モーニングレポート 2022.11.4
米金利上昇を背景に、ドル堅調
為替相場では、ドルインデックスが大幅上昇。FOMCとパウエルFRB議長の会見を受けたドル買いの流れが継続しており、ドルインデックスは113を挟んでの動きが展開されています。英中銀は75bpの利上げを決定したものの、ハト派的な意向を示しており、ポンドに対する売り圧力が強まり、ポンド/ドルは1.11ドル台半ばまで急落しています。また、ユーロ/ドルも0.97ドル台半ばまで下落する展開となっています。円は全体的には買われやすい地合いとなっています。ドルインデックスの大幅上昇を受けてドル/円はプラス圏での推移となりましたが、クロス円は米株安などを背景に上値の重い展開となっています。特にポンド/円は3円前後の下落となるなど下げ幅を拡大しています。ユーロ/円は144円台半ばまで押し込まれています。