自動売買には「MT4」「MT5」という2つのプラットフォームが混在していますが、それぞれを選ぶときに「どっちを使えば稼げるのか」「機能面にどんな違いがあるのか」を知りたいと思うのが自然でしょう。
端的に言うと、MT4はシンプルで安定した運用がしやすい定番型。
一方のMT5は高い分析能力と処理性能を備えており、キャピタルゲイン狙いの上級者に向いている進化型です。
このように、同じEAであってもプラットフォームの特性によって成果や使い勝手に差が出るため、次のような違いが生まれます。
MT4EAとMT5EAの性能の違いを徹底比較!
評価項目 | MT4 EA | MT5 EA |
---|---|---|
約定スピード | △(標準処理で安定) | ◯(マルチスレッドで高速) |
分析力(時間足・インジケーター) | △(9種類・約30種類) | ◯(21種類・80種類以上) |
バックテスト機能 | △(単一通貨・シンプル) | ◯(複数通貨・詳細で高速) |
情報量と対応EA | ◯(数万種類・情報豊富) | △(まだ少ないが増加中) |
【関連記事】FX初心者必見!MT4とMT5の違いを徹底比較EA運用を最大化のコツには使い分け?
【関連記事】無料MT5EAおすすめ10選!EAの特徴・運用ヒントも合わせて紹介
完全無料!EA-BANKなら
100種類以上のEAが使い放題
EA-BANKに無料登録すると、100種類以上の優良なEAが無料で使い放題になります。
毎月のフォワードテストで、ランキングも表示され、優良なEAが丸わかり!
EA-BANKの無料会員登録はこちら
↓↓↓↓
世界中の投資家が支持!EA運用のスタンダードは、まだまだ「MT4」
リリースから20年が過ぎた今もなお自動売買においてMT4が主流になっている理由は「MT4が公開された当時の自動売買市場」と「プラットフォームの互換性」にあります。
MT4が公開された当時、自動売買の市場は今よりもはるかに小規模でした。当時は「FX=裁量トレードで進める」という認識が当たり前であり、取引プラットフォームそのものがほぼありませんでした。
言い換えれば、MT4は「自動売買プラットフォームの先駆者」のような存在であり、その圧倒的なEAの量からMT4がFX×EA運用シーンでは、未だにスタンダードとなっています。
MT4に及ばない現実?MT5の普及状況と将来展望
- MT5は2010年にリリースされ、株式や先物などFX以外の取引にも対応した
- MT5は21種類の時間足と80種類以上のインジケーターを備え、MT4よりも高度な分析が可能になった
- MT4対応のEAはMT5で原則稼働できず、互換性がない点が普及の壁になった
- その結果、EA運用の主流は先に登場したMT4に集中した
- ただしMT5の分析力は高く、対応EAも増えつつあり、将来的な主流化が期待されている
FX取引から大きくなり始めた自動売買市場でしたが、時間が経つにつれて、トレーダーのあいだで株式や先物取引の需要が高まっていきます。それを受けてリリースされたのが2010年公開の「MT5」です。
MT5は対応する取引の種類を拡大。21種類の時間足、80種類以上のインジケーターでMT4よりも通貨の値動きと相場動向を詳しく分析できるようになりました。
端的に言うと、MT5はMT4よりも損がしにくいEA運用が可能になったのです。
ただし、MT4とMT5には、それぞれEAの互換性がなく、MT5でMT4対応EAは原則稼働させられないため、先に公開されたMT4でEAを運用するのが主流です。
とは言え、MT5の分析力の高さは多くのトレーダーから一目を置かれています。トレーダーからの需要拡大を受けてMT5対応EAも少しずつ増えています。
この点を踏まえるとMT5は将来的に主流になるEAと言えるでしょう。
【関連記事】MT4とMT5の違いとは?EAの変換は必要なのかMT5時代のEA運用法
実務で差が出る!MT4とMT5のEA運用比較ガイド
評価項目 | MT4 EA | MT5 EA |
---|---|---|
