FX取引において「スプレッド」は、通貨ペアの売値と買値の差額を指し、実質的な取引コストとなります。
XMTrading(以下XM)では、口座タイプごとに異なるスプレッドを設定しています。
- スプレッドとは?
通貨ペアの売値(Bid)と買値(Ask)の差額で、FX取引にかかる見えないコスト。 - XMのスプレッドの特徴
変動スプレッドを採用し、口座タイプによって異なるスプレッドを提供。 - ゼロ口座のメリットと注意点
最小スプレッドが0.0pipsからと超低コスト。ただし、取引手数料が別途発生。 - スプレッドが広がるタイミング
**市場の流動性が低い時間帯(早朝・指標発表時)**はスプレッドが拡大することがある。 - 取引コストを抑えるポイント
低スプレッドの口座を選ぶ、流動性の高い時間に取引するなどの工夫が必要。
XMでは、「マイクロ口座」や「スタンダード口座」は平均的なスプレッド、「ゼロ口座」は最小0.0pipsの超低スプレッドというように設定されており、それぞれ取引するごとに手数料がかかります。
また、市場の流動性が低い時間帯や重要指標発表時にはスプレッドが拡大することもあるため、取引タイミングの工夫が重要です。
XMのスプレッドの仕組みを理解し、最適な口座と取引タイミングを選ぶことで、より効率的なFX取引を実現できます。
この記事では、XMのスプレッドについて詳しく解説しています。
【関連記事①】EA手数料完全ガイド!スプレッド、取引手数料、隠れコストの対策方法などを徹底解説
【関連記事②】XMのスプレッド比較一覧!広すぎて勝てない原因や時間帯、表示、確認方法なども解説
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XMの各口座ごとにスプレッド一覧!口座によってスプレッドが違う
口座タイプ | 特徴 | 最小スプレッド | 取引手数料 | おすすめのトレーダー |
---|---|---|---|---|
スタンダード口座 | ボーナス利用可・平均的なスプレッド | 1.0pips〜 | なし | 初心者〜中級者 |
マイクロ口座 | 少額取引が可能・低リスク | 1.0pips〜 | なし | 初心者・少額トレーダー |
KIWAMI極口座 | 低スプレッド・取引手数料なし | 0.6pips〜 | なし | スキャルピング(短期売買)向け |
ゼロ口座 | 最小スプレッド0.0pips・手数料あり | 0.0pips〜 | 片道$5(約500円) | 上級者・スプレッド重視 |
XMには、スタンダード口座・マイクロ口座・KIWAMI極口座・ゼロ口座の4種類があります。それぞれスプレッドや取引コスト、使い勝手が異なります。
初心者には、スプレッドが平均的でボーナスも活用できる「スタンダード口座」がおすすめです。少額で取引したい場合は、同じスプレッド条件で最小取引単位が小さい「マイクロ口座」が適しています。
スキャルピング(短期売買)をメインにするなら、低スプレッド&手数料無料の「KIWAMI極口座」が最適です。一方、「ゼロ口座」はスプレッドが最小0.0pipsと最も狭いですが、取引ごとに手数料がかかるため、コスト計算が必要です。
どの口座を選ぶかは、あなたの取引スタイル次第です。
スプレッドの狭さだけでなく、取引コスト全体を考え、最適な口座を選びましょう!
【関連記事】XMTradingのデモ口座の種類と開設の流れをわかりやすく解説!
