフォームとしても広く用いられており、非常におすすめのプラットフォームです。
EAの導入方法も比較的簡単で、MT4を活用すれば気軽にカスタム可能なEAを運用できます。
これからEAの運用を検討している方には、EA-BANKがおすすめです。
EA-BANK経由でFX口座を開設すれば、100種類以上あるEAが全て無料で利用できます。
MT4でFX取引を始める方は、ぜひEA-BANKもチェックしてみてください。
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