FX分析!リアルタイムチャートで検証して先を読め!
FXのレートについて現時点の値段のもの、すなわちリアルタイムで表示しているものをリアルタイムチャートといいますが、今回はこのリアルタイムチャートの検証について説明します。
リアルタイムでは勝てない!?
そもそも、チャートとは過去の値動きを図式化したもので、その過去の値動きというものも分足や日足、さらにローソク足やティック(全ての動きを表示した折れ線形式のもの)のように幅広い表示の仕方があります。
これに対して、リアルタイムチャートは現在のレートを表示しているものですので、どのような動き方をして現在の値になっているかが分からないのです。
確かに、当日の始値からの比較が同時に表示されることが多いため、リアルタイムチャートではその日の傾向からどちらに動きつつあるのかは推測できます。しかし、例えばどちらかに大きく動いた後の表示だった場合、反動で動いた方向とは逆に動くこともありますし、何か大きな出来事があった場合はさらに大きく動くことも考えられます。
もちろん、ずっとリアルタイムチャートを眺めていればある程度感覚的にその日の動きが予測できることもあります(例えば、今日はドル円は102.5円で上値が何度も抑えられているな・・・・とか)。しかし、リアルタイムチャートで分析する時間を他のチャートに分析する時間に割り当てた方が正確な分析を行うことができます。
したがってリアルタイムチャートだけで取引をするのはあまりおすすめできません。
リアルタイム プラス 移動平均、ボリンジャーバンド、MACD、RSI
では、リアルタイムチャートと何を組み合わせればよいのかというと、これは様々なパターンがあります。
例えば、移動平均とMACDを組み合わせて順張りを狙う方法があります。
移動平均の短期線が中期線や長期線を追い抜いた後、一定方向に向かっている場合で、MACDが±0.1付近にある場合、順張りでそのままの方向に動くことがあります。
このように過去のチャートとリアルタイムチャートを組み合わせることで今の値動きがどのような意味を持つかが見えてくるのです。
上記の例だと、引き続き順張りに動いていることを示します。
もしリアルタイムチャートだけで見ているとさすがに売られすぎだから様子を見ようといったことになるかもしれませんが、チャートに様々な指標を組み合わせることで色んな分析が可能となります。
[まとめ]FX分析!リアルタイムチャートで検証して先を読め!
このように過去のチャートと組み合わせてリアルタイムチャートを分析することが大切です。過去の動きから現在の値動きがどのような意味合いを持つのか、しっかり分析を行うことで勝率を高めていきましょう。