スタンダード口座:初心者に最適な万能口座
- スプレッド:1.0pips〜、取引手数料なしでシンプルなコスト構造。
- おすすめ取引:ボーナスを活用しながら中長期トレードをしたい方に最適。
- メリット:初心者でも使いやすく、バランスの取れた取引環境。
スタンダード口座は、XMの中でも最もバランスの取れた口座タイプです。
スプレッドは1.0pipsからで、取引手数料がかからないため、コスト計算がしやすいのが魅力です。さらに、XMの豊富なボーナスを活用できるため、自己資金を抑えながら取引を始めたい方にピッタリです。
この口座は、スプレッドが狭すぎず広すぎず、短期・中期・長期のどの取引スタイルにも対応可能です。
ただし、スキャルピング(短期売買)には少しスプレッドが広めなため、より狭いスプレッドを求める場合は「KIWAMI極口座」や「ゼロ口座」も検討するとよいでしょう。
初心者から中級者まで、安定した取引をしたい方におすすめの万能口座です。
マイクロ口座:少額から始めたい方に最適
- スプレッド:1.0pips〜、スタンダード口座と同じ条件で利用可能。
- おすすめ取引:少額資金で取引を始めたい初心者向け。
- メリット:リスクを抑えながら、実際の相場で練習できる。
マイクロ口座は、スタンダード口座と同じスプレッド条件ですが、最小取引単位が小さいため、少額資金で取引を始めたい方に向いています。
たとえば、FXの経験が浅く、まずは小さなリスクで相場の動きを学びたいという方にピッタリの選択肢です。
また、少額取引が可能なため、初心者だけでなく、新しい手法を試したいトレーダーにも適しています。
ただし、スプレッドはスタンダード口座と同じなので、より狭いスプレッドを求める方には「KIWAMI極口座」や「ゼロ口座」がおすすめです。
FXの基礎を実践的に学びながら、少額でリスク管理をしつつ取引を行いたい方に最適な口座です。
KIWAMI極口座:スキャルピング向けの低コスト口座
- スプレッド:0.6pips〜、取引手数料なしで低コスト。
- おすすめ取引:スキャルピング(短期売買)や頻繁な取引向け。
- メリット:手数料なしで低スプレッドの取引が可能。
KIWAMI極口座は、低スプレッドと手数料無料を両立させた口座です。最小スプレッドが0.6pipsと、スタンダード口座やマイクロ口座より狭いため、取引コストを抑えられます。
スキャルピング(短期売買)やデイトレードのように、1日のうちに何度も売買を繰り返すトレーダーに特に向いています。
取引回数が多いほどスプレッドが影響するため、低コストで取引できるこの口座は有利です。
ただし、KIWAMI極口座ではボーナスが適用されない点に注意が必要です。そのため、ボーナスを活用したい方は、スタンダード口座やマイクロ口座を選ぶとよいでしょう。
短期間で効率よく利益を狙いたいトレーダーに最適な口座です。
ゼロ口座:スプレッド最小0.0pipsの上級者向け口座
- スプレッド:最小0.0pips〜、取引ごとに手数料あり。
- おすすめ取引:スプレッドを極限まで抑えたい上級者向け。
- メリット:スプレッドは最も狭いが、手数料が発生するため注意が必要。
ゼロ口座は、XMで最も狭いスプレッドを提供する口座で、最小0.0pipsから取引できます。
ただし、取引ごとに片道5ドル(約500円)の手数料が発生するため、スプレッドだけでなく総取引コストを考慮する必要があります。
この口座は、特に大きな資金で取引する上級者や、スプレッドを限界まで抑えたいトレーダーに適しています。
短期売買を頻繁に行う方にとって、スプレッドがゼロに近いのは大きなメリットです。
ただし、手数料を考慮しないと逆にコストが増えてしまうため、計算しながら取引することが重要です。
スプレッドを最重視するトレーダーや、一定の取引量を確保できる上級者におすすめの口座です。
XMのスプレッドと手数料の総合比較一覧
口座タイプ | スプレッド | 手数料 | 初心者向け |
---|---|---|---|
スタンダード口座 | 1.0pips〜 | なし | ◎ |
マイクロ口座 | 1.0pips〜 | なし | ◎ |
KIWAMI極口座 | 0.6pips〜 | なし | △ |
ゼロ口座 | 0.0pips〜 | 片道5ドル(約500円) | ☓ |
XMの口座タイプは、スプレッドの狭さだけでなく、取引手数料の有無や取引スタイルに応じて選ぶことが重要です。
