Tick Data Suiteバックテストのメリット・デメリット

TDS_メリットデメリット

Tick Data Suiteとは

Tick Data Suiteでバックテストする方が増えています。
これはリアルTick(ティック)でのバックテストをするためのツールです。

Tickとは為替レートが値動きする度に刻まれる点のことで、ローソク足よりも
小さい単位で値動きを表すことができます。

MT4での通常のバックテストでは、疑似Tickを生成して行うため、
発注価格と約定価格とがズレるスリッページ
リアルタイムのスプレッド拡大等の変化が正確に再現できません。

よりリアルの相場に近い環境を再現するバックテストを行うために開発されたのが
このTick Data Suiteで、略してTDSと呼ばれています。

このTDSによるバックテストをした場合のメリットとデメリットをまとめてみました。

TDSのメリット

1.バックテストが簡単・正確・高速化する
 
  スリッページやスプレッド変化を取り入れたバックテストが可能であるため、
  より正確でしかも手順が少なく、より高速なバックテストが可能になっています。

  通常のバックテストレポートはモデリング品質90%が上限ですが、
  TDSバックテストの場合、99.90%と出ることで安心感があります。

  EA-BANKでのテスト結果はこちらからご覧頂けます。

2.異なるティックデータでのバックテスト検証が可能

  執筆時点でティックデータが17種類から選択できるため、
  色々なティックデータでのバックテスト検証が可能です。
 
3.サポートが充実している
・カスタマーサポートとチュートリアルを提供しており、公式サイトでは
  有料サポートでの平均応答時間は1時間(下の画像)としています。(ただし、執筆時点で英語のみ)

・執筆時点で60日間100%の返金保証が付いています。
使用開始後すぐにアップデートされ、最新情報へのアクセス権を得られるとしています。

TDSのデメリット

1.ティックデータのダウンロードに時間がかかる

 通常のバックテストはオフラインでできますが、
 TDSのバックテストはインターネット接続が必要です。

 しかも、ティックデータは非常に大きく、ダウンロードに時間がかかります。
 テスト用のティックデータ12年分のダウンロードに数時間かかりました。
 今後、さらに利用者が増えてくると、ここが一番の問題になるかもしれません。

2.料金がかかる

 毎月の利用料、もしくは一括払いが必要。執筆時点では、
 月払い97ドル、年払いが183ドル、一括払いは499ドルで、
 この料金にはサポートとアップデートが含まれるとあります。

 ただし、14日間のお試し期間があります。

 ※公式ブログによると時々セールが行われているため、
 購入を検討している場合にはセール期間に購入するのもよいかもしれません。

3.英語のみ

 執筆時点で日本語翻訳に未対応で、サポートも英語なので使い方が判りにくい。

パソコン買い換えには?

なお、多くの方がパソコンを買い換えた場合に使えるかという疑問を
お持ちだと思われますが、これについてTDSではFAQ可能であると回答しています。

パソコン変更にも対応しており、新しいパソコンにインストールして
ライセンスキーを入れ、新しいパソコンに移したいかの質問にイエスと答えると
すぐ使えるようになり、古い方のパソコンでは7日で使用不能になるそうです。

結論・信頼性がある

eareview.netは2008年にEAレビューサイトとして始まり、
2009年から無料のバックテストツールサービスを提供して急速に人気が出たことから
サポートが困難になり、2011年からTick Data Suiteとして有料サービスを開始したとあります。

すでに多くのEA作者様が導入されているため、その信頼性が認められてきていると言えそうです。