モーニングレポート 2023.9.11

週明けのドル円は、窓をあけて146円後半に下落
為替相場では、ドルインデックスが小幅に上昇。米長期金利の上値が抑えられたため、ドルが売り優勢となる場面もありましたが、ユーロ圏経済の減速に対する思惑は根強く、ドルの下値が支えられました。ユーロ/ドルは1.07ドル台前半、ポンド/ドルは1.24ドル台半ばから後半でそれぞれ推移しています。週明けの円は窓を開けてスタート。マイナス金利政策の解除を含め、色々選択肢があるとの植田日銀総裁の発言が材料視され円買いが加速、主要通貨に対して、円は独歩高の展開となっています。ドル/円は146円台後半、ユーロ/円は157円台前半、ポンド/円は183円台前半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.9.8

円安基調一服も、円買い材料難
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米国債利回りは低下しているものの、米国の経済指標の堅調や、ユーロ圏経済の先行きに対する懸念などからユーロに対する売りが優勢となり、ドルの下値を支えました。現状ユーロ/ドルは1.06ドル台後半、ポンド/ドルは1.24ドル台半ばから後半でそれぞれ推移しています。円は買われやすい地合い。ドルインデックスは上昇したものの、米国債利回りが短期債を中心に下げ幅を拡大した事などを背景にドル/円が下落する展開となり、クロス円もつれ安基調となりました。現状ドル/円は147円台前半、ユーロ/円は157円台半ば、ポンド/円は183円台半ばから後半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.9.7

米国債利回りの上昇により、ドル堅調
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米国の金融引き締めの長期化に対する懸念が強まる中で米短期債利回りが上げ幅を拡大しており、ドルの下値を支えました。ただ、ECBの利上げ観測も強まっており、積極的にドルを買い進む動きにはなっていません。現状ユーロ/ドルは1.07ドル台前半、ポンド/ドルは1.25ドル台前半でそれぞれ推移しています。円は底堅い地合い。ドルインデックスは上昇しているものの、米株の軟調地合いなどを眺めて円に対する買い戻しが強まり、クロス円は全般的に売られやすい地合いとなっています。現状ドル/円は147円台半ば、ユーロ/円は158円台前半から半ば、ポンド/円は184円台半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.9.6

ドル/円が再度、147円を突破
為替相場では、ドルインデックスが上昇。インフレに対する警戒感などから米国債利回りが上値を拡大する動きとなっており、ドルに対する買い圧力が強まる展開となっています。現状ユーロ/ドルは1.07ドル台前半、ポンド/ドルは1.25ドル台半ばでそれぞれ推移しています。円はまちまちでの推移。ドルインデックスの上昇を眺めてドル/円が上値を拡大する展開となっており、1円超の上昇となっています。また、クロス円はドル/円の上昇に下値が支えられる一方、米株の軟調地合いを背景にリスク回避的な動きが展開され、円に対する買い戻しの動きが強まっています。オセアニア通貨がマイナス圏での推移となるなど、クロス円は全体的には上値を抑えられました。現状ドル/円は147円台半ばから後半、ユーロ/円は158円台前半から半ば、ポンド/円は185円台半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.9.5

手掛かり材料難により、様子見ムード
為替相場では、ドルインデックスが小幅に下落。米国が祝日となったこともあり、手掛かり材料難から様子見ムードが強まりました。現状ユーロ/ドルは1.07ドル台後半、ポンド/ドルは1.26ドル台前半でそれぞれ推移しています。円は売られやすい地合い。ドルインデックスの上値が抑えられる一方でドル/円がしっかりとした動きとなり、クロス円もつれ高となりました。日中は大きな動きにはならなかったものの、下値の堅い動きが維持されました。現状ドル/円は146円台半ば、ユーロ/円は158円台前半、ポンド/円は184円台後半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.9.4

