モーニングレポート 2023.3.21

米国債利回り上昇も、ドルインデックス下落
為替相場では、ドルインデックスが下落。米国債利回りは大幅上昇となりましたが、米国の金融引き締めに対する思惑が後退していることなどから、ドルの先安観が強まる状況となっています。ユーロ/ドルは1.07ドル台前半、ポンド/ドルは1.22ドル台半ばから後半でそれぞれ推移しています。円はまちまちでの推移となっています。円は欧州時間帯で買われやすい地合いとなり、ドル/円、クロス円ともに下値を拡大する展開となりましたが、米株の上昇などを眺めて持ち直す動きが強まり、下値を削る展開となりました。ドル/円はドルインデックスの下落を眺めてマイナス圏での推移となりましたが、クロス円はしっかりとした動きが展開されています。






モーニングレポート 2023.3.20

ドル売り圧力強まり、円買い優勢
為替相場では、ドルインデックスが下落。米国債利回りの大幅低下を眺めてドル売り圧力が強まる展開となり、下値を拡大しています。米国の利上げに対する織り込みが急激に低下していることもドルに対する売り圧力を強める展開となっています。ユーロ/ドルは1.06ドル台半ば、ポンド/ドルは1.21ドル台半ばから後半でそれぞれ引けました。円は買われやすい地合いとなっています。ドルに対する売り圧力が強まる中でドル/円が下値を拡大する展開となり、クロス円も全般的に売り優勢の流れとなりました。リスク回避的な動きが強まる中で円に対する買い意欲が強まる状況となっています。ドル/円は132円を割り込み131円台後半、ユーロ/円は140円台半ばから後半、ポンド/円は160円台半ばでそれぞれ引けました。






モーニングレポート 2023.3.17

米国債利回り上昇もドル軟調
為替相場では、ドルインデックスが下落。ECBが50bpの利上げを断行したことでユーロに対する買い戻しの動きが展開され、ドルの上値を抑えています。ドルは全般的に上値の重い展開となっていますが、米国債利回りの上昇などを眺め、積極的にドルを売る動きにもなっていません。ユーロ/ドルは1.06ドル台を回復して1.06ドル台前半、ポンド/ドルは1.20ドル台後半でそれぞれ推移しています。円は軟調地合いとなっています。米株の大幅下落などを受けて円に対する買い意欲が強まる場面もありましたが、米株の持ち直しや米国債利回りの大幅上昇となどが意識されてドル/円が持ち直す動きを見せ、クロス円も上値を拡大する展開となっています。現状ドル/円は133円台半ば、ユーロ/円は141円台後半、ポンド/円は161円台後半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.3.16

ECBの金融引き締め期待後退で、ユーロ売り優勢
為替相場では、ドルインデックスが大幅上昇。クレディ・スイス銀行の株価の大幅下落などを背景に、金融システム不安が高まり、ECBの金融引き締めに対する思惑が後退し、ユーロ売り圧力が強まる展開となっています。ユーロ/ドルは1.05ドル台半ばから後半の水準まで下落しドルの下値を支えました。また、ポンド/ドルも1.20ドル台半ばまで下落しており下値を拡大する展開となっています。一方、円は堅調地合い。ドルインデックスは大幅上昇となったものの、米国債利回りの大幅下落などを背景にドル/円が軟調地合いとなっています。クロス円も軒並み下落するなど、円に対する買い圧力の強まる状況となりました。ドル/円は133円台半ば、ユーロ/円は141円台前半、ポンド/円は160円台半ばから後半でそれぞれ推移しています。ユーロ/円は一時140円割れ、ポンド/円は一時160円割れの水準まで下落しました。






モーニングレポート 2023.3.15

米国債利回りが持ち直し、ドル底堅い
為替相場は、ドルインデックスが小幅に上昇。米国債利回りの大幅上昇を背景に、ドルは底堅い動きが展開されています。ただ、金融リスクに対する警戒感は根強く、積極的にドルを買い進む展開にはなっていません。現状ユーロ/ドルは1.07ドル台前半から半ば、ポンド/ドルは1.21ドル台半ばで、それぞれ推移しています。 円は軟調地合いとなっています。ドル/円が米国債利回りの上昇などを眺めてしっかりとした動きとなったことなどを受け、クロス円もつれ高となっています。米株の大幅上昇などが意識されて円売り圧力が展開されています。ただ、NY時間帯は地政学的リスクなどが上値を削る動きとなりました。現状ドル/円は134円台前半、ユーロ/円は144円台前半、ポンド/円は163円台前半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.3.14

