モーニングレポート 2023.5.30
米国債利回りの下落を受け、ドル売り円買い
為替相場では、ドルインデックスが小幅に下落。米国債利回りの大幅下落などを眺めてドル売り圧力が強まる展開となっています。ただ、欧州債利回りの低下や米国の金融引き締めに対する思惑などから下げ渋る展開となっています。現状、ユーロ/ドルは1.07ドル台前半から半ば、ポンド/ドルは1.24ドル台前半でそれぞれ推移しています。円は堅調地合いで推移。ドルインデックスが下落したことで、ドル/円の上値が抑えられ、クロス円も軟調地合いとなっています。円は主要通貨に対して買われる展開となっています。ダウの軟調地合いも円に対する買い意欲を強める流れとなっています。ただ、ダウが下げ幅を縮小する中で積極的に円を買う動きにはなっていません。現状ドル/円は139円台後半、ユーロ/円は150円台前半、ポンド/円は173円台半ばでそれぞれ推移しています。