モーニングレポート 2022.2.2
ドルインデックスが軟調地合い
為替相場では、ドルインデックスが下落。欧州や英国の金融政策に対するタカ派的な思惑が意識され、ユーロやポンドなどに対する買いの流れから、ドル売り圧力が高まっています。米国の金融政策に対するタカ派的な見方の修正などもドルの上値を抑える要因となっています。ユーロ/ドルは1.12ドル台中盤から後半での推移となっており、ポンド/ドルは1.35ドル台を回復しています。ドルは主要通貨に対して概ね売られる展開となっており、警戒感が強まる流れとなりました。一方、円はまちまちでの推移。ドル/円の上値が抑えられたことでクロス円も伸び悩む展開となりましたが、米株の上昇などを背景にリスク志向の動きが意識されて円売り圧力が強まりました。ユーロ/円やカナダドル/円が小幅に下落していますが、全体的には底堅い動きとなっています。ドル/円は115円を割り込んでの動きとなっていますが、ポンド/円などは155円台を回復する動きが展開されています。