米国株式市場はメモリアルデーのため休場(5.29 NY時間)
昨日のNY市場はメモリアルデーの祝日のため休場。債券市場も休場となっています。
為替相場 – 米メモリアルデーで、調整の動きが強まり円底堅い
為替相場では、ドルインデックスが小幅に上昇。様子見ムードの中、方向感の見えにくい展開となっていますが、欧州各国の10年債利回りが大きく低下する中、ユーロ/ドルがやや上値を抑えられる展開となっています。ユーロ/ドルは1.07ドル台前半、ポンド/ドルは1.23ドル台半ばでそれぞれ推移しています。
円はまちまちでの推移。全体的にはやや円買いの動きとなっていますが、手掛かり材料難から方向感の見えにくい展開となっています。欧州株の軟調地合いなどを背景に、円に対する買い戻しの動きが意識されやすい状況となり、ドル/円などが下落しています。現状ドル/円は140円台半ば、ユーロ/円は150円台半ば、ポンド/円は173円台半ばをそれぞれ推移しています。
ドル/円・ボリンジャーバンド – じり高基調
ドル/円を30分足のボリンジャーバンドで見ると、バンドの下限から買い戻しの動きが継続し、中心線を抜けてそのままバンドの上限まで上昇する展開となっています。ただ、バンドブレイクからバンドウォークといった動きにはならず、調整を入れながら上値を拡大する展開となっています。ここから上昇基調を維持するのか、一時的な調整の動きを強めるのかに注目です。
現状、バンドの上限が上昇基調、下限が横ばいとなっています。バンド幅は拡大しているものの、バンドブレイクからバンドウォークといった動きにはなりにくい形です。上昇基調は維持されそうですが、調整の動きを入れながら上値を拡大するといった展開となる可能性が展開だといえます。ただ、バンドの下限の方向感には注意が必要です。