雇用統計をこなし、買い安心感からドル上昇
為替相場では、ドルインデックスが上昇。欧州時間帯は上値の重い展開となりましたが、NY時間帯に入ると米国債利回りの上昇や米株の堅調地合いなどを眺めてドル買い圧力が強まる展開となり、ドルインデックスは104を突破して引けました。ユーロ/ドルは1.07ドル台後半、ポンド/ドルは1.25ドル台後半でそれぞれ引けました。円はまちまちでの引け。ドルインデックスの上昇を背景にドル/円が堅調地合いとなり、146円台を回復して引けました。米株の底堅い動きも好感される流れとなっています。一方クロス円は、円に対する買い戻しの動きが強まり、上値の重い展開となりました。ドル/円は146円台前半、ユーロ/円は157円台半ば、ポンド/円は184円台前半で、それぞれ引けました。






モーニングレポート 2023.9.1

ダウの下落を背景に、円買い優勢
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米国債利回りの低下などを背景に上値を抑えられる場面もありましたが、欧州経済の先行き不透明感などからユーロ売りが強まり、ドルの下値を支えました。これまでの下落に対する買い戻しの動きもあってしっかりとした動きが展開されました。現状ユーロ/ドルは1.08ドル台前半から半ば、ポンド/ドルは1.26ドル台半ばでそれぞれ推移しています。円は堅調地合いで推移。ドルインデックスは上昇したものの、株安などを背景に円に対する買い戻しの動きが強まり、ドル/円は下値を拡大する展開となりました。クロス円も軟調地合いとなっており、ユーロ/円が2円近い下落となるなど売り圧力が強まる展開となりました。現状ドル/円は145円台半ば、ユーロ/円は157円台半ばから後半、ポンド/円は184円台前半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.8.31

リスク志向根強く、円安基調継続
為替相場では、ドルインデックスが軟調地合いで推移。米国の金融引き締めの長期化に対する懸念が後退し、米国債利回りの上値が抑えられる展開となっており、ドルの上値が抑えられる流れとなっています。現状ユーロ/ドルは1.09ドル台前半、ポンド/ドルは1.27ドル台前半でそれぞれ推移しています。円も軟調地合い。ドルインデックスは下落したものの、米株が底堅い動きを展開する中でドル/円が底堅い動き推移し、クロス円も概ね堅調地合いとなって推移しました。リスク志向の動きが強まる中で円安基調が維持される流れとなっています。現状ドル/円は145円台前半、ユーロ/円は159円台半ば、ポンド/円は185円台後半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.8.30

ドル/円一時147円突破も、145円台に急落
為替相場では、ドルインデックスが軟調地合い。米国債利回りが大幅低下となる中でドルに対する売り圧力が強まる展開となっています。現状ユーロ/ドルは1.08ドル台半ばから後半、ポンド/ドルは1.26ドル台半ばでそれぞれ推移しています。円はまちまちでの推移。ドルインデックスの軟調地合いを眺めてドル/円の上値が抑えられる一方、クロス円は米株の上昇などを眺めて円売りの流れが強まりやすい状況となっていますが、小幅まちまちとなっています。全体的にはやや方向感の見えにくい展開となっています。現状ドル/円は145円台後半、ユーロ/円は158円台半ば、ポンド/円は184円台前半から半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.8.29

円買い材料なく、円は軟調地合い継続
為替相場では、ドルインデックスが上値の重い展開。米国債利回りの低下などを背景に、ドルに対する売り圧力が強まりました。米2年債、5年債入札が好調となったことで米国債利回りの上値が抑えられる展開となっており、ユーロ/ドルは1.08ドル台前半、ポンド/ドルは1.26ドル台前半でそれぞれ推移しています。円は軟調地合いを継続。米株の堅調などを眺めてドル/円が小幅ながら上昇する流れとなっており、クロス円もつれ高となっています。ただ、ドルインデックスの下落を眺めてドル/円が伸びを欠いたことなどを背景に、全体的に円売り圧力は限定的となりました。現状ドル/円は146円台半ば、ユーロ/円は158円台半ば、ポンド/円が184円台半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.8.28

