EA-BANK モーニングレポート
米国市場は休場(1.16 NY時間)
昨日のNY市場は、キング牧師の誕生日で祝日となったため、株式市場や債券市場が休場となりました。
為替相場 – 米国市場が休場で、為替は小動き
為替相場では、ドルインデックスが小幅に上昇。米国祝日のため、NY時間帯は方向感の見えにくい展開となり様子見ムードが強まりましたが、ここまでのドル売りの流れから反転し、買い戻しの動きにより下値の堅い展開となりました。ユーロ/ドルは1.08ドル台前半、ポンド/ドルは1.22ドルを割り込み1.21ドル台後半でそれぞれ推移しています。
円は全体的に軟調地合いとなりました。ドル/円が128円台半ばまで持ち直す動きを見せる中で、クロス円もしっかりとした動きとなりました。ただ、NY時間帯は大きな動きにはなっておらず、方向感の見えにくい流れの中、ユーロ/円は139円台を回復し139円台前半での推移、ポンド/円は156円台半ばでそれぞれ推移しています。
ドル/円・ボリンジャーバンド – レンジ圏でじり安基調
ドル/円を30分足のボリンジャーバンドで見ると、バンドの上限と中心線で挟まれたレンジを動いています。目先は上限から調整の動きが入っており、中心線を意識しての動きとなっています。中心線で支えられて再度上限まで上昇するか、割り込んで下限まで下落するのかに注目です。
現状、バンドの上下限中心線がほぼ横ばいとなっており、方向感の見えにくい状況です。ただ、バンド幅は比較的狭いところであり、市場にはエネルギーが蓄積されています。動き出したら大きくなる可能性が高まっているだけに、バンドの上限もしくは下限での動きには注意が必要です。目先は中心線で支えられる動きとなっており、底堅い動きが展開される可能性が高いといえます。