モーニングレポート 2022.6.29
円安基調継続、ドル/円は136円回復
為替相場では、ドルインデックスが上昇する展開となっています。米国債利回りは低下していますが、ユーロに対する売り圧力が強まったことで、ドルに対する買い戻しの動きが強まる展開となっています。リスク回避的な動きが強まったことで、安全資産としてのドルに対する買い意欲も意識されており、ドルは上値を拡大する展開となっています。ユーロ/ドルは1.05ドル台前半、ポンド/ドルは1.21ドル台後半でそれぞれ推移しています。円はやや軟調地合いとなっています。ドルに対する買い意欲が強まったことで、ドル/円が上値を拡大し、136円台を回復する動きとなっており、クロス円もつれ高となりました。ただ、ユーロ/円などは小幅に下落しており、全体的にはやや方向感の見えにくい展開となっています。リスク回避的な動きの強まりを受けた円買いの流れが円売りを相殺する展開となっています。