モーニングレポート 2023.10.2
ドルインデックスは小幅下落
為替相場はドルインデックスが小幅に下落しての引けとなりました。大きな動きにはなりませんでしたが、米国債利回りの上値が抑えられたことなどを背景に、ドルに対する調整売り圧力が意識される展開となりました。ただ、米国の金融引き締めの長期化に対する警戒感は根強く、ドルを積極的に売り込む展開にはなりませんでした。ユーロ/ドルは1.05ドル台半ばから後半で、ポンド/ドルは1.21ドル台後半で、それぞれ引けました。
一方、円は軟調地合いとなって引けました。大きな動きにはなっていませんが、日米金利差の拡大に対する思惑からドル/円が底堅い動きとなりクロス円も買われやすい地合いとなりました。ややカナダドル/円が売られたものの、全体的には円売りの流れが意識される展開となりました。ドル/円は149円台前半から半ばで、ユーロ/円は157円台後半で、ポンド/円は182円台前半で、それぞれ引けました。