モーニングレポート 2022.9.7
24年ぶりの円安水準、ドル/円が143円台に
為替相場では、ドルインデックスが堅調地合いとなって推移しています。米国債利回りが大幅上昇となる中でドルに対する買い意欲が強まり、主要通貨に対してドルは独歩高となりました。ユーロ/ドルは0.99ドル台前半、ポンド/ドルは1.15ドル台前半までそれぞれ下落しています。円はドル/円が一時143円台を回復するなど売り圧力が強まりました。日米金利差の拡大に対する思惑が強まる中で上値を拡大する展開となっています。高値からは調整の動きが入っていますが、現状ドル/円は142円台後半での推移となっています。クロス円もドル/円の上昇を眺めて堅調地合いとなっており、ユーロ/円は141円台半ば、ポンド/円は164円台半ばでの推移となっています。