モーニングレポート 2021.10.4
米国債利回り低下を背景に、ドル軟調
為替相場では、ドルインデックスが下落。米国債利回りの低下などを背景に、ドルに対する売りの流れが意識される展開となっています。ただ、ポンド/ドルが1.35ドル台半ばまで持ち直す動きを見せましたが、全体的には大きな動きにはなっておらず、ドルインデックスは94台を維持しての引けとなりました。ユーロ/ドルも1.16ドル台を引けでは回復できず、1.15ドル台後半で引けました。一方、円はまちまちでの引け。ドル/円はドルインデックスの下落を背景に上値を抑えられたものの、111円台を維持しての引けとなるなど、下値の堅さが意識されています。ただ、4日の朝方に売りの流れが強まり111円を割りこんでの推移となっています。クロス円は全体的に小動きで米株の大幅上昇を背景に、円に対する売りの流れも意識される展開となっています。ポンド/円は150円台を回復し、その後150円台半ばまで上昇して引けとなるなど、やや上値を拡大しました。