モーニングレポート 2023.2.15

米CPIが高水準となり、円軟調
為替相場では、ドルインデックスが上値の重い展開となっています。米国債利回りは上昇しているものの、米株安が重しとなり、ドルインデックスは、ここまでの上昇に対する調整の動きも意識され、じり安基調となっています。現状ユーロ/ドルは1.07ドル台前半から半ば、ポンド/ドルは1.21ドル台半ばから後半でそれぞれ推移しています。円は軟調地合いで推移しています。米国債利回りの上昇などからドル/円が底堅い動きとなり、クロス円もしっかりとした動きが展開されています。米消費者物価指数が市場予想を上回ったことを背景に、ドルは下値が支えられており、ドル/円は133円台を回復する展開となっています。ユーロ/円は142円台後半、ポンド/円は161円台後半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.2.14

米株の上昇を背景に、円軟調地合い
為替相場では、ドルインデックスが下落。インフレに対する警戒感が後退する中でドルの先高観に対する修正の動きが展開され、ドルの上値が抑えられました。ただ米消費者物価指数の発表を控えることで、一方的な動きとはなっていません。現状、ユーロ/ドルは1.07ドル台前半、ポンド/ドルは1.21ドル台前半から半ばでそれぞれ推移しています。円は軟調地合いで推移。米株の上昇基調などを眺めて円売りの流れが強まる展開となっています。ドル/円も目先は上値を抑えられていますが、一時132円台後半まで上昇する展開であり、目先も1円前後の上昇となっています。また、クロス円も上昇基調であり、ポンド/円は2円超の上昇となっています。現状ユーロ/円は142円台前半、ポンド/円は160円台半ばから後半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.2.13

ドル/円は一時130円を割り込むも、往って来いの展開
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米国債利回りの上昇を受けてドルに対する買い意欲が強まる展開となりました。またカナダドルは、雇用統計が良好な結果となったことで買われやすい地合いとなりました。ユーロ/ドルは1.07ドルを割り込み1.06ドル台半ばから後半、ポンド/ドルは1.20ドル台半ばでそれぞれ引けました。円は堅調地合いで引けました。次期日銀総裁人事の報道を受けて円に対する買い意欲が強まり、ドル/円が一時130円台を割り込むなど円買い圧力が強まりました。しかし、売り一巡後は米株の堅調やドルインデックスの上昇などを受け、ドルが急速に買い戻され131円台前半から半ばでの引けとなりました。






モーニングレポート 2023.2.10

ユーロやポンドが買い戻される中、円軟調
為替相場では、ドルインデックスが小幅に下落。米国債利回りは大きく上昇しているものの、ユーロやポンドに対する買い戻しの動きが意識されたことでドルインデックスの上値が抑えられています。ただ、大きな動きにはなっておらず、下値の堅さも意識される状況となっています。現状ユーロ/ドルは1.07ドル台前半から半ば、ポンド/ドルは1.21ドル台前半でそれぞれ推移しています。円は軟調地合いとなっています。ドル/円が買い戻しの動きを強めて日中高値を更新する中でクロス円も全般的に買い優勢となりました。ポンド/円がやや上値を拡大する展開となっていますが、全体的にはそこまで大きな動きにはなっていません。現状ドル/円は131円台半ば、ユーロ/円は141円台前半、ポンド/円は159円台前半から半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.2.9

米国債利回り低下も、ドルは小幅高
為替相場では、ドルインデックスが小幅に上昇。米国債利回りは低下しているものの、全体的には様子見ムードとなる中でドルインデックスは前営業日終値を挟んでの動きとなっており、方向感の見えにくい展開となっています。現状ユーロ/ドルは1.07ドル台前半、ポンド/ドルは1.200ドル台半ばから後半でそれぞれ推移しています。円はまちまちでの推移。ドル/円は米国の金融政策に対するタカ派的な思惑からドルの先高観が意識されて底堅い動きとなっており、クロス円も全体的にはしっかりとした動きが展開されています。ただ、オセアニア通貨に対する売りの流れが優勢の中、全体的に円は小動きとなっています。現状ドル/円は131円台半ば、ユーロ/円は140円台半ばから後半、ポンド/円は158円台半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.2.8

ドルインデックスの下落を背景に、円上昇
為替相場では、ドルインデックスが下落。米長期債利回りは上昇しておりドルの下値を支えていますが、パウエルFRB議長の発言などを受けてドルの先高観が後退し、ドルインデックスはマイナス圏での推移となっています。ただ、全体的には方向感の見えにくい流れであり、ユーロ/ドルは前日比変わらずの1.07ドル台前半での推移となっています。また、ポンド/ドルは1.20ドル台半ばでの推移となっています。円は大幅上昇となって推移してます。ドル/円がパウエルFRB議長の発言を受けて大幅下落となるなど、調整の動きが強まる展開となっています。ドル/円は1円以上の下落となり、目先は131円を挟んでの動きとなっています。また、ドル/円の大幅下落を受けてユーロ/円やポンド/円も1円超の下落となっています。現状ユーロ/円は140円台半ば、ポンド円は157円台後半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.2.7

米雇用統計の発表を機に、円の軟調継続
為替相場では、ドルインデックスが続伸。米国債利回りの大幅上昇を背景にドルに対する買い意欲が強まり、上値を拡大する展開となっています。現状ユーロ/ドルは1.07ドル台前半、ポンド/ドルは1.20ドル台前半でそれぞれ推移しています。円は軟調地合いで推移。ドル/円が上値を拡大する動きとなったことを眺めてクロス円も上昇基調となっています。次期日銀総裁人事で雨宮副総裁へ打診といった報道が流れたことを受けて円売り圧力が強まる展開となっています。茂木自民幹事長がこれから最終調整と発言していますが、円は軟調地合いを維持しています。現状ドル/円は132円台半ば、ユーロ/円は142円台前半、ポンド/円は159円台半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.2.6

堅調な米雇用統計の結果を受け、ドル/円急騰
為替相場では、ドルインデックスが大幅上昇となって引けました。米国債利回りの大幅上昇を眺めてドルに対する買い意欲が強まり、ドルインデックスは102台後半での引けとなっています。ユーロ/ドルは1.08ドルを割り込んでの推移となっており、ポンド/ドルは1.20ドル台半ばまで下落しています。いずれも安値圏での引けであり、NY時間帯は売りの流れが維持されました。円はまちまちでの推移となりました。ドル/円が急上昇する中でクロス円も底堅い動きが展開されました。ただ、米株の軟調などを眺めて円に対する買い戻しの動きも見られ、クロス円を中心に上値の重い展開となりました。豪ドル/円などはマイナス圏での引けとなっています。ドル/円は131円台前半、ユーロ/円は141円台半ば、ポンド/円は158円台前半でそれぞれ引けました。また、日本時間6日の朝方に日銀の次期総裁に関し、政府・与党が雨宮副総裁に打診する案で調整といった報道が流れたことでオセアニア時間は円売り圧力が強まっています。