モーニングレポート 2021.12.28
ドルインデックスが小幅に上昇
為替相場では、ドルインデックスが小幅に上昇しての推移となっています。全体的には方向感の見えにくい流れとなりましたが、アジア通貨を中心に売りの流れが意識されており、ドルの下値を支える展開となっています。一方でオミクロン株に対する警戒感が和らいでいることで、ユーロやポンドに対する買い戻しの動きが意識されてドルの上値を抑えています。特にポンドに対する買いの動きが意識される中でポンド/ドルは1.34ドル台を回復する動きとなっています。円は軟調地合いとなっています。米株の上昇基調などを背景にリスク志向の動きが意識されており、円に対する売り圧力が強まる展開となっています。ドル/円は115円を目指す形となっており、ユーロ/円は130円台を回復しています。ポンド/円は1円を超す上げ幅となっています。クロス円は対主要通貨で売られやすい地合いとなっており、独歩安基調となっています。