先週末のNY株式市場はグッドフライデーの祝日のため休場となりました。米国債市場も休場となっています。
為替相場 - ドルインデックスは小幅に下落
為替相場はドルインデックスが小幅に下落しての引けとなりました。グッドフライデーの祝日のために株式市場、債券市場が休場となる中で全体的に小動きとなり、方向感の見えにくい流れから様子見ムードが強まりました。ユーロ/ドルは1.07ドル台後半、ポンド/ドルは1.26ドル台前半でそれぞれ引けました。
円は小幅まちまちでの引けとなりました。欧米市場が祝日となる中で円も様子見ムードから全体的に小動きとなりました。ドル/円は151円台前半から半ば、ユーロ/円は163円台前半、ポンド/円は191円台前半、豪ドル/円は98円台半ばでそれぞれ引けました。
ボリンジャーバンド - じり安基調
ドル/円を30分足のボリンジャーバンドで見ると、バンドの下限から持ち直す動きとなり、そのままバンドの上限まで上昇する動きとなりました。しかし、バンドの上限では抑えられて下落に転じる動きとなっています。ただ底堅い動きも意識されており、一時バンドの上限を意識する展開も見られました。基本的にはバンドの上限と中心線で挟まれたレンジで動きであり、様子見ムードとなっています。
現状バンドの上限が上昇、下限が横ばいといった動きとなっています。やや下値の堅さが意識される局面ではありますが、バンドブレイクからバンドウォークといった動きになるかどうかは不透明です。バンドの下限の方向感に注目が集まっていますが、バンド幅もそこまで狭いわけではないことから、しばらくはレンジ圏での動きが維持されるのではないかとみています。