モーニングレポート 2022.1.7
米株安を背景に調整加速、円堅調
為替相場では、ドルインデックスが小幅に上昇しての推移となっています。大きな動きにはなっていないものの、早期利上げ観測が意識される中でドルの下値が支えられる展開となっています。ユーロ/ドルは再度1.13ドルを割り込む動きとなっており、ポンド/ドルも1.35ドル台前半から中盤での動きとなっています。全体的には小動きですが、ドルに対する買い意欲は根強い局面となっています。一方、円は買い優勢の流れ。原油高を受けてカナダドル/円がプラス圏での推移となっていますが、ドル/円は116円を割り込む動きで、クロス円も全般的には上値の重さが意識される状況となっています。ユーロ/円は131円を、ポンド/円は157円をそれぞれ割り込む展開となっています。米株安を背景にリスク回避的な動きが意識され、円に対する買い意欲が強まる展開となっています。