EA-BANK モーニングレポート
レーバーデー(祝日)のため、米株式市場・米国債市場は休場(9.5 NY時間)
昨日のNY市場は、米国がレーバーデーの祝日により、米株式市場や米国債市場が休場でした。
為替相場 – ドルは堅調、円は引き続き軟調
為替相場では、ドルインデックスが堅調地合いとなって推移しています。欧州時間に入り東京時間帯での上昇を消す流れとなりましたが、プラス圏での動きを維持しての推移しました。NY時間帯は下値は堅いものの方向感は見えにくく、様子見ムードが強まりました。ユーロ/ドルは0.99ドル台前半、ポンド/ドルは1.15ドル台前半でそれぞれ推移しています。全体的に小動きとなっています。
円はドル/円が140円台半ばまで上昇するなど堅調地合いを継続しています。日米金利差の拡大に対する思惑などから買い意欲が維持され上値を拡大しています。一方、クロス円は底堅い動きとなっています。東京時間の朝方に円買いの流れも散見されましたが、勢いは弱く押し戻す動きが展開されました。ユーロ/円は139円台半ば、ポンド/円は161円台後半での推移となっています。
ドル/円・ボリンジャーバンド – 底堅い動き
ドル/円を30分足のボリンジャーバンドで見ると、バンドの中心線で支えられてじり高基調となっています。大きな動きにはなってはいませんが、バンドの上限を目指しての動きが展開されています。流れとしてはバンドの上限まで上昇する可能性は高そうで、上限をブレイクするかどうかに注目です。
現状、バンドの上下限中心線がほぼ横ばいでの推移となっています。バンド幅はかなり狭い状況であり、市場にはエネルギーが蓄積されています。動き出したら大きくなる可能性があるため、バンドの上限もしくは下限での動きには注意が必要です。