モーニングレポート 2023.5.19

ドル高を背景にクロス円上昇で、円独歩安
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米国債利回りの上昇などを背景にドル買い圧力が強まる展開となっています。ドルは主要通貨に対して買われる地合いとなっており、ドルインデックスは103を突破して上値を拡大する展開となっています。現状ユーロ/ドルは1.07ドル台半ばから後半、ポンド/ドルは1.24ドル台前半でそれぞれ推移しています。円は軟調地合い。ドルインデックスの上昇などを背景にドル/円が1円超の続伸となっており、クロス円もつれ高となっています。ダウが持ち直したことも円売りの流れを意識させる展開となっており、円は主要通貨に対して独歩安となっています。現状ドル/円は138円台半ばから後半、ユーロ/円は149円台半ば、ポンド/円は172円台前半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.5.18

リスク志向の高まりから、円軟調
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米国債利回りの上昇などを背景にドル買い圧力が強まる展開となっています。米国のデフォルトに対する警戒感が後退したこともドルに対する買い安心感を強める流れとなっています。ただ、リスク志向の動きが強まったことで安全資産としてのドルに対する買い意欲が弱まり、やや上値を抑えられました。ユーロ/ドルは1.08ドル台前半から半ば、ポンド/ドルは1.24ドル台後半でそれぞれ推移しています。円は軟調地合い。ドルインデックスの上昇などを背景にドル/円が1円超の上昇となっており、クロス円もつれ高となっています。また、米株の大幅上昇などを背景にリスク志向の動きが展開されており、円が売られやすい地合いとなりました。現状ドル/円は137円台半ば、ユーロ/円は149円台前半、ポンド/円は171円台後半で、それぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.5.17

米国債利回りの上昇を受け、ドル堅調
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米国債利回りの上昇などを背景にドル買い圧力が強まる展開となっています。当局関係者が相次いで年内の利下げを否定する中でドルの下値が支えられており、主要通貨に対して買いが優勢となりました。ただ、ユーロなども底堅い動きとなっており、積極的にドルが上値を追うといった展開にはなっていません。現状ユーロ/ドルは1.08ドル台半ば、ポンド/ドルは1.24ドル台後半でそれぞれ推移しています。円はまちまちでの推移。ドルインデックスの上昇を眺めてドル/円が堅調地合いとなり、クロス円も底堅い動きが展開されました。ただ、ポンド/円などは調整の動きから上値を抑えられています。また、米株の軟調地合いを眺めた円買いの動きも見られており、全体的には前営業日終値を意識した水準で推移しています。現状ドル/円は136円台半ば、ユーロ/円は148円台前半、ポンド/円は170円台前半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.5.16

クロス円好調で、円独歩安
為替相場では、ドルインデックスが下落。米国債利回りは上昇したものの、ユーロやポンドに対する買い戻しの動きなどが意識される中でドルの上値が抑えられる展開となりました。NY地区連銀製造業景気指数が予想を下回ったこともドルに対する売りを後押ししました。現状ユーロ/ドルは1.08ドル台半ばから後半、ポンド/ドルは1.25ドル台前半でそれぞれ推移しています。円は軟調地合いで推移。米株・日本株の底堅い動きや米国債利回りの上昇などを背景に、ドル/円が136円台を回復しており、クロス円もしっかりとした動きが展開されています。ユーロ/円は148円台に、ポンド/円は1円以上の上昇となって170円台をそれぞれ回復しており、上値を拡大しています。現状ドル/円は136円台前半、ユーロ/円は148円台前半、ポンド/円は170円台半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.5.15

米債券利回りの上昇で、ドル買い優勢
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米国債利回りの上昇などを眺めてドル買い圧力が強まる展開となりました。リスク回避的な動きが意識される中で安全資産としてのドル買いの動きが強まる状況となりました。ユーロ/ドルは1.08ドル台半ば、ポンド/ドルは1.24ドル台半ばでそれぞれ引けました。円は全体的に軟調地合いで推移。リスク回避的な動きから円に対する買いの動きも見られましたが、ドルインデックスの上昇を受けたドル/円の持ち直しなどが意識され、クロス円も底堅い動きが展開されました。ドル/円は135円台半ばから後半、ユーロ/円は147円台前半、ポンド/円は168円台後半でそれぞれ引けました。






