モーニングレポート 2022.7.4

インフレ観測の後退から、円堅調
為替相場では、ドルインデックスが上昇しての引けとなりました。米国債利回りは大きく低下したものの、欧州債利回りも大幅低下となっており、ユーロ/ドルが軟調地合いでの引けとなったことでドルに対する買いが意識されました。欧州経済の警戒感に対する思惑や米株の上昇などもドルの下値を支える結果となっています。円は全体的に堅調地合いとなっています。米株は上昇したものの米国債利回りや欧州債利回りの大幅低下などを受けてリスク回避的な動きが意識され、円に対する買い意欲が強まりました。ただ、米株が引けにかけて持ち直したことで円買い圧力が若干和らぐ展開となっています。対ユーロや対ポンド、対豪ドルなどで1円以上の下落となるなどクロス円は大きく下落し、円は主要通貨に対して独歩高となりました。






モーニングレポート 2022.7.1

円安基調一服、方向感を探る局面
為替相場では、ドルインデックスが下落しての推移となっています。米国債利回りの低下などを受けてドル買いに対する調整の動きが意識される展開となっています。欧州債利回りの低下を受けて一時1.04ドルを割り込んでいたユーロ/ドルは1.04ドル台後半での推移、ポンド/ドルも1.21ドル台後半での推移となっており、ドルに対する売り圧力が強まりました。円は全体的に堅調地合いとなっています。リスク回避的な動きが意識されたことや、ドルインデックスの軟調などを受け、ドル/円は136円を割り込む動きとなっています。クロス円も全体的には軟調地合いであり、円に対する買い意欲が強まる流れとなりました。