金融システムリスクを抱え、ドル軟調
為替相場では、ドルインデックスが大幅続落。米国債利回りの急落を背景にドルに対する売り圧力が強まっており、下値を拡大する展開となっています。ユーロ/ドルは1.07ドルを回復しての動きであり、ポンド/ドルは一時1.22ドル台回復目前まで上昇しました。市場全体にドル売りの流れが展開されています。現状ユーロ/ドルは1.07ドル台半ば、ポンド/ドルは1.21ドル台後半でそれぞれ推移しています。 円はまちまちでの推移となっています。ドル売り圧力が強まる中でドル/円は下値を拡大する展開となり、133円台前半まで押し込まれています。クロス円もダウの軟調地合いを眺めて上値の重い展開となっていますが、FEDの対応やバイデン大統領の発言などを受けてリスク回避的な動きが巻き戻される状況となっており、円買いの流れも修正されています。ユーロ/円は142円台後半、ポンド/円は162円台前半から半ばでの推移となっています。






モーニングレポート 2023.3.13

米国債利回りの急落で、ドル売り優勢
為替相場では、ドルインデックスが大幅に下落。米国債利回りの大幅低下などを背景に、ドルに対する売り圧力が強まる展開となりました。米国の金融政策に対するタカ派的な思惑が和らいだことなどもドル売りの流れを強めました。ドルは主要通貨に対して売られやすい地合いとなり、ユーロ/ドルは1.06ドル台半、ポンド/ドルは1.20ドル台前半から半ばでそれぞれ引けました。 円は買われやすい地合いとなりました。ドル/円が大幅下落となる中でクロス円も全般的に売られやすい地合いとなりました。ドル/円などは1円超の下落となるなど、円に対する買い戻しの動きが強まりました。ただ、ポンド/円は持ち直し基調から小幅に上昇しての引けとなっています。ドル/円は134円台後半、ユーロ/円は143円台半ば、ポンド/円は162円台前半から半ばでそれぞれ引けました。






モーニングレポート 2023.3.10

米国債利回りの大幅低下で、ドル売り優勢
為替相場では、ドルインデックスが下落。米国債利回りの低下などを背景に、ドルに対する売りの流れが強まる展開となっています。ドルは主要通貨に対して売られやすい地合いとなっています。現状ユーロ/ドルは1.05ドル台後半、ポンド/ドルは1.19ドル台前半でそれぞれ推移しています。 円は買われやすい地合いとなっています。ドルインデックスの下落を受けてドル/円が1円超の下落となるなど下値を拡大しており、クロス円もつれ安となっています。米株が下値を拡大したことなどを背景に、リスク回避的な動きから円買い圧力が強まっています。現状ドル/円は136円台前半、ユーロ/円は144円台前半、ポンド/円は162円台前半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.3.9

米国債利回りの上昇で、ドル堅調
為替相場では、ドルインデックスが小幅に上昇。米国債利回りの上昇などを背景に、ドルは下値の堅い展開となっています。ただ、前営業日の大幅上昇に対する調整の動きもあり、上値は抑えられNY時間帯は狭いレンジでの動きが展開され、方向感の見えにくい状況となっています。現状ユーロ/ドルは1.05ドル台半ば、ポンド/ドルは1.18ドル台半ばでそれぞれ推移しています。 円は全体的に軟調地合いで推移。大きな動きにはなっていませんが、ドルインデックスの堅調地合いを眺めてドル/円が底堅い動きを見せており、クロス円もつれ高となっています。ダウが下げ渋る動きを見せたことで円に対する売り圧力が意識されています。現状ドル/円は137円台半ば、ユーロ/円は144円台後半、ポンド/円は162円台半ばから後半で、それぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.3.8

米金利の先高期待からドル急騰
為替相場では、ドルインデックスが大幅上昇。パウエルFRB議長の議会証言を受けて米国の金融政策に対するタカ派的な思惑が強まり、ドルに対する買い意欲が強まっています。ドルは主要通貨に対して独歩高となっており、ドルインデックスは105台半ばまで上昇しています。現状ユーロ/ドルは1.05ドル台半ば、ポンド/ドルは1.18ドル台前半まで押し込まれています。 円はまちまちでの推移。ドル/円が137円台を回復するなど1円以上の上昇となる一方、クロス円は株安などを背景に円高基調が強まる流れとなっており、ポンド/円や豪ドル/円などは1円超の下落となっています。現状ドル/円は137円台前半、ユーロ/円は144円台半ば、ポンド/円は162円台前半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.3.7

