モーニングレポート 2023.4.21
米株の軟調をうけ、ポジション調整により円優勢
為替相場では、ドルインデックスが小幅に下落。米国債利回りの大幅低下などを眺めてドルに対する売り圧力が強まる展開となっています。ECBの金融引き締めに対する思惑も意識されていますが、ここまでの下落に対する調整の動きもあり、積極的に売り込む展開にはなりませんでした。ユーロ/ドルは1.09ドル台半ばから後半、ポンド/ドルは1.24ドル台半ばでそれぞれ推移しています。円は堅調地合いで推移。ドルインデックスの下落を受けてドル/円が上値を抑えられる展開となり、クロス円も概ねマイナス圏での推移となっています。豪ドル/円は小幅に上昇していますが、全体的に円に対する買い意欲が強まる展開となっています。ドル/円は134円台前半、ユーロ/円は147円台前半、ポンド/円は167円台前半でそれぞれ推移しています。