モーニングレポート 2022.6.14
リスク回避的な動きによりドル、円堅調
為替相場では、ドルインデックスが大幅続伸。米国債利回りの大幅上昇を背景にドルに対する買い意欲が強まり、ドルインデックスは105を突破しています。リスク回避的な動きが強まる展開となる中で現金化の流れが意識されており、ドルインデックスが上値を拡大し、ユーロ/ドルは1.04ドル台前半、ポンド/ドルは1.21ドル台中盤での推移となっています。円は全体的には買われやすい地合い。ドルインデックスの上昇を背景にドル/円は一時135円台を付ける場面もありましたが、急激なリスク回避的な動きが意識されたことで円に対する買い戻しの動きが強まり、一時133円台半ばまで押し込まれました。しかし、その後は持ち直して134円台中盤での推移となっており、前営業日比ほぼ変わらずの水準で推移しています。また、クロス円は全般的に売られる流れとなっています。リスク回避的な動きから円買い圧力が強まり、ユーロ/円は140円を割り込んでの推移、ポンド/円は163円台前半まで押し込まれました。