米雇用統計を控え様子見ムードの中、小幅まちまち
為替相場では、ドルインデックスが下落。ユーロ圏のインフレに対する警戒感からECBの金融政策がタカ派的なものとなるとの思惑が強まり、ユーロ/ドルが堅調地合いとなり、ドルの上値を抑える展開となっています。ただ米国債利回りもしっかりとした動きとなったことで、ドルに対する買い戻しの動きも展開され、ドルインデックスは下げ幅を縮小する流れとなっています。現状ユーロ/ドルは1.0681ドル前後、ポンド/ドルは1.2025ドル前後をそれぞれ推移しています。 円はまちまちでの推移。ドル/円が小幅ながらプラス圏での推移となる中でユーロ/円もしっかりとした動きとなっています。ダウがプラス圏での引けとなったことで、円に対する売りの流れが展開されています。ただ、ポンド/円などは小幅に下落しており、全体的な流れとしては方向感の見えにくい状況となっています。現状ドル/円は135円台後半、ユーロ/円は145円台前半、ポンド/円は163円台半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.3.6

ドル売りが展開され、反射的に円買い優勢に
為替相場では、ドルインデックスが下落。米国債利回りが長期債を中心に下げ幅を拡大したことなどを受けてドル売り圧力が強まる展開となりました。ドルは主要通貨に対して売られやすい地合いとなり、下げ幅を拡大しました。ユーロ/ドルは1.06ドル台前半から半ば、ポンド/ドルは1.20ドル台前半から半ばでそれぞれ引けました。 円は買われやすい地合いとなりました。ドル売りの流れが強まり、ドル/円が136円台を割り込んでの引けとなる中で、クロス円もつれ安となって引けました。米株の堅調地合いを眺めて持ち直す場面もありましたが、ここまでの円安に対する修正の動きが展開されて上値は抑えられました。






モーニングレポート 2023.3.3

米国債利回り上昇で、ドル堅調
為替相場では、ドルインデックスが堅調地合いで推移。米国債利回りの上昇などを背景に、ドルに対する買い意欲が強まっています。また、米新規失業保険申請件数が予想外に減少したことなどが米国の金融政策に対するタカ派的な思惑を強める展開となっています。現状ユーロ/ドルは1.05ドル台後半、ポンド/ドルは1.19ドル台半ばでそれぞれ推移しています。 円はまちまちでの推移。ドルインデックスの上昇を受けてドル/円が堅調地合いとなり、一時137円を回復する展開となりました。そこからは調整の動きが入っているものの、136円台半ばから後半での推移となっています。一方、クロス円は全体的に上値を抑えられており、調整売り優勢となっています。ユーロ/円は144円台後半、ポンド/円は163円台半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.3.2

ユーロ圏国債利回りの上昇期待から、ユーロ買い円売り
為替相場では、ドルインデックスが軟調地合いで推移。米国債利回りは上昇しているものの、ECBの金融引き締めに対する思惑からユーロに対する買いの流れが強まり、反射的にドルの上値が抑えられる展開となりました。現状ユーロ/ドルは1.06ドル台半ばから後半、ポンド/ドルは1.20ドル台前半でそれぞれ推移しています。円は軟調地合いで推移しています。ドル/円はほぼ変わらずの水準で推移していますが、ユーロ/円が大きく上昇しており、クロス円の下値を支える展開となっています。ダウがショートカバーに支えられたことも円売りの流れを後押しする展開となっています。現状ドル/円は136円台前半、ユーロ/円は145円台前半、ポンド/円は163円台半ばから後半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.3.1

米国債利回りの上昇を背景に、ドル堅調
為替相場では、ドルインデックスが堅調地合いで推移しています。米短期債利回りが上昇基調を強める中でドルに対する買い意欲が強まる展開となっています。全体的には大きな動きにはなっていませんが、ドルの先高観が意識される展開となっています。現状ユーロ/ドルは1.05ドル台半ばから後半、ポンド/ドルは1.20ドル台前半から半ばでそれぞれ推移しています。円は買われやすい地合いとなっています。ドル/円はほぼ変わらずでの動きとなっていますが、クロス円は全般的に売られやすい地合いとなっています。米株の上値の重い展開が円に対する買い意欲を強める展開となっています。ただ、大きな動きにはなっておらず、様子見ムードが強まる流れとなっています。ドル/円は136円台前半、ユーロ/円は144円台前半、ポンド/円は163円台後半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.2.28

