モーニングレポート 2022.1.24
円買い強まるも、スイスフラン/円は上昇
為替相場では、ドルインデックスが小幅に下落。安全資産としてのドルに対する買いの動きが意識される一方、米国債利回りの大幅低下などを背景に上値の重い展開となり、小幅に下落しての引けとなりました。早期利上げ観測に対する思惑もあり、ドルは下げ渋る展開となっています。ユーロ/ドルは底堅い動きから1.13ドル台半ばでの推移となる一方、ポンド/ドルは上値の重い展開となって1.35ドル台半ばまで下落する展開となりました。一方、円は買い圧力が強まる展開となっています。リスク回避的な動きが強まる中で円に対する買い意欲が強まる展開となり、ドル/円は113円台半ばまで下落する動きとなっています。また、ポンド/円は1円以上の下落となるなど、クロス円も売り優勢の流れが意識されました。ただ安全資産としてスイスフランなどは底堅い動きが展開され、スイスフラン/円はプラス圏での推移となりました。