モーニングレポート 2024.05.08
ドルインデックスは上昇/strong>
為替相場はドルインデックスが上昇しての推移となっています。米国債利回りは低下していますが、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁のタカ派的な発言などを受けてドルに対する買い戻しの動きが強まる流れとなっています。ドルは主要通貨に対して買われやすい地合いとなっており、円やポンドに対してやや上値を拡大する流れとなっています。現状ユーロ/ドルは1.07ドル台半ば、ポンド/ドルは1.25ドル台前半でそれぞれ推移しています。
円は軟調地合いとなっています。ドル/円に対する買い戻しの動きが強まる中でクロス円もしっかりとした動きとなっており、円は主要通貨に対して売られやすい地合いとなっています。日銀の植田総裁が岸田首相と意見交換を行ったとの報道を受けて介入に対する警戒感が高まる場面もありましたが、積極的に円を買う動きにはならず、円買い一巡後は押し戻されました。現状ドル/円は154円台半ばから後半、ユーロ/円は166円台前半から半ば、ポンド/円は193円台半ば、豪ドル/円は102円台前半でそれぞれ推移しています。