モーニングレポート 2022.3.21
ドルインデックスは堅調地合い
為替相場では、ドルインデックスが堅調地合いで引けています。米長期債利回りは低下しているものの、米国の金融引き締めに対する思惑から短期債利回りが上昇基調を強めたことがドルの下値を支える展開となっています。ドルインデックスは98台を回復しての推移となっています。ユーロ/ドルは1.10ドル台半ばまで下落する展開となっています。ただ、ポンドに対する買い意欲の強まりからポンド/ドルが1.31ドル台後半まで上昇するなど、ドルインデックスの上値は抑えられました。一方、円はまちまちでの推移となりました。日米の金融政策発表を受けてドル/円は上昇基調を強めており、一時119円台半ばまで上昇しました。その後は調整の動きに上値を抑えられたものの、119円台を維持しての動きであり、底堅い動きが展開されました。一方、クロス円はユーロ/円が軟調地合いとなったものの、小幅安となっており、ポンド/円は1円以上の上昇となって157円台を回復しての引けとなりました。