米追加利上げの可能性を残し、円軟調
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米短期債利回りの上昇が意識されてドルインデックスが上昇しての引けとなりました。パウエルFRB議長が年内の追加利上げの可能性が改めて示されたとの思惑からドルに対する買いが強まりました。ユーロ/ドルは1.07ドル台後半、ポンド/ドルは1.25%台半ばから後半でそれぞれ引けました。円は軟調地合い。ドルインデックスが上昇したことなどを背景に、ドル/円が底堅い動きとなり、クロス円も堅調地合いとなりました。円は主要通貨に対して売られる展開となりました。ドル/円は146円台半ば、ユーロ/円は158円台前半、ポンド/円は184円台前半でそれぞれ引けました。






モーニングレポート 2023.8.25

米国債利回り上昇で、ドル/円145円後半に
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米国債利回りが上昇する中でドルに対する買い意欲が強まり、上値を拡大する展開となっています。欧州債利回りが上値を抑えられてこともドルの下値を支えました。特にポンドに対する売り圧力が強まっています。現状ユーロ/ドルは1.08ドル台前半、ポンド/ドルは1.26ドル台前半でそれぞれ推移しています。円はまちまちでの推移。ドルインデックスの上昇を背景に、ドル/円が1円超の上昇となる一方、ポンドやオセアニア通貨に対する売りが強まる中、対円でもマイナス圏での推移となっています。ユーロ/円は小幅ながらプラス圏で推移しています。現状ドル/円は145円台後半、ユーロ/円は157円台半ばから後半、ポンド/円は183円台半ばから後半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.8.24

米PMIが市場予想を下回り、ドル/円軟調に
為替相場では、ドルインデックスが下落。米国債利回りが大幅低下となったことなどを眺めてドルに対する売り圧力が強まる展開となりました。ユーロ/ドルは1.08ドル台半ば、ポンド/ドルは1.27ドル台前半でそれぞれ推移しています。円は買われやすい地合い。豪ドル/円などは小幅に上昇していますが、米国債利回りの大幅低下を眺めてドル/円が下げ幅を拡大する中、クロス円も全体的には上値を抑えられる展開となりました。現状ドル/円は144円台後半、ユーロ/円は157円台前半から半ば、ポンド/円は184円台前半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.8.23

ダウの軟調を眺め、円買い優勢の展開
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米短期債利回りの上昇や欧州債利回りの大幅低下を眺めたユーロ売りの流れが強まり、ドルインデックスは底堅い動きとなりました。ただ、オセアニア通貨や対円ではドルの上値が抑えられる展開となっています。現状ユーロ/ドルは1.08ドル台半ば、ポンド/ドルは1.27ドル台前半でそれぞれ推移しています。円は堅調地合い。ダウの軟調地合いを眺めてリスク回避的な動きから、円買い圧力が強まる展開となっています。ドル/円は再度146円を割り込む動きとなっており、ユーロ/円は1円超の下落となりました。現状ドル/円は145円台後半、ユーロ/円は158円台前半、ポンド/円は185円台半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.8.22

金利差拡大の思惑から、円売り加速
為替相場では、ドルインデックスが小幅に下落。米国債利回りは上昇しての引けとなりましたが、欧州債利回りの上昇やドル買いに対する調整の動きなどが強まり上値が抑えられる展開となっています。ユーロ/ドルは1.08ドル台後半、ポンド/ドルは1.27ドル台半ばでそれぞれ推移しています。円は軟調地合い。ドル/円が146円台を回復する中で、クロス円も上値を拡大する展開となっています。米国債利回りの上昇などを背景に、日米金利差の拡大に対する思惑から、円売り圧力が強まりました。現状ドル/円は146円台前半、ユーロ/円は159円台前半、ポンド/円は186円台半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.8.21