材料難の円は、売り優勢継続
為替相場では、ドルインデックスが軟調地合いで推移しています。米国債利回りの上値の重い展開などを眺めてドル売りの流れが展開されています。また、英国とEUが北アイルランドを巡る離脱後の問題に終止符といった報道が流れたことでポンドに対する買い意欲が強まる流れとなっています。現状ユーロ/ドルは1.06ドル台前半、ポンド/ドルは1.20ドル台半ばでそれぞれ推移しています。円はまちまちでの推移となっています。ドルインデックスの下落を受けてドル/円が軟調地合いとなる一方、ユーロ/円やポンド/円が上昇しています。ただ、オセアニア通貨などは軟調地合いとなっています。ポンド/円が1円超の上昇となっており、全体的にはやや円が売られやすい地合いですが、大きな方向感は見えにくいところです。現状ドル/円は136円台前半、ユーロ/円は144円台半ば、ポンド/円は164円台前半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.2.27

金利拡大の思惑から、円売り加速
為替相場では、ドルインデックスが続伸。米国債利回りの大幅上昇などを眺めてドル買い圧力が強まる展開となっており、底堅い動きが展開されました。ドルは主要通貨に対して買われる流れとなりました。ただ、ECBの金融引き締めの動きも意識されているため、ユーロ/ドルは大きな動きにはなっておらず、1.05ドル台半ばでの引けとなりました。ポンド/ドルは1.20ドルを割り込み1.19ドル台半ばで引けました。円は売り圧力が強まりました。ドル/円が2円近い上昇となって136円台半ばまで上昇しており、クロス円もつれ高となりました。植田和男次期日銀総裁候補が衆院の所信聴取で現在の金融政策は適切との見解を示したことで金融緩和策の修正に対する警戒感が和らぎ、円売りの流れが意識されました。ユーロ/円は143円台後半、ポンド/円は163円台前半でそれぞれ引けました。






モーニングレポート 2023.2.24

米インフレ圧力の強まりで、円買い優勢
為替相場では、ドルインデックスが小幅に上昇。前営業日終値を挟んでの動きが継続して方向感の見えにくい流れとなっていますが、ユーロやポンドの上値が抑えられたことでドルの下値が支えられました。現状、ユーロ/ドルは1.05ドル台後半、ポンド/ドルは1.20ドル台前半でそれぞれ推移しています。円は買われやすい地合いとなっています。ドル/円が上値を抑えられたことで、クロス円の上値も重い状況です。ドル/円は一時135円台を回復する動きとなったものの、そこから調整の動きが強まる展開となっています。ただ、米株が上昇基調を強めたことで円に対する買いの流れも一服している状況です。現状ドル/円は134円台半ばから後半、ユーロ/円は142円台半ばから後半、ポンド/ドルは161円台後半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.2.23

米金利の先高観が強まり、ドル堅調
為替相場では、ドルインデックスが続伸。米国債利回りは低下しているものの、米国の金融政策に対するタカ派的な思惑が強まる中でドルに対する買い優勢の流れとなっています。また、ビルロワドガロー仏中銀総裁が利上げに関して、9月まで毎回実施する義務はないなどと発言したことで、ユーロの上値が抑えられました。現状ユーロ/ドルは1.06ドル台前半、ポンド/ドルは1.20ドル台半ばでそれぞれ推移しています。円は買われやすい地合いとなっています。ドル/円が小幅に下落する中でポンド/円が1円超の下落となるなど下値を拡大する展開となっています。円に対する買い戻しの動きが強まる中でドル/円、クロス円ともに上値の重さが意識される展開となっています。ただ、積極的に売り込む展開にはなっておらず、ドル/円も目先は持ち直し基調となっています。現状ドル/円は134円台後半、ユーロ/円は143円台前半、ポンド/円は162円台半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2023.2.22

米国債利回りの上昇を背景に、ドル堅調
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米国債利回りの大幅上昇などを背景に、ドルに対する買い意欲が強まっています。一方、ポンドに対する買い意欲も強まっておりポンド/ドルはプラス圏での推移を維持しています。現状ユーロ/ドルは1.06ドル台半ば、ポンド/ドルは1.21ドル台前半でそれぞれ推移しています。円はまちまちでの推移となっています。ドルインデックスの上昇などを背景に、ドル/円が買われやすい地合いとなっています。目先135円台を回復するなど上値を拡大しています。一歩、クロス円はユーロ/円やポンド/円が上昇する一方、オセアニア通貨に対する売りが意識されている状況です。全体的には円は売られやすい地合いですが、株安もあって方向感の見えにくい流れとなっています。現状ドル/円は135円台前半、ユーロ/円は143円台半ばから後半、ポンド/円は163円台半ばで、それぞれ推移しています。