たとえば、スタンダード口座とマイクロ口座はスプレッドが1.0pipsからですが、取引手数料がかからないため、初心者には最適です。
また、口座開設の際のボーナスも活用できるため、自己資金を抑えつつ取引を始めたい方に向いています。
一方、KIWAMI極口座は0.6pipsからの低スプレッドで手数料も無料ですが、ボーナスが適用されません。
そのため、短期売買をメインにするトレーダー向きです。
さらに、ゼロ口座は最小0.0pipsと最もスプレッドが狭いですが、取引ごとに片道5ドル(約500円)の手数料が発生します。そのため、頻繁に取引する場合は、コスト計算をしっかり行う必要があります。
どの口座を選ぶかは、取引スタイルによって異なりますが、迷っている場合は「スタンダード口座」または「ゼロ口座」を選ぶのが無難です。
初心者や中長期トレードを考えている方には、取引コストが分かりやすく、ボーナスも活用できるスタンダード口座がおすすめです。
一方で、スプレッドを最重視する方や短期売買をメインにする方は、ゼロ口座の方が適しています。自分のトレードスタイルに合った口座を選びましょう。
【おすすめ】XMのゼロ口座のスプレッドについて
XMの「ゼロ口座」のスプレッドは、その名の通り実際に「ゼロ」になることもあります。
ただし、基本的には、XMの「ゼロ口座」のスプレッドは、平均して「0.1pips」程度になると覚えておくと良いでしょう。
またXMの「ゼロ口座」が初心者におすすめな理由は、スプレッドがそのほかのXMの口座よりも低く設定されていることにあります。
また、XMと同じく海外FX業者である「TitanFX」では、スプレッドが平均して0.7pipsほどとなっています。
しかし、XMの「ゼロ口座」のスプレッドについては、取引で発生する手数料も含めて考えていくことが大切です。
XMのゼロ口座の取引で発生する手数料について
XMの「ゼロ口座」では、結論からいえば取引で発生する手数料が設定されているというのが特徴の一つとなっています。
その理由の一つとしては、XMの「ゼロ口座」は「ECN方式」を採用している、ということが背景にあるためです。
このXMの「ゼロ口座」の「ECN方式」というのは、FXの取引においてトレーダーが仲介しておらず、またスプレッドも上乗せしないように設定されているのが特徴です。
そのため、「ゼロ口座」の特徴でもある、XMのなかでもスプレッドが狭く設定できているのですが、XM側の利益を得るために、他の口座にはない手数料が発生するようになっています。
XMのゼロ口座は手数料が発生してもお得!?
XMの「ゼロ口座」の取引では、手数料が発生します。
主要通貨ペアの場合、1ロット(10万通貨)あたり片道5ドル(往復10ドル)の取引手数料がかかります。ただし、一部の通貨ペアでは手数料が異なるため、事前に確認してください。
「ゼロ口座」は取引手数料があるため、一見コストが高く見えるかもしれません。
しかし、スプレッドが狭く設定されているため、総コストで見ると他の口座タイプよりも有利になるケースが多いです。
例えば、スタンダード口座と比較すると、ゼロ口座はスプレッドが狭い分、手数料を考慮しても取引コストを抑えられる場合があります。
またXMの「ゼロ口座」では、スキャルピングやデイトレードにも適しており、EA(自動売買)も利用可能です。
取引手数料は、どの取引プラットフォーム(MT4/MT5)を利用しても同じですが、手数料の徴収タイミングについては公式情報をご確認ください。
XMのゼロ口座のレバレッジについて
ここでは、XMの「ゼロ口座」のレバレッジについて解説していきます。
結論から先にお伝えすると、XMの「ゼロ口座」では、レバレッジは最大で500倍まで設定することができます。
一方で、XMの「スタンダード口座」や「マイクロ口座」の場合は、レバレッジは最大で1000倍まで設定することが可能です。
このようにお伝えすると、XMの「ゼロ口座」のレバレッジは、かなり低い設定のように感じてしまうかもしれません。
海外FX業者の魅力の一つがハイレバレッジですが、一般的に500倍以上のレバレッジであれば十分にハイレバレッジの部類に入るといえます。
XMの「ゼロ口座」の最大レバレッジは500倍に設定されており、XMの他の口座(スタンダード口座・マイクロ口座の最大1000倍)と比べると制限されています。
ただし、国内FX業者(最大25倍)と比較すれば、依然として高いレバレッジで取引が可能です。
