モーニングレポート 2023.1.10

米国債利回りの低下で、ドルインデックス続落
為替相場では、ドルインデックスが続落。米国債利回りの低下などを眺めてドル売りの流れが強まる展開となっています。一時、米国債利回りの下げ渋りを受けて持ち直す場面もありましたが、戻りは弱く上値を抑えられています。現状ユーロ/ドルは1.07ドル台前半、ポンド/ドルは1.21ドル台後半でそれぞれ推移しています。円はまちまちでの推移となっています。ドルインデックスの下落を受けてドル/円が132円を割り込む一方、クロス円が上昇しています。全体的には円売りの流れが強まる状況ではありますが、ダウがマイナス圏に転じたことでクロス円は円売りの流れが巻き戻される展開となっています。現状ドル/円は131円台後半、ユーロ/円は141円台半ば、ポンド/円は160円台半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.1.9

米債券利回りの低下を背景に、ドル売り加速
為替相場では、ドルインデックスが大幅下落となって引けました。米国債利回りの低下などを背景に、ドルに対する売り圧力が強まる展開となりました。米株の大幅上昇を受けて安全資産としてのドル買いの流れが巻き戻されたこともドルの上値を抑える展開となっています。ユーロ/ドルは1.06ドル台を回復しての動きとなり、ポンド/ドルは1.20ドル台を突破しての引けとなりました。豪ドル/ドルなども大きく上昇しており、ドルは主要通貨に対して売られる展開となりました。円はまちまちでの引けとなりました。ドル/円が下落する一方、クロス円は全体的には底堅い動きとなっています。ドルインデックスの大幅下落を眺めてドル/円は上値を抑えられ、一時132円を割り込む水準まで下落しました。その後の戻りも弱く、132円台前半での引けとなりました。一方のクロス円は米株高などを背景に底堅い動きとなりました。ユーロ/円は140円台半ば、ポンド/円は159円台半ばから後半での引けとなりました。






モーニングレポート 2023.1.6

米株安を背景としたポジション調整により、円買い優勢
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米短期債利回りの大幅上昇などを背景に、ドルに対する買い意欲が強まっています。米国のタカ派的な金融政策に対する思惑から、先高観が意識される状況となっています。現状ユーロ/ドルは1.05ドル台前半、ポンド/ドルは1.19ドル台前半でそれぞれ推移しています。円は全体的には買い優勢の流れとなっています。ドルインデックスの大幅上昇を受けてドル/円は上値を拡大していますが、クロス円は軒並み下落する展開となっており、米株安などを背景に円に対する買い戻しの動きが展開されています。ドル/円も一時は134円台を付ける場面もありましたが、目先は133円台半ばまで下落しての動きとなっています。また、ユーロ/円は140円台前半、ポンド/円は1円超の下落となって158円台後半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.1.5

円、対主要通貨で独歩安
為替相場では、ドルインデックスが下落。米国債利回りの低下などを背景にドルは軟調地合いとなりました。ただ、FOMC議事要旨でタカ派的な内容となったことで軟調ながらも下げ渋るという展開となりました。現状ユーロ/ドルは1.06ドル台前半、ポンド/ドルは1.20ドル台半ばでそれぞれ推移しています。円は大幅下落となっています。ここまでの円高に対する調整の動きや、米株高などを背景に、円売り圧力が強まる展開となっています。ドル/円は1円超の上昇となり、ユーロ/円は2円超、ポンド/円は3円超の上昇となっています。円は主要通貨に対して独歩安基調となっています。現状ドル/円は132円台半ばから後半、ユーロ/円は140円台半ばから後半、ポンド/ドルは159円台後半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.1.4

米建設支出が市場予想を上回り、ドル買い優勢
為替相場では、ドルインデックスが大幅上昇。米国債利回りは低下していますが、米建設支出が市場予想を上回ったことや、ユーロなどに対する売り圧力が強まったことなどを背景に、ドル買いの流れが強まりました。現状ユーロ/ドルは1.05ドル台半ば、ポンド/ドルは1.20ドルを割り込み1.19ドル台半ばで推移しています。円は買われやすい地合いとなっています。米株安を背景に円買い圧力が強まる展開となっています。日銀の金融政策に対する思惑も円買いを意識させる流れとなっています。ユーロ/円は1円超の下落となっています。ただ、ドルインデックスの大幅上昇を背景に、ドル/円はプラス圏に浮上する展開となり、一時130円を割り込む動きとなっていましたが、目先は131円を意識しての動きとなっています。現状ドル/円は130円台後半、ユーロ/円は138円台前半、ポンド/円は156円台半ばから後半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2022.12.30

