モーニングレポート 2022.7.22
ECBが50bpの利上げを決定、クロス円底堅い
為替相場では、ドルインデックスが下落となって推移となっています。米国債利回りが大幅低下となる中でドルに対する売りの流れが強まる状況となっています。ECBが50bpの利上げを決定したことでユーロが底堅い動きとなっており、これもドルの上値を抑えました。ユーロ/ドルは1.02ドル台前半、ポンド/ドルは1.19ドル台後半でそれぞれ推移しています。円はまちまちでの推移となっています。ドル売り圧力が意識されたことでドル/円が137円台中盤まで押し込まれる展開となっており、クロス円も上値の重さが意識される状況となっています。ただ、米株の上昇などを眺めて円売りの流れが巻き戻される展開となり、豪ドル/円などは底堅い動きを見せました。クロス円全体としては小動きに推移し、ユーロ/円は140円台中盤、ポンド/円は164円台後半での取引となっています。