EA-BANKの厳しい審査を突破した優秀なEAのラインナップの中から、本日は【Navy01_USDJPY】をピックアップして、以下にその特徴をご紹介させていただきます。
特徴
raditzさん制作の【Navy01_USDJPY】は、ドル円(USDJPY)5分足専用のデイトレ~スイングタイプのEAで、1ポジション(両建てなし)の仕様となっており、ダウ理論をロジック化した「押目買い・戻り売り」の取引スタイルとなっています。
ダウ理論には6つの基本法則がありますが、EA開発にあたり特に重要視したのが、
「トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する」
という法則です。
「高値と安値が切り上がっている」限り上昇トレンド
「高値と安値が切り下がっている」限り下降トレンド
それが崩れた時が「トレンド転換シグナル」になります。
この理論を直近のローソク足の並びに着目して開発したのが【Navy01_USDJPY】になります。
バックテストレポートから見るデータ
バックテスト期間:2008年1月~2018年9月(10年9カ月)
- ロット:0.2
- 純益:13,618.51 ($)
- スプレッド:1.5pips
- プロフィットファクター:1.31
- 総取引数:2,907回
- 最大ドローダウン:932.95($)
- リカバリーファクター:14.59
- 勝率:55.01%
- 平均勝トレード:36.02($)
- 平均敗トレード:-33.62($)
- リスクリワードレシオ:1.07
リスクリワードレシオが「1.07」の損小利大タイプのEAです。
勝率が55.01%の高勝率であることから期待値のあるEAであることがしっかり確認できます。
次に、リカバリーファクターを見てみます。
リカバリーファクターはリスクに対して、どの程度のリターンが期待できるかを示す指標で、「純益 ÷ 最大ドローダウン」で算出することができます。
純益:13,618.51($)
最大ドローダウン:932.95($)
13,618.51 ÷932.95 = 14.59
つまり、最大ドローダウンに対して約15倍の利益を確保できるハイリターン率となっております。
また、取引回数が約11年間で2,900回以上あることから、EAに対する信頼度も高いことがわかります。
QuantAnalyzerから見るデータ
QuantAnalyzerを使用してもう少し詳しく見ていきます。
QuantAnalyzerは、EAのバックテストレポートを使ってトレード結果を分析するツールです。
※今回FXDDのヒストリカルデータを使用し再度バックテスト(デフォルト設定)をしている為、EA-BANKに掲載されているバックテストの数値と若干異なります。
バックテスト期間:2005年1月~2018年12月
上記画像は、【Navy01_USDJPY】の損益グラフとドローダウングラフです。
勝ったり負けたりしながらも、しっかりと右肩上がりにグラフが推移しているのが見て取れます。
2015年の後半あたりから2016年前半あたりに最大ドローダウンが起きていることが確認できますが、その後、同年中にすぐにドローダウンから回復し、見事に最高益を更新しップラス収益で終えています。
グラフの緑色になっているところは過去最高益を更新しているところです。
緑の点を見てみるとほぼすべての年で過去最高益を更新していることがわかりますね。
昨年2018年も過去最高益を更新し、その好調ぶりは健在です。
上記画像は、月別・年別のデータです。
まず、青枠をご覧ください。
月別で見るとマイナス月もありますが、年単位ではほぼすべての年でトータルでプラスになっていることがわかります。
2015年は不調期となってしまいましたが、翌年の2016年には損失をカバーし、約6倍もの利益を上げています。
こういったところからも、リカバリーファクターの高さやシステムの安定度の高さが表れてますね。
次に、赤枠をご覧ください。
こちらは取引回数のデータです。
- 総取引回数:3,926回
- 年間平均:約280回
- 月間平均:約23回
の取引回数があります。
この数字から平均すると、週5~6回程度のエントリーがあることとがわかります。
上記画像の左側をご覧ください。ロングエントリー・ショートエントリーの比率のグラフです。
- ロングエントリー:46%
- ショートエントリー:54%
ロングエントリーよりもショートエントリーの方がトレード数が多いです。 また、右側の画像は勝率のグラフです。
また、右側の画像は勝率のグラフです。
- 勝率:54%
全3,926回のトレードの内、54%が勝トレードであることがわかります。
上記画像は、ショートエントリーだけに絞った損益グラフです。
【Navy01_USDJPY】はショートエントリーが特に得意となっており、ショートエントリーだけでも勝率53%で7,615ドル(8,435pips)の利益をあげており、獲得pipsが多く利益額が大きいです。一方、ロングエントリーは勝率55%で7,215ドル(7,005ips)の利益をあげていて、ドローダウンが低く安定しています。
まとめ
EA-BANKの強力なEAのラインナップの中から【Navy01_USDJPY】の特徴やバックテストの結果からどんなEAなのかを簡単にご紹介させていただきました。
1ポジション(両建てなし)仕様となっている為扱いやすく、リカバリーファクター「14.59」のハイリターン率で、ダウ理論をロジック化した勝率「55.01%」の損小利大EAです。
皆さまのポートフォリオをのひとつに加えていただければと思います。 ぜひご利用くださいませ。
【Navy01_USDJPY】のダウンロードはこちら
※EAに関するご質問は、EA作者様にお問い合わせください。