マーケットレポート 2021.6.9

~ 全体的に様子見ムード ~
昨日のNY市場は、米国株式市場がまちまちでの引け。朝方は上値の重い展開となりましたが、積極的に売り込む流れにはならず、米国の金融政策の先行きに対する思惑から買い戻しの動きが強まる展開となりました。ダウは一時プラス圏に浮上する動きと見せるなど底堅い動きとなりましたが、調整売りの流れが根強く引けにかけてマイナス圏に転じました。一方、ハイテク株は米国債利回りの低下などを眺めてプラス圏での引けとなっています。






マーケットレポート 2021.6.8

~ ポジション調整の動き ~
昨日のNY市場は、米国株式市場がまちまちでの引け。ポジション調整の動きが意識されたことでダウに対する売りの流れが意識されており、100ドル超の下落となって引けています。一方のNASDAQはハイテク銘柄に対する買い戻しの動きが強まったことでプラス圏に浮上しての引けとなりました。






マーケットレポート 2021.6.7

~ 非農業部門雇用者数が市場予想下回る ~
先週末のNY市場は、米国株式市場が上昇しての引けとなりました。米雇用統計が市場予想を下回ったものの、失業率が低下していたことやFRBの早期テーパリングに対する思惑が後退したことなどを背景にリスク志向の動きが強まる展開となりました。ダウは170ドル高水準となり、NASDAQなども米国債利回りの低下などを受けて買い進まれました。






マーケットレポート 2021.6.4

~ 米雇用統計に対する期待感 ~
昨日のNY市場は、米国株式市場が下落しての引け。ダウは朝方から売りの流れが強まり、一時260ドル安水準に。しかし、ADP雇用統計がほぼ1年ぶりの大幅な伸びとなったことで、米国の労働市場に対する楽観的な見方が強まり、リスク志向の動きが意識されました。ダウは日中はプラス圏に浮上するなど押し目買いに支えられました。しかし、引けにかけて調整の動きやテーパリングに対する警戒感などから上値を抑えられ、結局マイナス圏での引けとなりました。






マーケットレポート 2021.6.3

~ 様子見ムードが強まる ~
昨日のNY市場は、米国株式市場が小幅に上昇しての引けとなりました。朝方はダウが130ドル高水準まで上昇しましたが、日中は調整売りなどに上値を抑えられる展開となりました。米地区連銀経済報告は景気は緩やかなペースで拡大とし、拡大のペースは幾分か加速と公表されました。また、インフレに対する懸念も表明しており、ややテーパリングに対する警戒感も強まりました。ただ、そこまでサプライズがなかったこともあり、市場には大きな影響を与えませんでした。






マーケットレポート 2021.6.2

~ 米株は小幅まちまち ~
昨日のNY市場は、米国株式市場が小幅まちまちでの引けとなりました。ダウは朝方、ISM製造業景況指数の好調などを背景に買い進まれて300ドル超の上昇となりましたが、利益確定の動きや米国債利回りの上昇などを背景としたハイテク銘柄の売りなどに上値を抑えられ、結局40ドル高水準となって引けました。NASDAQはマイナス圏での引けとなっていますが、ダウがプラス圏での引けとなったことなどを背景に、積極的に下値を追う動きにはなりませんでした。






マーケットレポート 2021.6.1

~ 米国祝日で株式市場などが休場 ~
昨日のNY市場は、メモリアルデーの祝日のため米国株式市場が休場。欧州株がやや上値を抑えられる動きとなったことから、市場全体ではリスク回避的な動きが意識される局面となっています。






マーケットレポート 2021.5.31

~ 米株は小幅に上昇 ~
週末のNY市場は、米株が小幅に上昇しての引けとなりました。米国の経済対策に対する期待感が相場を下支えする一方、史上最高値近辺であることを背景に利食い売りも根強く上値を抑えました。そのような中、ダウは34500ドルを突破しての引けとなっており、リスク志向の動きは根強い状況といえます。






マーケットレポート 2021.5.28

~ 米株はまちまちでの引け ~
昨日のNY市場は、米株がまちまちでの引けとなりました。ダウは130ドル高水準となるなど上値を拡大しての引けとなっています。ただ、NASDAQが小幅に下落しての引けとなりました。新規失業保険申請件数が市場予想よりも良かった一方、その他の指標は全体的には市場予想を下回る結果となっています。日中は様子見ムードが意識される中で底堅い動きが展開されましたが、テーパリングに対する思惑が後退したことなどが下値を支える一方で、買われ過ぎ感からの利食い売りが上値を抑えました。






