モーニングレポート 2022.4.26

ドルインデックス上昇基調、円底堅い
為替相場では、ドルインデックスが上昇基調を維持。米国債利回りは大きく低下したものの、米国の金融引き締めに対する思惑からドルの先高観が強まる展開が継続しています。特に対ポンドなどでのドル買いの流れが強まる展開となり、ポンド/ドルは一時1.27ドルを割り込む動きとなりました。また、ユーロ/ドルも一時1.07ドルを割り込むなど警戒感が強まっています。円は全体的に買われやすい地合い。朝方の米株安などを眺めて円に対する買い戻しの動きが強まる展開となりました。その後米株の持ち直しを眺めて円買いに対する修正の動きが見られ、ドル/円は128円を回復しています。クロス円も全体的に上値が重く、円高基調が維持される展開となりました。






モーニングレポート 2022.4.25

ドルは上昇基調を強める
為替相場では、ドルインデックスが上昇基調を強める展開となって引けました。米国債利回りはやや上値の重さが意識されましたが、米国の金利引き上げに対する思惑が強まる中でドルに対する買い意欲が強まる展開となっています。特にドルは対ポンドで大幅上昇となっており、ポンド/ドルは1.28ドル台にまで下落しました。ドルは対主要通貨で独歩高となって推移しました。一方、円は全体的には買われやすい地合いとなりました。ドルの上昇を受けてドル/円は小幅上昇となりましたが、クロス円は軒並み大幅下落となり、ポンド/円は2円以上の下落となりました。欧州の金融引き締めに対する思惑からユーロ/円は大きな動きにはならなかったものの、マイナス圏での引けとなっています。豪ドル/円やNZドル/円なども1円以上のマイナスとなって引けました。






モーニングレポート 2022.422

円安傾向継続も、調整の動きで方向感失う
為替相場では、ドルインデックスが底堅い動きとなっています。朝方はドル売りの流れが継続する展開となっていましたが、米国債利回りの上昇などを背景にドルに対する買い戻しの動きが巻き戻され、プラス圏での推移となっています。ユーロ/ドルは1.08ドル台前半から中盤、ポンド/ドルは1.30台前半でそれぞれ推移しています。一方、円はまちまちでの推移。ドルインデックスの上昇を受けてドル/円は底堅い動きとなっており、クロス円も下値を支えられる流れとなっています。ただオセアニア通貨に対する売りの流れが強まり、豪ドル/円などは上値の重い展開となっています。ドル/円は128円台中盤、ユーロ/円は139円台で推移しています。






モーニングレポート 2022.421

日銀の口先介入で、円安に歯止めか
為替相場では、ドルインデックスが大きく下落して推移。米国債利回りの低下などを受けてドルに対する売り意欲が強まる展開となっています。ユーロ/ドルは1.08ドル台半ば、ポンド/ドルは1.30ドル台半ばまで持ち直す展開となっています。ドルは対主要通貨で売られやすい地合いとなっており、ここまでのドル買いに対する調整の動きが強まりました。一方、円は堅調地合い。ドル/円が128円を割り込む動きとなっており、クロス円も底堅い動きが展開されています。日本の金融当局からの円安に対する懸念などが意識され、ここまでの円売りに対する調整の動きが意識されています。ドル/円は目先は128円を目指して動き、ユーロ/円は138円台後半で、ポンド/円は167円台前半での推移となっています。






モーニングレポート 2022.420

ドル堅調、円売り加速
為替相場では、ドルインデックスが堅調地合いを維持。米国債利回りの上昇などを背景にドル買い圧力が強まっています。ただ、ユーロなども金融引き締めに対する思惑から底堅い動きを見せており、ドルインデックスの上値を抑えました。ユーロ/ドルは1.07ドル台後半で、ポンド/ドルは1.30ドルを挟んでの動きとなっています。一方、円は軟調地合い継続。ドル/円が128円台後半まで上昇するなど、円売り圧力が強まっています。ドル/円の上昇を眺めてクロス円も堅調地合いとなっており、ユーロ/円は139円台へ、ポンド/円は167円台中盤へと上昇しています。円は南ア・ランドなどの一部の通貨を除いて売られる流れとなりました。






モーニングレポート 2022.419

ドル高円安継続、ドル/円は127円突破
為替相場では、ドルインデックスが堅調地合いを維持。米長期債利回りの上昇などを背景に買い意欲が強まっています。ただ、市場全体の様子見ムードが意識される中でドルも方向感の見えにくい展開となり、日中は様子見ムードが強まりました。ユーロ/ドルは1.07ドル台後半で、ポンド/ドルは1.30ドル台前半での推移となっています。一方、円は軟調地合い。ドル/円が一時127円を突破し、現状も127円を挟んでの動きが展開されていることなどを眺めて円売りの流れが強まっています。クロス円はオセアニア通貨などが小幅に下落する展開となったものの、全体的には底堅い動きとなっています。ユーロ/円は一時137円台を突破する動きを見せており、円売りの流れが意識されやすい状況となりました。