ドルの下落に、クロス円つれ安
為替相場では、ドルインデックスが下落。米長期債利回りの下落や米株高などを眺めてドルに対する調整売りが強まりました。ドルインデックスは104を割り込む動きとなっており、下値を拡大しています。現状ユーロ/ドルは1.06ドル台半ば、ポンド/ドルは1.200ドル台半ばでそれぞれ推移しています。円は買われやすい地合いとなりました。ドルインデックスの下落を受けてドル/円が1円超の下落となり、133円台を割り込むなど、円に対する買い戻しの動きが強まっています。ドル/円の下落を受けてクロス円も軟調地合いであり、ポンド/円が1円超の下落となっています。現状ドル/円は132円台後半、ユーロ/円は141円台後半、ポンド/円は160円台半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2022.12.29

円は軟調地合いを継続
為替相場では、ドルインデックスが堅調地合いで推移しています。米長期債利回りの上昇や株安を背景とした安全資産としてのドル買いの流れに支えられる展開となっています。ただ、米短期債利回りが低下しているため、そこまで大きな動きにはなりませんでした。現状ユーロ/ドルは1.06ドル台前半、ポンド/ドルは1.20ドル台前半でそれぞれ推移しています。円は売られやすい地合いを継続。ドルインデックスの上昇を背景に、ドル/円が134円半ばまで上昇しており、クロス円も買い優勢の展開となっています。特にポンド/円は1円超の上昇となるなど買い意欲が強まっています。ここまでの円の買い戻しに対する調整の動きが意識されており、円売りの流れが強まっています。現状ユーロ/円は142円台半ば、ポンド/円は161円台半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2022.12.28

急激な円高から反転、円は軟調地合い継続
為替相場では、ドルインデックスが小幅に下落。米国債利回りは大幅上昇となっていますが、ユーロに対する買い戻しの動きが意識されたことで、ドルの上値が抑えられる展開となっています。現状ユーロ/ドルは1.06ドル台前半で、ポンド/ドルは1.20ドル台前半で、それぞれ推移しています。円は全体的に売られやすい地合い。ドル/円がダウの持ち直しなどを眺めて底堅い動きとなる中、クロス円もしっかりとした動きが展開されています。急激な円買いの流れに対する調整の動きが意識されており、ドル/円、クロス円ともに底堅い動きが展開されました。現状はドル/円が133円台半ば、ユーロ/円は142円台前半、ポンド/円は160円台半ばで推移しています。






モーニングレポート 2022.12.27

クリスマス休場
クリスマス休場のため、全体的に動意薄。ドル/円は132円台後半、ユーロ/円は141円前半、ポンド/円は160円台前半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2022.12.26

クリスマス休暇を控え、全体的に様子見ムード
為替相場では、ドルインデックスがやや上値を抑えられました。米国債利回りは上昇したものの、積極的にドルを買い進む展開にはならず、クリスマス休暇を控えて様子見ムードが強まる展開となりました。ユーロ/ドルやポンド/ドルは小幅に上昇しましたが、全体的には小動きとなって引けました。ユーロ/ドルは1.06ドル台前半、ポンド/ドルは1.20ドル台半ばでそれぞれ引けました。円は全体的に売られやすい地合いとなりました。米株が持ち直し基調となったことなどを背景に、円に対する売りの流れが強まる展開となりました。ただ、クリスマス休暇を控えて閑散として状況であり、全体的には大きな動きにはならず、様子見ムードがとなっています。ドル/円は132円台後半、ユーロ/円は140円台後半、ポンド/円は160円台前半でそれぞれ引けました。






モーニングレポート 2022.12.23

引き続き、円買い優勢
為替相場では、ドルインデックスが堅調地合い。それほど大きな動きにはなっていないものの、米国の金融政策に対する思惑からドル買いの流れが意識されています。現状ユーロ/ドルは1.05ドル台後半、ポンド/ドルは1.20ドル台半ばでそれぞれ推移しています。円は全体的に買われやすい地合い。ドル/円が小幅に下落する中でクロス円もつれ安となっています。NY時間帯はドル/円が大きな動きとはならなかったため、全体的に方向感の見えにくいレンジ圏での動きが展開されました。ポンド/円がやや下げ幅を拡大したものの、様子見ムードが意識されました。現状ドル/円は132円台前半から半ば、ユーロ/円は140円台前半、ポンド/円は159円台前半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2022.12.22

急激な円高は一服も、円上値が堅い
為替相場では、ドルインデックスが堅調地合い。大きな動きにはなっていないものの、ドルに対する買い戻しの動きが優勢となっています。米国債利回りの低下がドルの上値を抑える一方、急激に進んだ円買いに対する修正の動きがドルの下値を支える流れとなっています。また、金融政策に対する思惑から、ポンドがやや上値を抑えられています。現状ユーロ/ドルは1.06ドル台前半、ポンド/ドルは1.20ドル台後半でそれぞれ推移しています。円は全体的には売られやすい地合い。ポンド/円は上値を抑えられて160円を割り込む動きとなっていますが、日銀の金融政策を受けて進んだ円高の流れが一服し、調整の動きが維持される流れとなっています。ただ、先行きに対する警戒感は根強く、積極的に円を売る動きにはなっていません。現状ドル/円は132円台前半から半ば、ユーロ/円は140円台半ば、ポンド/円は159円台後半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2022.12.21

