モーニングレポート 2024.02.27
ドルインデックスは小幅下落
為替相場はドルインデックスが小幅に下落しての推移となっています。米国債利回りはプラス圏での推移となっていますが、欧州債利回りが上値を拡大したことでユーロに対する買いが強まっており、反射的にドルの上値が抑えられる展開となっています。現状ユーロ/ドルは1.08ドル台半ば、ポンド/ドルは1.26ドル台後半でそれぞれ推移しています。
円は小幅まちまちでの引けとなりました。ドル/円は米国債利回りの上昇などを眺めて日米金利差縮小に対する思惑が後退していることから堅調地合いとなりました。ただ、オセアニア通貨に対する調整売りが展開されています。全体的にはやや円安基調となっていますが、大きな動きにはなっておらず、様子見ムードが強まっています。現状ドル/円は150円台半ばから後半、ユーロ/円は163円台半ば、ポンド/円は191円台前半、豪ドル/円は98円台半ばでそれぞれ推移しています。