モーニングレポート 2022.7.8
米雇用統計を控え、様子見ムード
為替相場では、ドルインデックスがやや上値重い展開となっています。ここまでの上昇に対する調整の動きが意識される中で上値を抑えられる場面もありましたが、米国債利回りの上昇などを背景にドルに対する買い戻しの動きが意識されて持ち直す動きとなりました。ただ、積極的に買い進む展開にはならず、前営業日終値を挟んでの動きが展開されました。ユーロ/ドルは一時1.02ドルを回復する場面もありましたが、上値を抑えられる展開となり、1.01ドル台半ばでの推移となっています。一方、ジョンソン英首相の辞任表明を受けてポンドに対する買い意欲が意識され、ポンド/ドルは1.20ドルを回復しての動きとなっています。円はまちまちでの推移となっています。ドル/円が雇用統計を控えて様子見ムードを強める中、前営業日終値を挟んでの動きが展開されています。ユーロ/円は小幅に下落する一方、ポンド/円が持ち直し基調となって163円台半ばまで買い戻されています。ただ、全体的には方向感の見えにくい展開が継続しました。ドル/円は目先136円を挟んでの動きとなっています。