モーニングレポート 2022.5.18
リスク志向再燃、円売り圧力強まる
為替相場では、ドルインデックスが大きく下落。米国債利回りは上昇していますが、ユーロやポンドに対する買い戻しの動きが強まったことでドル売り圧力が強まっています。ここまでの上昇に対する調整の動きや、米株の上昇などを背景とした安全資産としてのドル買いに対する修正の動きなども意識されました。ユーロ/ドルは1.05ドル台中盤、ポンド/ドルは1.25ドルを挟んでの動きとなっています。円は売り優勢の流れとなりました。ドルインデックスの下落を受けてドル/円は上値の重い展開となりましたが、リスク志向の動きを背景とした円売りの流れが強まり、ドル/円も小幅ではあるものの上昇しての推移となっています。クロス円も全体的に買われやすい地合いとなり、対主要通貨で円安基調となりました。ドル/円は129円台前半から中盤での推移、ユーロ/円は136円台中盤まで上昇しました。