モーニングレポート 2023.5.12

リスク回避の動きが高まり、円堅調
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米国の生産者物価指数を受けて米国債利回りの上値が抑えられており、ドルの上値も抑えられる場面もありましたが、リスク回避的な動きが意識される状況からドルに対する買い意欲が強まる状況となっています。また、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁のタカ派的な発言もドルの下値を支えました。現状ユーロ/ドルは1.09ドル台前半、ポンド/ドルは1.25ドル台前半でそれぞれ推移しています。円はまちまちでの推移。ドル/円がドルインデックスの上昇を背景にしっかりとした動きとなる一方、クロス円は全般的に下落しています。米株の軟調地合いなどを背景に円に対する買い意欲が高まり、全体的に円は堅調地合いとなりました。現状ドル/円は134円台半ば、ユーロ/円は146円台後半、ポンド/円は168円台前半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.5.11

ドル安基調の中、円反発
為替相場では、ドルインデックスが軟調地合い。米消費者物価指数を受けて米国債利回りが低下していることを背景に、ドルに対する売り圧力が強まる展開となっています。ECBが9月の利上げの必要性を検討しているとの報道がユーロ買いを後押ししたこともドルの上値を抑える要因となっています。現状ユーロ/ドルは1.09ドル台後半、ポンド/ドルは1.26ドル台前半でそれぞれ推移しています。円は買われやすい地合い。ドルインデックスの下落を眺めてドル/円が下落基調を強めており、クロス円もつれ安基調となっています。円に対する買い戻しの動きが意識される中、主要通貨に対して円高基調が強まる状況となっています。現状ドル/円は134円台前半から半ば、ユーロ/円は147円台半ば、ポンド/円は169円台半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.5.10

様子見ムードの中、円は小幅まちまちの展開
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米国債利回りがしっかりとした動きとなっていることなどを眺めてドル買い圧力が強まる展開となっています。ただ、米消費者物価指数の発表を控えていることで方向感を探る展開が続いています。現状ユーロ/ドルは1.09ドル台半ば、ポンド/ドルは1.26ドル台前半でそれぞれ推移しています。円は小幅まちまち。ドルインデックスの上昇を眺めてドル/円がしっかりとした動きとなる一方、ユーロ/円などは小幅に下落しており、全体的に円は小動きとなっています。様子見ムードが意識される中で方向感を探る展開となっています。現状ドル/円は135円台前半、ユーロ/円は148円台前半、ポンド/円は170円台半ばから後半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.5.9

米債券利回りの上昇基調を背景に、ドル底堅い展開
為替相場では、ドルインデックスが小幅に上昇。米消費者物価指数の発表を控えていることもあって大きな動きにはなっていないものの、米国債利回りの上昇などを眺めてドルに対する買いの動きが強まりました。現状ユーロ/ドルは1.10ドル台前半、ポンド/ドルは1.26ドル台前半でそれぞれ推移しています。円は堅調地合い。ドル/円が135円台に突入する中でクロス円も全般的に買われやすい地合いとなっています。ただ、全体的には大きな動きにはなっておらず、様子見ムードとなっています。米株が小動きとなる中で方向感の見えにくい流れとなっています。現状ドル/円は135円台前半、ユーロ/円は148円台半ば、ポンド/円は170円台半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.5.8

米株高、米国債金利の上昇を背景に、円売り加速
為替相場では、ドルインデックスが小幅に下落。米国債利回りは短期債を中心に大幅上昇となりましたが、ユーロやポンドに対する買い意欲が根強く、ドルの上値を抑える流れとなりました。ただ、ドルは対円などでは買われる展開であり、ドルインデックスは大きな動きにはなりませんでした。ユーロ/ドルは1.10ドル台前半、ポンド/ドルは1.26ドル台前半から半ばでそれぞれ引けました。円は軟調地合いとなりました。米国債利回りの上昇を眺めてドル/円がしっかりとした動きとなったことを背景に、クロス円も上昇基調となりました。特にポンド/円や豪ドル/円は1円超の上昇となるなど上値を拡大しています。株高を背景に円売り圧力が強まる展開となりました。ドル/円は134円台後半、ユーロ/円は148円台前半から半ば、ポンド/円は170円台前半でそれぞれ引けました。






