モーニングレポート 2022.1.25
地政学的リスクを背景にドル、円底堅い展開
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米国債利回りが持ち直し基調となっていることや、プラス圏に浮上したとはいえ米株の先行きに対する警戒感などから安全資産としてのドル買いの流れが強まり、底堅い動きが展開されています。ポンド/ドルは1.35ドルを割り込む動きとなるなど下げ幅を拡大しています。その他の主要通貨に対してもドルは買われやすい地合いとなっています。円は小幅まちまちでの推移となっています。朝方はリスク回避的な動きの強まりを受けて円に対する買い意欲がくすぶる展開となっていましたが、米株の戻りを受けて円買いに対する調整の動きが強まる流れとなりました。ドルインデックスの上昇などを眺めてドル/円は底堅い動きが継続しており、ユーロ/円が129円台を回復する動きとなっています。ポンド/円は154円を割り込む動きとなるなどマイナス圏での推移となっています。