マーケットレポート 2021.5.27

~ 米株は小幅に上昇 ~
昨日のNY市場は、米株がプラス圏での引けとなりました。ただし、10ドル高水準にとどまるなど大きな動きにはなっておらず、様子見ムードが強まる展開となりました。日中も前営業日終値を挟んでの動きであり、方向感の見えにくい展開となっています。米経済の先行きに対する期待感が強まる一方でテーパリングに対する懸念や利益確定の動きに上値を抑えられる格好となりました。






マーケットレポート 2021.5.26

~ 米株は小幅に下落 ~
昨日のNY市場は、米株が軟調地合いとなって引けています。朝方はダウが100ドル超の上昇となるなど米経済の先行きに対する期待感から買いの動きが強まりましたが、日中は利食い売りなどに抑えられて前営業日終値を挟んでの推移が継続し、引けにかけてやや売り圧力が強まる展開となりました。ただ、全体的には手掛かり材料難から方向感の見えにくい展開となり、様子見ムードが強まりました。ダウは80ドル安水準での引けとなっています。






マーケットレポート 2021.5.25

~ 米株上昇 ~
昨日のNY市場は、米株が上昇しての引けとなっています。コロナワクチン接種の拡大などを背景に経済の先行きに対する楽観的な見方が強まり、リスク志向の動きが強まりました。また、原油価格の上昇などもダウの下値を支える展開となっています。ダウは一時260ドル超の上昇となり、引けにかけて若干抑えられましたが、180ドル高水準での引けとなっています。






マーケットレポート 2021.5.24

~ NASDAQはマイナス圏での引け ~
週末のNY市場は、米株がまちまちでの引けとなっています。米国の製造業、サービス業PMIが市場予想を上回ったことなどを背景に、足元の経済に対する警戒感が和らぎ、ダウは一時300ドル超の上昇となりました。しかし、その後は調整の動きや米国債利回りの底堅い動き、ビットコインの軟調などが嫌気されてハイテク銘柄を中心に売りの流れが強まり上値を削る展開となりました。ハイテク株中心のNASDAQはマイナス圏での引けとなるなど、先行きに対する警戒感は依然として根強い状況となっています。






マーケットレポート 2021.5.21

~ ダウは34000ドルを回復 ~
昨日のNY市場は、米株が上昇しての引けとなっています。直近の下落に対する買い戻しの動きが意識され、ダウは34000ドルを回復する展開となっています。インフレに対する懸念が根強いものの、緩和的な金融政策の維持に対する期待感もあり、リスク回避的な動きが強まる展開にはなっていません。米景気先行指数が市場予想を上回ったことも好感される展開となっています。また、仮想通貨(暗号資産)市場に買い戻しの動きが見られたことも相場の下値を支える要因となっています。






マーケットレポート 2021.5.20

~ 米株続落 ~
昨日のNY市場は、米株が続落しての引けとなっています。インフレに対する警戒感や足元の経済指標に対する懸念、仮想通貨(暗号資産)が急落したことなどが嫌気されて朝方から売りの流れが強まる展開となりました。ダウは一時580ドル安水準にまで売り込まれ、警戒感が高まりました。その後買い戻しの動きが見られましたが、FOMC議事要旨でテーパリングに対する言及があったことを嫌気して売りの流れが再開しました。ただ、積極的に売り込む展開にはならず、引けにかけて再度下げ幅を縮小しました。






マーケットレポート 2021.5.19

~ 米株が引けにかけて下げ幅拡大 ~
昨日のNY市場は、米株が大幅下落となって引けました。住宅指標が市場予想に届かなかったことやイエレン財務長官が法人税増税への支持を財界に訴えたことなどが意識され、売り圧力が強まる展開となっています。ここまでの上昇に対する調整の動きも売りの流れを強める展開となりました。ただ、ダウは34000ドルを維持しての引けであり、依然として高値水準ということができるでしょう。






マーケットレポート 2021.5.18

~ 米株はマイナス圏での引け ~
昨日のNY市場は、米株が下落しての引けとなりました。インフレに対する警戒感などが意識され、ポジション調整の売り圧力が強まる展開となっています。しかし、ダウは一時200ドル超の下落となりましたが、引けにかけて買い戻しの動きに下値を削る展開となっています。ボスティック・アトランタ連銀総裁が今は政策変更を検討する時期ではないとの発言をしたことが好感され、下値を支えました。






マーケットレポート 2021.5.17

~ 米株続伸 ~
週末のNY市場は、米株が大幅に続伸しての引けとなりました。米国でワクチン接種を完了した人は原則マスクをつけなくても良いとの指針が発表されたことなどを背景に、経済の活発化が期待されてリスク志向の動きが強まりました。米国債利回りが低下したことでハイテク銘柄に買いの流れが強まったことも市場を支えました。