モーニングレポート 2023.5.5

ドルインデックスは小幅に上昇
為替相場では、ドルインデックスが小幅に上昇。米短期債利回りは低下しているものの、下げ幅を縮小する展開となったことや、長期債利回りが上値を拡大したことなどを背景に、ドルに対する買いが強まる展開となりました。ただ、米雇用統計を控えていることもあって様子見ムードが強まり、方向感の見えにくい展開となりました。現状ユーロ/ドルは1.10ドル台前半、ポンド/ドルは1.25ドル台半ばから後半でそれぞれ推移しています。円は買い優勢の展開が継続。米株の軟調地合いを眺めてリスク回避的な動きが展開され、円に対する買い意欲が強まる状況となっています。ただ、米株が下げ幅を縮小する展開となる中で円に対する調整の売りも見られ、下げ幅を縮小しました。ドル/円は134円台前半、ユーロ/円は147円台後半、ポンド/円は168円台後半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.5.4

米金利の先安感が嫌気され、ドル続落
為替相場では、ドルインデックスが続落。米国債利回りの大幅低下を受けてドルに対する売りの流れが展開されました。ドルは主要通貨に対して全般的に売られる展開となっており、特に対円でのドル売りが強まっています。現状ユーロ/ドルは1.10ドル台半ば、ポンド/ドルは1.25ドル台半ばでそれぞれ推移しています。円は買い戻しの動きを継続。ドルインデックスの下落を受けてドル/円が大幅下落となる中でクロス円も軟調地合いとなっています。ドル/円やユーロ/円などは1円超の下落となっており、下値を拡大しています。米株が引けにかけて下げ幅を拡大する中で、円に対する買いの動きが強まりました。ドル/円は134円台後半、ユーロ/円は149円台前半、ポンド/円は169円台半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.5.3

ドルインデックスは下落
為替相場では、ドルインデックスが下落。米国債利回りの大幅低下を受けてドルに対する売りの流れが展開されました。ただ、ポンド/ドルは軟調地合いとなるなど、積極的にドル売り込む流れとはなっていません。様子見ムードとなる中、ユーロ/ドルは1.09ドル台後半、ポンド/ドルは1.24ドル台半ばでそれぞれ推移しています。円は買い戻しの動きが強まる展開となっています。ドルインデックスの下落を受けてドル/円が軟調地合いとなる中で、クロス円も上値を抑えられています。米株が大幅下落となり、リスク回避的な動きが強まる中で円に対する買いの動きが展開されたことも円高基調を強めました。ドル/円は136円台半ば、ユーロ/円は150円台前半、ポンド/円は170円台前半から半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.5.2

米国債利回りの上昇によるドル買いで、円安加速
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米国債利回りが大幅上昇となる中で、ドルに対する買い意欲が強まる流れとなっています。ドルインデックスは102を回復しての推移となっています。現状ユーロ/ドルは1.10ドルを割り込む展開となって1.09ドル台半ばから後半、ポンド/ドルは1.25ドルを割り込み1.24ドル台後半でそれぞれ推移しています。円は売り圧力が強まる展開。ドルインデックスの上昇を眺めてドル/円が1円超の上昇となるなど大幅上昇となって推移しています。その他のクロス円も上昇基調が展開され、つれ高となって堅調地合いを維持しました。現状ドル/円は137円台半ば、ユーロ/円は150円台後半、ポンド/円は171円台半ばから後半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.5.1

日銀金融緩和維持で、円独歩安
為替相場では、ドルインデックスが小幅に上昇して引けました。ドルは対円で大幅上昇となる一方、対ポンドでは軟調地合いとなるなど、やや方向感の見えにくい状況となりました。ただ、米国債利回りが大幅に低下する中でドルに対する売り圧力は根強く、上値を抑えられる展開となりました。結局ユーロ/ドルは1.10ドル台前半、ポンド/ドルは1.25ドル台半ばでそれぞれ引けました。円は売り圧力が強まる展開となりました。ドル/円が2円超、ポンド/円に至っては3円超の上昇となる中で、クロス円は全般的に上値を拡大する展開となりました。植田日銀総裁の記者会見でハト派的な金融政策の継続が意識され、円売り圧力が強まる展開となりました。ドル/円は136円台前半、ユーロ/円は150円台前半、ポンド/円は171円台前半でそれぞれ引けました。