また、他の海外FX業者と比較すると、口座タイプや取引条件によって最大レバレッジが異なるため、一概に比較するのは難しいですが、一般的には以下のようになっています。
- Axiory:最大400倍(口座タイプによって異なる)
- TitanFX:最大500倍
- Tradeview:最大500倍
これらと比較すると、XMの「ゼロ口座」の最大レバレッジはやや低めですが、それでも十分に高いレバレッジで取引が可能です。
「ゼロ口座」は少ない資金で取引したい方や、資金効率を重視する方にとって魅力的な選択肢となります。
XMのゼロ口座のボーナスについて
XMでは、次のようなボーナスが設定されていますが、開設する口座によっては、ボーナスが受け取られない場合があります。
ボーナスの種類 | 内容 | 金額・割合 |
---|---|---|
口座開設ボーナス | 新規口座開設時に入金不要で受け取れるボーナス | 3,000円 |
入金ボーナス(第一段階) | 最初の5万円の入金に対するボーナス | 50%(最大25,000円) |
入金ボーナス(第二段階) | 5万円以上の入金に対する追加ボーナス | 20%(最大45万円) |
ロイヤルティプログラム | 取引ごとにポイントが貯まり、ボーナスと交換可能 | 取引量に応じて変動 |
季節限定ボーナス | 期間限定のプロモーションによる特別ボーナス | キャンペーンごとに異なる |
(XMで受け取れるボーナス一覧:2025年1月現在)
XMの「ゼロ口座」は、スタンダード口座やマイクロ口座で受け取れる「入金ボーナス」や「ロイヤルティプログラム(XMP)」の対象外となっています。
XMのロイヤルティプログラム(XMP)も、「ゼロ口座」では利用できません。
このXMP制度は、取引ごとにポイントを獲得し、ボーナスや現金に交換できる仕組みですが、「ゼロ口座」では適用されないため、ポイントを貯めたい方はスタンダード口座やマイクロ口座を検討するとよいでしょう。
まずはXMの取引環境を試してみたいという方は、デモ口座を開設して、取引条件を実際に体感してみるのもおすすめです。
【関連記事】XMのボーナス完全ガイド|種類・出金条件・活用法と消滅条件も詳しく解説!
XMのゼロ口座の通貨ペアについて
XMの「ゼロ口座」で取引可能な通貨ペアについて解説していきます。
結論として、XMの「ゼロ口座」では約55種類の通貨ペアを取引することができます。また、通貨ペア以外ではゴールド(XAU/USD)およびシルバー(XAG/USD)の取引も可能です。
一方で、XMの「スタンダード口座」では、60種類以上の通貨ペアを取引できるほか、コモディティ、株式、仮想通貨のCFDも取り扱っています。そのため、「ゼロ口座」は「スタンダード口座」と比べると、取引できる商品の範囲がやや限定されていると言えます。
もし「ゼロ口座」で取引できない銘柄を扱いたい場合は、別の口座を開設するのも一つの選択肢です。
XMでは、一つのアカウントで最大8つの口座を開設できるため、取引スタイルに応じて口座を使い分けることが可能です。
XMのスプレッドのまとめ
XMのスプレッドに関する重要ポイント
- スプレッドとは?
通貨ペアの売値(Bid)と買値(Ask)の差額で、FX取引の「隠れたコスト」。 - XMの口座タイプごとのスプレッド
スタンダード口座は1.0pips〜、KIWAMI極口座は0.6pips〜、ゼロ口座は最小0.0pips(手数料あり)。 - 手数料の有無に注意
スタンダード口座とマイクロ口座は手数料なし、ゼロ口座は取引ごとに片道5ドルの手数料が発生。 - スプレッドは市場状況で変動
早朝や指標発表時など、流動性が低い時間帯はスプレッドが広がることがある。 - 初心者はスタンダード口座が無難
バランスの取れたスプレッド、手数料なし、ボーナス適用のため、最初の選択肢におすすめ。
XMのスプレッドは口座ごとに異なり、取引コストに大きく影響します。スプレッドの狭さだけでなく、手数料の有無や取引スタイルを考慮することが重要です。
初心者には、バランスの良い「スタンダード口座」が適していますが、スキャルピング(短期売買)なら「KIWAMI極口座」、最小スプレッドを求めるなら「ゼロ口座」も選択肢になります。
次のステップとして、自分のトレードスタイルに合った口座を選び、実際にデモ口座や少額取引で試してみましょう!X
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