モーニングレポート 2022.418

ドル買い、円売り継続
為替相場では、ドルインデックスが堅調地合いで引けました。株式市場や債券市場が休場となる中、金融引き締めに対する思惑からドルの下値が支えられる展開となりました。全体的には大きな動きにはなっていないものの、ドルに対する買い意欲が根強く、対主要通貨でドル買い圧力が意識される展開となっています。豪ドル/ドルは0.74ドルを割り込んでの引けとなっています。一方、円は軟調地合いとなっています。ドルに対する買い意欲が強まる中でドル/円が126円台中盤まで上げ幅を拡大したことなどを受けてクロス円も底堅い動きが展開される形となっています。ポンド/円は165円を突破しての動きとなっており、買い優勢の流れが強まっています。円は対主要通貨で売られる流れとなりました。






モーニングレポート 2022.415

米債券利回り上昇を背景に、ドル買い加速
為替相場では、ドルインデックスが堅調地合いで100を回復。米国債利回りが大幅上昇となっていることなどを背景にドルは対主要通貨で買われやすい流れとなっています。特に対ユーロやポンドで買いが加速し、ユーロ/ドルは一時1.08ドルを割り込んでの動きとなりました。ポンド/ドルも1.31ドルを割り込んでの推移、ドル買い圧力が強まっています。円はまちまちでの推移。ドル/円が一時126円台を回復するなど円売りの流れが強まり、クロス円も底堅い動きとなりましたが、ドル/円の上昇が一服すると、株価へ売り圧力が強まった事も相まってクロス円も上値の重い展開となり、ユーロ/円などは軟調地合いとなりました。しかし、全体的には大きな動きにはなっておらず、方向感の見えにくい展開です。






モーニングレポート 2022.414

円買い材料乏しく、円安継続
為替相場では、ドルインデックスが軟調地合い。ドルインデックスが100を割り込んでの動きとなっており、ここまでのドル買いに対する調整の動きが意識されています。米国債利回りの低下が意識される中でドルに対する売り圧力が強まりました。ユーロやポンドなどに対するドル売りの流れが強まる一方、オセアニア通貨に対する買いが継続しており、全体的にはまちまちでの推移となっています。一方、円は売られやすい地合い継続。ドル/円が一時126円台を付けるなど上値を拡大する展開となり、そこからは下落したものの、125円台半ばでの推移となっています。ユーロ/円なども136円台中盤から後半での推移となり、ポンド/円も164円台中盤から後半まで2円弱の上昇となるなど円安基調が強まっています。NZドル/円などは小幅に下落していますが、全体的には円売り圧力が強まる流れとなっています。






モーニングレポート 2022.413

インフレに対する警戒から、様子見強まる
為替相場では、ドルインデックスが堅調地合い。ドルインデックスが100を突破しての動きとなっており、ドルは底堅い動きが展開されています。ただ、インフレに対する思惑が後退したことなどを受けて米国債利回りの上値が抑えられており、ドルの上値も抑えられました。ドルはオセアニア通貨などに対して売られる流れとなる一方、欧州通貨に対しては買われやすい地合いとなっています。ユーロ/ドルは1.08ドル台前半、ポンド/ドルは1.30ドルを挟んでの推移となっています。一方、円はまちまちでの推移。ドル/円は大きな動きにはなっておらず、様子見ムードが強まる展開となっています。朝方は米消費者物価指数を眺めてドル売り圧力が強まり、125円を割り込む動きとなりました。しかし、その後は持ち直し基調を強め、目先は125円台前半から中盤での推移となっています。ユーロ/円やポンド/円はやや上値が重く、ポンド/円は163円を挟んでの動きが展開されています。






モーニングレポート 2022.412

ドル底堅く、円独歩安基調継続
為替相場では、ドルインデックスが底堅い動き。米長期債利回りの上昇などを背景にドルに対する買い意欲が根強く、堅調地合いを維持しています。ただ、米国の消費者物価指数の発表を控えていることで、結果を見極めたいとの思惑からも、全体的にはやや方向感の見えにくい展開となっています。ユーロ/ドルやポンド/ドルは大きな動きにはなっていません。一方、円は全体的に軟調地合い。ドル/円が125円を突破して上値を拡大する展開となったことなどを眺めてクロス円も上昇基調となっており、円は対主要通貨で独歩安基調となっています。ドル/円は一時125円台後半まで上昇しており、買い優勢の流れが継続しています。目先は調整の動きが入っていますが、125円台前半から中盤での動きであり、下値の堅い展開となっています。






モーニングレポート 2022.411

日銀の金融政策の弱さから、円安継続
為替相場では、ドルインデックスが小幅に上昇。米国債利回りの上昇などと背景に、ドルは底堅い動きが展開され、ドルインデックスは一時100を超える動きとなりました。しかし、ここまでの上昇に対する調整の動きに上値が抑えられ、上げ幅を縮小しての引けとなりました。ドルは対ポンドでは買い意欲が強まったものの、その他の通貨に対しては全体的に小動きで、方向感の見えにくい様子見ムードとなりました。一方、円は全体的に軟調地合い。ポンドに対する売り圧力が強まる中でポンド/円は下落しましたが、ドル/円は底堅い動きから124円を突破しての動きとなり、ユーロ/円も135円台での推移となっています。ポンド/円は162円を割り込んでの推移となりましたが、日銀の金融政策に対する思惑から円売りの流れが継続しており、円安基調が維持されやすい局面となりました。