モーニングレポート 2024.03.27
ドルインデックスは上昇/strong>
為替相場はドルインデックスが小幅に上昇しての推移となっています。米国債利回りの低下などを眺めて積極的にドルを売る動きにはならなかったものの、ユーロやポンドに対する売りの流れが継続する中で、ドルの下値が支えられる展開となっています。現状ユーロ/ドルは1.08ドル台前半から半ば、ポンド/ドルは1.26%台前半でそれぞれ推移しています。
円は小幅に下落する流れとなっています。米PCEデフレーターの発表を控えていることもあって大きな動きにはなっていませんが、円売りの流れが維持されており、ドル/円、クロス円ともにじり高基調となっています。日本の金融政策に対する思惑から円に対する買いが意識される場面もありますが、まだ緩和的な金融政策を維持するといった見方が根強く、円の上値を抑えています。現状ドル/円は151円台半ば、ユーロ/円は164円台前半、ポンド/円は191円台前半、豪ドル/円は98円台後半でそれぞれ推移しています。