モーニングレポート 2024.02.23
ドルインデックスは小幅下落
為替相場はドルインデックスが小幅に下落しての推移となっています。米国債利回りがまちまちとなる中でドルは方向感の見えにくい流れとなっています。ポジション調整の動きが展開されやや上値は重く、104を割り込んでの推移となっていますが、米国の早期利下げ観測が後退する中で積極的にドルを売る動きにもなっていません。現状ユーロ/ドルは1.08ドル台前半、ポンド/ドルは1.26ドル台半ばでそれぞれ推移しています。
円は軟調地合いで推移しています。米株の大幅上昇を背景にリスク志向の動きが展開されており、円に対する売り圧力が強まりました。ややポンド/円が上値を拡大し、190円台を回復していますが、全体的には大きな動きにはなっておらず、ここまでの上昇に対する修正の動きも見られています。現状ドル/円は150円台半ば、ユーロ/円は162円台後半、ポンド/円は190円台半ば、豪ドル/円は98円台半ばから後半でそれぞれ推移しています。