日銀が長期金利を0.5%まで緩和し、円急騰
為替相場では、ドルインデックスが下落しています。米国債利回りは上昇しているものの、円に対する買い意欲が急激に強まる中でドルの上値が抑えられる流れとなっています。また、対ユーロではそこまで大きな動きにはなっていないものの、ECBの金融引き締めなどに対する思惑も根強く、ユーロ/ドルは小幅に上昇しての推移となっています。対円以外ではそこまで大きな動きにはなっていないものの、ドルの上値の重さが意識される流れとなり、現状ユーロ/ドルは1.06ドル台前半、ポンド/ドルは1.21ドル台後半でそれぞれ推移しています円は買い優勢の流れが強まっています。日銀が長期金利の変動許容幅を0.5%に拡大したことで事実上の利上げとの見方が意識され、ドル/円が急落する展開となりました。クロス円もつれ安の展開となっており、主要通貨に対して全面高の様相となっています。現状ドル/円は131円台後半と5円以上の下落となり、ユーロ/円も140円を割り込む水準での動きとなっています。また、ポンド/円は160円台半ばで推移しています。






モーニングレポート 2022.12.20

材料不足によるポジション調整
為替相場では、ドルインデックスが小幅に下落。米国債利回りの大幅上昇を受けて下値の堅さが意識されているものの、ユーロなどの対する買いの動きが意識される中で、ドルの上値が抑えられています。現状ユーロ/ドルは1.06ドル台前半、ポンド/ドルは1.21ドル台半ばで、それぞれ推移しています。円は売られやすい地合い。ドル/円が137円を挟んでの動きとなるなどしっかりとした動きを見せる中、クロス円も底堅い動きが展開されています。ただ、全体的には手掛かり材料難から方向感の見えにくい流れとなっています。現状ドル/円は136円台後半、ユーロ/円は145円台前半、ポンド/円は166円台前半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2022.12.17

円は対主要通貨で、独歩高
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米国債利回りがまちまちでの引けとなるなかで大きな動きにはならなかったものの、米金融政策の先行きに対する思惑からドルに対する買い意欲は根強く、底堅い動きが展開されました。ユーロ/ドルは1.05ドル台後半、ポンド/ドルは1.21ドル台半ばでそれぞれ引けました。円は買われやすい地合いとなりました。調整の動きや米株の軟調地合いなどを背景に円買い圧力が強まる展開となり、ドル/円が1円超の下落となりました。ユーロ/円やポンド/円も1円を超える下落となっており、円は主要通貨に対して買われやすい地合いとなりました。ドル/円は136円台半ば、ユーロ/円は144円台後半、ポンド/円は166円台前半で引けました。






モーニングレポート 2022.12.16

金融政策の違いで、クロス円まちまち
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米国のタカ派的な金融政策に対する思惑から、ドルに対する買い意欲が強まる展開となっています。一方で英国の金融政策がハト派的なものとなったとの思惑からポンドに対する売り圧力が強まっており、ポンド/ドルが1.22ドルを割り込む水準まで下落しています。現状でユーロ/ドルは1.06ドル台半ば、ポンド/ドルは1.21ドル台後半でそれぞれ推移しています。円はまちまちでの推移となっています。ドルインデックスの上昇などを背景にドル/円が2円超の大幅上昇となっています。一方でクロス円はまちまちでの動きとなっています。ポンドやオセアニア通貨に対する売り圧力が強まる中で円に対する買いが優勢となっています。また、ユーロ/円はECBのタカ派的な金融政策に対する思惑などから1円超の上昇となっています。現状ドル/円は137円台後半、ユーロ/円は146円台半ば、ポンド/円は167円台後半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2022.12.15

米利上げペースの鈍化の可能性が嫌気され、ドル軟調
為替相場では、ドルインデックスが下落。米国債利回りが上値を抑えられたことでドルに対する売りの流れが展開されています。ECBやBOEのタカ派的な金融政策に対する思惑などもドルの上値を抑える展開となっています。現状ユーロ/ドルは1.06ドル台後半、ポンド/ドルは1.24ドル台前半でそれぞれ推移しています。円はまちまちでの推移となっています。ドルインデックスの下落を受けてドル/円が上値の重い展開となり、前営業日比マイナス圏での動きとなっています。一方、クロス円はユーロ/円やポンド/円が上昇しての推移となっており、全体的には方向感の見えにくい流れとなっています。現状ドル/円は135円台前半から半ば、ユーロ/円は144円台半ば、ポンド/円は168円台前半でそれぞれ推移しています。