円安基調一服
為替相場では、ドルインデックスが小幅に下落。米国債利回りの上値の重い展開などを背景にドルに対する売りの流れが強まりました。ただ、ユーロ/ドルなどは前日終値比ほぼ変わらずでの水準となっており、方向感の見えにくい流れとなりました。ユーロ/ドルは1.08ドル台半ばから後半、ポンド/ドルは1.27ドル台前半から半ばでそれぞれ引けました。円は堅調地合い。ダウは持ち直したものの、米株の上値の重い展開が継続していることや、ドルインデックスの下落を眺めてドル/円がマイナス圏での引けとなったことなどを受けてクロス円も軟調地合いとなりました。全体的にはここまでの円売りに対する修正の動きが展開されました。ドル/円は145円台前半から半ば、ユーロ/円は158円台前半、ポンド/円は185円台前半でそれぞれ引けました。






モーニングレポート 2023.8.18

ダウの大幅下落を背景に、円買い優勢
為替相場では、ドルインデックスがほぼ変わらずでの推移。米国債利回りがまちまちでの引けとなる中で様子見ムードが強まりました。ユーロ/ドルは小幅に下落する一方、ポンド/ドルが小幅に上昇する展開となっています。手掛かり材料難の中で様子見ムードが強まる展開となっています。現状ユーロ/ドルは1.08ドル台半ばから後半、ポンド/ドルは1.27ドル台半ばでそれぞれ推移しています。円は堅調地合い。米株の大幅下落を眺めて円に対する買い戻しの動きが強まる展開となっています。ドル/円が146円台を割り込む中でクロス円も軟調地合いとなっています。現状ドル/円は145円台後半、ユーロ/円は158円台半ば、ポンド/円は185円台後半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.8.17

米国債利回りの上昇を背景に、円安継続
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米国債利回りの上昇を眺めて底堅い動きが展開されました。ただ、BOEの金融引き締めに対する思惑などからポンドに対する買い意欲が根強く、ポンド/ドルはプラス圏での推移となりました。現状ユーロ/ドルは1.08ドル台後半、ポンド/ドルは1.27ドル台前半でそれぞれ推移しています。円は軟調地合い。米国債利回りの上昇に伴うドルインデックスの上昇を眺めてドル/円が上値を拡大しており、クロス円も下値を支えられる展開となっています。米株の軟調地合いを眺めて高値からは調整の動きが入っていますが、146円台を維持、146円台前半で推移しています。また、ユーロ/円は159円台前半、ポンド/円は186円台前半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.8.16

英賃金、前年同月比7.8%上昇で過去最高に
為替相場では、ドルインデックスが小幅に上昇。米国債利回りがまちまちとなったことで様子見ムードが強まる展開となっています。ユーロ/ドルが小幅に下落する一方、ポンド/ドルは賃金が過去最高の伸びとなったことで上昇する展開となっています。ただ、全体的には方向感の見えにくい流れとなっています。現在、ユーロ/ドルは1.09ドル台前半、ポンド/ドルは1.27ドル台前半でそれぞれ推移しています。円は小幅まちまち。ドルインデックスの上昇を眺めてドル/円が小幅に上昇する展開となりましたが、オセアニア通貨に対する売りが展開され、豪ドル/円などはマイナス圏での推移となっています。ただ、全体的には様子見ムードが強まる流れであり、小動きとなっています。現状ドル/円は145円台半ば、ユーロ/円は158円台半ばから後半、ポンド/円は184円台後半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.8.15

様子見ムードも円安基調継続
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米国債利回りの上昇や米株の堅調地合いなどを眺めてドルに対する買い意欲が強まる展開となっています。ただ、手掛かり材料に欠ける中で、積極的にドルを買う動きにはなっておらず、様子見ムードが強まりました。現状でユーロ/ドルは1.09ドル台前半、ポンド/ドルは1.26ドル台後半でそれぞれ推移しています。円は軟調地合い。ドルインデックスの上昇を眺めてドル/円が上昇する流れとなっており、クロス円も全体的に底堅い動きが展開されています。米株の上昇も円売りの流れをサポートしています。ただ、市場全体に様子見ムードが強まる中で、円売り圧力も減退しています。現状ドル/円は145円台半ば、ユーロ/円は158円台半ばから後半、ポンド/円は184円台半ばでそれぞれ推移しています。