モーニングレポート 2023.1.4
米建設支出が市場予想を上回り、ドル買い優勢
為替相場では、ドルインデックスが大幅上昇。米国債利回りは低下していますが、米建設支出が市場予想を上回ったことや、ユーロなどに対する売り圧力が強まったことなどを背景に、ドル買いの流れが強まりました。現状ユーロ/ドルは1.05ドル台半ば、ポンド/ドルは1.20ドルを割り込み1.19ドル台半ばで推移しています。円は買われやすい地合いとなっています。米株安を背景に円買い圧力が強まる展開となっています。日銀の金融政策に対する思惑も円買いを意識させる流れとなっています。ユーロ/円は1円超の下落となっています。ただ、ドルインデックスの大幅上昇を背景に、ドル/円はプラス圏に浮上する展開となり、一時130円を割り込む動きとなっていましたが、目先は131円を意識しての動きとなっています。現状ドル/円は130円台後半、ユーロ/円は138円台前半、ポンド/円は156円台半ばから後半でそれぞれ推移しています。