モーニングレポート 2023.4.28

ダウの大幅上昇で、ドル買い優勢
為替相場では、ドルインデックスが小幅に上昇。米国債利回りの上昇などを受けてドルに対する買いの動きが展開されやすい状況となっています。ただ全体的には大きな動きにはなっておらず、様子見ムードとなっています。ユーロ/ドルは1.10ドル台前半、ポンド/ドルは1.24ドル台後半でそれぞれ推移しています。一方、円は軟調地合いとなっています。米株の上昇などを背景に、円に対する売り圧力が強まる展開となっています。ただ、日銀の金融政策決定会合を控えていることもあって様子見ムードが強まり、全体的には大きな動きにはなりませんでした。ドル/円は133円台後半で、ユーロ/円は147円台半ばから後半で、ポンド/円は167円台半ばで、それぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.4.27

ECBの利上げ期待から、ユーロ堅調
為替相場では、ドルインデックスが下落。米国債利回りは短期債利回りがマイナス圏に転じたものの、全体的には底堅い動きとなっていますが、ECBの金融引き締めに対する思惑が意識されてユーロに対する買い意欲が強まっており、ドルの上値を抑えました。ユーロ/ドルは1.10ドル台半ば、ポンド/ドルは1.24ドル台半ばでそれぞれ推移しています。円はまちまちでの推移。リスク回避的な動きが強まる中で円に対する買い意欲が強まる展開となりましたが、ユーロ/円やポンド/円はしっかりとした動きが展開されてプラス圏での推移となっています。全体的にはやや円買いといった状況となっていますが、大きな方向感は見えにくい状況となっています。現状ドル/円は133円台半ば、ユーロ/円は147円台半ば、ポンド/円は166円台半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.4.26

米景気の失速懸念から、円対主要通貨で独歩高
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米国債利回りは大幅下落となっていますが、リスク回避的な動きの強まりを眺めて安全資産であるドルに対する買いの流れが強まりました。ここまでの下落に対する調整の動きも追い風となり、堅調地合いとなりました。ユーロ/ドルは1.09ドル台半ばから後半、ポンド/ドルは1.24ドル台前半でそれぞれ推移しています。円は全体的に堅調地合いでの推移。リスク回避的な動きが強まる中で円に対する買い意欲が強まり、ユーロ/円やポンド/円などは1円超の下落となっています。円は主要通貨に対して独歩高となっています。現状ドル/円は133円台半ばから後半、ユーロ/円は146円台半ばから後半、ポンド/円は166円前後を推移している。






モーニングレポート 2023.4.25

ECBは50bp利上げの可能性、ドルインデックスは軟調
為替相場では、ドルインデックスが軟調地合いで推移。米国債利回りの低下などを眺めドル売り圧力が強まる展開となっています。シュナーベルECB専務理事が『来週のECBでの50bpの利上げは検討対象外ではない』などと述べたことでECBの金融引き締めに対する思惑が高まり、ユーロに対する買い圧力が強まったこともドルの上値を抑えました。現状ユーロ/ドルは1.10ドル台半ば、ポンド/ドルは1.24ドル台後半でそれぞれ推移しています。円は全体的に軟調地合いで推移。ダウが底堅い動きを見せたことや、日銀の金融政策に対するタカ派的な見方の後退などから円売りの流れが維持されています。ドルインデックスが下落したものの、ドル/円は底堅い動きを見せており、クロス円はユーロ/円などを中心に上昇基調を強める展開となりました。現状、ドル/円は134円台前半、ユーロ/円は148円台前半、ポンド/円は167円台半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.4.24

米企業決算が意識され、様子見ムード継続
為替相場では、ドルインデックスが小幅に下落しました。米国債利回りは上昇しましたが、ECBの金融引き締めに対する思惑が意識され、ユーロ/ドルは底堅い展開となりました。ただ、全体的には様子見ムードが強く、大きな動きにはなりませんでした。ユーロ/ドルは1.09ドル台後半、ポンド/ドルは1.24ドル台前半から後半でそれぞれ引けました。円は全体的に堅調地合いとなって引けました。ドルインデックスの下落を眺めてドル/円が小幅に下落したものの、ユーロに対する根強い買い意欲を受けてユーロ/円は小幅に上昇しての引けとなりました。ただ、クロス円はオセアニア通貨などが下げ幅を拡大しており、全体的に上値を抑えられました。ドル/円は134円台前半、ユーロ/円は147円台半ば、ポンド/円は166円台後半でそれぞれ引けました。