モーニングレポート 2024.06.28
ドルインデックスは下落/strong>
為替相場はドルインデックスが下落しての推移となっています。米国債利回りが軟調地合いとなったことなどを背景に、ドルに対する売り圧力が強まる流れとなっています。米国の金融政策の先行きに対する不透明感が強まる中で積極的にドルを売る動きにはなっておらず、ドルインデックスは下げ渋りました。ユーロ/ドルは1.07ドル台前半、ポンド/ドルは1.26ドル台半ばでそれぞれ推移しています。
円は小幅まちまちでの推移となっています。ドルインデックスは下落していますが、底堅い米株を背景に円売りの流れが継続しており、ドル/円は小幅に上昇しての推移となっています。日米の金利差が意識される展開で、ドル/円が底堅い動きとなっていることを背景に、クロス円も全体的に堅調地合いとなっています。ただ、調整の動きもあり、上値は抑えられています。ドル/円は160円台半ばから後半、ユーロ/円は172円台前半、ポンド/円は203円台前半、豪ドル/円は106円台後半でそれぞれ引けました。