モーニングレポート 2023.2.8
ドルインデックスの下落を背景に、円上昇
為替相場では、ドルインデックスが下落。米長期債利回りは上昇しておりドルの下値を支えていますが、パウエルFRB議長の発言などを受けてドルの先高観が後退し、ドルインデックスはマイナス圏での推移となっています。ただ、全体的には方向感の見えにくい流れであり、ユーロ/ドルは前日比変わらずの1.07ドル台前半での推移となっています。また、ポンド/ドルは1.20ドル台半ばでの推移となっています。円は大幅上昇となって推移してます。ドル/円がパウエルFRB議長の発言を受けて大幅下落となるなど、調整の動きが強まる展開となっています。ドル/円は1円以上の下落となり、目先は131円を挟んでの動きとなっています。また、ドル/円の大幅下落を受けてユーロ/円やポンド/円も1円超の下落となっています。現状ユーロ/円は140円台半ば、ポンド円は157円台後半でそれぞれ推移しています。