約定スピード | △(シングルスレッド・標準処理) | ◯(マルチスレッド・高速処理) |
分析力(時間足・インジケーター) | △(時間足9種類・インジ30種類) | ◯(時間足21種類・インジ80種類以上) |
バックテスト機能 | △(単一通貨・シンプルな検証) | ◯(複数通貨・高速で詳細な検証) |
EAの種類・情報量 | ◯(膨大な数・実績とノウハウ豊富) | △(まだ少なめだが増加中) |
初心者の始めやすさ | ◯(安定稼働・情報が豊富で安心) | △(高機能だが複雑で慣れが必要) |
将来性・拡張性 | △(旧世代ツールとして縮小傾向) | ◯(次世代型・多資産取引にも対応) |
実際のトレードでMT4とMT5の差を大きく感じるのは、注文がどれだけ速く処理されるかという約定スピードです。
MT4はシングルスレッド処理で安定していますが、急激に相場が動くときには遅れを感じることがあります。
その一方、MT5はマルチスレッド処理に対応しており、同時に複数の計算や注文を並行して処理できるため、約定が格段に速いのです。
EAにおいて損失を抑えるための鍵は「スピード」と「分析力」。
相場が急変したときに売買が数秒遅れるだけで、思わぬマイナスに転じるケースは少なくありません――ですが、その点はMT5の高速処理は短期売買やボラティリティの高い相場で有利に立ち回ることが可能です。
またMT5には21種類の時間足と80種類以上のインジケーターが搭載されており、複数通貨を同時に分析できるため、リスクを分散した戦略を立てやすいという強みもあります。
結論として”損失を抑える”という観点からは「高速約定と分析力に優れるMT5」をおすすめします。
稼ぐにはMT5の「EAと相場の相性」に着目せよ!相場に合わせたEA運用術
スタイル | 特徴 | 向いている相場 | おすすめタイプ | MT5ならではの強み |
---|---|---|---|---|
トレンドフォロー型 | 相場の流れに乗って利益を伸ばす | 上昇・下降がはっきりしている相場 | 中長期でしっかり稼ぎたい人 | 21種類の時間足で長期・短期両方を多角的に分析可能 |
レンジ型 | 決まった値幅で上下する動きを狙ってコツコツ稼ぐ | 相場が横ばいで安定しているとき | リスクを抑えて安定運用したい人 | 80種類以上のインジケーターで値幅の強弱を精密に判定 |
ブレイクアウト型 | 急な値動きを狙って一気に利益を取る | 経済指標発表時などの急変動時 | 短期で一撃を狙いたい人 | マルチスレッド処理で急変時の約定スピードに優れる |
FXで安定して利益を積み重ねるには、EAの性能だけでなく「相場の状況に合わせてどのタイプのEAを稼働させるか」が重要です。
特にMT5は多機能で分析力が高いため、相場の性質に合ったEAを選ぶことで損失を抑えつつ利益を伸ばせます。
MT5×トレンドフォロー型EA
まずトレンドフォロー型のEAは、相場が明確に上昇または下降しているときに力を発揮します。
MT5には21種類の時間足があるため、長期チャートで大きな流れをつかみながら、短期チャートでエントリーの精度を高めるといった多角的な分析が可能です。
この特徴から、トレンドフォロー型のEAは以下のような運用や組み合わせに向いています。
- 中長期のポジション運用:日足や週足をベースにしたトレンドを追い、ポジションを数日〜数週間保有する戦略に適しています。
- トレンド判定+スキャルピングの併用:長期チャートでトレンド方向を確認した上で、短期チャートのブレイクポイントで小刻みに利確を重ねる組み合わせに効果的です。
- 分散投資との相性:複数通貨ペアを同時に監視し、トレンドが出ている通貨だけに資金を振り分ける運用スタイルにも向いています。
トレンドフォロー型EAは「大きな流れを軸にして資金を乗せ、短期の精度で勝率を高める」という戦略に最適です。MT5の多時間足と分析ツールを駆使すれば、長期の安心感と短期の効率性を両立できるでしょう。
MT5×レンジ型EA
