モーニングレポート 2023.2.7
米雇用統計の発表を機に、円の軟調継続
為替相場では、ドルインデックスが続伸。米国債利回りの大幅上昇を背景にドルに対する買い意欲が強まり、上値を拡大する展開となっています。現状ユーロ/ドルは1.07ドル台前半、ポンド/ドルは1.20ドル台前半でそれぞれ推移しています。円は軟調地合いで推移。ドル/円が上値を拡大する動きとなったことを眺めてクロス円も上昇基調となっています。次期日銀総裁人事で雨宮副総裁へ打診といった報道が流れたことを受けて円売り圧力が強まる展開となっています。茂木自民幹事長がこれから最終調整と発言していますが、円は軟調地合いを維持しています。現状ドル/円は132円台半ば、ユーロ/円は142円台前半、ポンド/円は159円台半ばでそれぞれ推移しています。