レンジ型EAは、一定の値幅で上下を繰り返す相場に強みがあります。価格がサポートラインとレジスタンスラインの間を行き来しているとき、コツコツと利益を積み重ねられるのが特徴です。
MT5に標準搭載された80種類以上のインジケーターを活用すれば、ボリンジャーバンドやRSIなどで反発ポイントを確認し、エントリーの精度を高められます。
このタイプのEAをMT5で運用することにより、無駄な取引を避け、効率よく収益を積み上げやすくなります。
レンジ型EAが向いている運用や組み合わせは以下の通りです。
- 安定収益狙いのコツコツ運用:資金を大きく増やすよりも、月単位で安定したプラスを積み上げたい人に適しています。
- 複数通貨ペアの同時稼働:ドル円のような比較的安定した通貨ペアと組み合わせることで、収益を分散しながらリスクを抑える運用に向いています。
- トレンド型EAとの併用:トレンドが出ていないときはレンジ型EAで安定を確保し、トレンドが出始めたときにはトレンドフォロー型EAに切り替えると、死角を減らせます。
レンジ型EAは「派手さはないが安定感のある稼ぎ方」を求める人にとって有力な選択肢です。MT5の多彩な分析ツールを使えば、レンジ相場での小さな利益を安全に積み重ねる運用が可能になります。
MT5×ブレイクアウト型EA
ブレイクアウト型EAは、急な値動きを狙って一気に利益を取るタイプです。経済指標の発表や重要イベントの前後で相場が大きく動いたときに、短時間で成果を出せるのが強みです。
MT5はマルチスレッド処理に対応しており、注文を並行して高速に処理できるため、こうした急変動時にブレイクアウト型EAの性能を最大限に活かせます。
さらに21種類の時間足を活用すれば、短期チャートでエントリーポイントを絞り込み、長期チャートでトレンド方向を確認するといった組み合わせ分析が可能です。
ブレイクアウト型EAが向いている運用や組み合わせは次の通りです。
- 短期集中型の運用:イベントや指標発表のタイミングでスポット的に稼働させ、大きな値幅を一度に狙うスタイル。
- レンジ型EAとの併用:普段はレンジ型で安定を確保し、急な値動きが予想されるときだけブレイクアウト型に切り替えると効率的。
- 複数通貨での並行稼働:指標発表時はドル円だけでなく、ポンド系やクロス通貨も大きく動くため、複数通貨で同時稼働させるとチャンスを広げられる。
ブレイクアウト型EAは「リスクを取ってでも一撃で大きな利益を狙いたい人」に最適です。MT5の高速約定と多機能な分析環境を活かせば、急変動時のチャンスを逃さず収益化につなげられるでしょう。
このようにMT5はその分析力と処理速度で、EAの能力をある意味で底上げしてくれるプラットフォームなのです。
MT5EAを試すなら完全無料の「EABANK」で!
MT4とMT5で大きく異なるのは、「対応EAの数」と「通貨・相場の分析力」です。対応EAはMT4のほうが多く、分析力はMT5のほうが上です。
2つのMTそれぞれで強みが異なり、互換性がないことを踏まえると、MTについては「両方使う」のが正解といえるかもしれません。
その上で、FX×EA運用で稼ぐために考えるべきは「どんなEAを使うか」が重要になります。
MT4・MT5のどちらを使うにも自分にあったEAを見つけるのが大事!
いろんなMT5対応のEAがありますが、自分にあったEAは使ってみないとわかりません。
だからこそ登録無料で100種類以上のMT4のEAとMT5EAが使い放題のEABANKをぜひ、ご活用ください!
EABANKなら最新のMTの5EAを自分に合ったEAを使い比べながら、安心して運用を始められます。
「最新のMT5EAを使ってFXに挑戦してみたい」
「自分のトレードをMT5EAでレベルアップさせたい」
そう思った方は、今すぐEABANKに無料登録して一歩を踏み出しましょう!
完全無料!EA-BANKなら
100種類以上のEAが使い放題
EA-BANKに無料登録すると、100種類以上の優良なEAが無料で使い放題になります。
毎月のフォワードテストで、ランキングも表示され、優良なEAが丸わかり!
EA-BANKの無料会員登録はこちら
↓↓↓↓