DoubleEのナチュラルメンタルトレード4

だぶるいーです。

今回の記事では、
僕がバックテストを見て
「これなら安心してEAを稼働できるなあー」
と思えるポイントを書いていきます。

<<スプレッドと期待利得をセットで見る>>

EAは、バックテストがどんなに素晴らしくても、再現性がなければ意味がありません。

「これは、スゴイEAかもしれない!!」
と思った事は販売サイトを見ながら何回か経験があると思います。
バックテストはきれいな右肩上がり。
しかし、実際に運用してみて、
「あれっ?」
となって、そのうち、
「あれっ?」「あれっ?」「あれっ?」
と、あれっ?の回数が増えていき、最終的には…資産が…な事が…。。

その原因には、そもそもEAの能力が実際のスプレッドに勝てていない
という事が考えられます。

例えばドル円。口座によっては、0.3pipsとか0.4pipsという狭いスプレッドを提供しているところがありますが、
それはたいてい24時間、どのティックでも固定されているわけではありません。
指標時にはスプレッドは広がるし、一般的にはロールオーバー前後の時間帯や場が薄い時間帯も広がります。
理由はわからないけど、やけにスプレッドが広がった瞬間さえあります。
それなのに、バックテストのスプレッドを5(0.5pips)とかにして提示している暴挙をたまによく見かける事があります。

実際のスプレッドが0.5pips以上の時もあるから…そりゃ再現性は低くなりますよね。

そして!私はバックテストのスプレッドを見る時には、いつも「期待利得」をセットで見るようにしています!


[期待利得とは?]


単純に、純益/取引回数の数値です。この数値だけで見れば高い方が良いです。
勝ちも負けもあるトレードの中で、1回の取引あたりこれだけの利益が見込めますよーという数値です。

それでは、バックテスト上では同じ利益を生む2つのEAがあるとします。

A:期待利得は0.50ドル
B:期待利得は3.00ドル

通貨ペア:ドル円
スプレッド:1.0pips
ロット:0.1Lots

期待利得は高い方が良いから、選ぶとしたらBですね。

Aは0.50ドルです。0.1Lots運用なのでだいたい50円とかです。なのでだいたい0.5pipsです。
ん?0.5pips?
もし実際のドル円のスプレッドが1.5pipsだったら、、
スプレッド:1.0pipsと0.5pipsを足して1.5pipsだから……
勝てないじゃん!!再現性ないじゃん!!

ということになるのです。期待利得はそれだけ重要だったのです。

しかしながら、EA-BANKでは「このスプレッドでバックテストしなさいよ」と指定されています。

主な通貨ペアのスプレッドの例
USDJPY:1.5pips
EURUSD:1.5pips
EURJPY:2.0pips
GBPUSD:2.0pips
GBPJPY:3.0pips

ドル円のスプレッドが1.5pipsでも勝てるEAなんだから、期待利得がいくつでも、再現性がありそうで何だか勝てそうですよね!

ということでEA-BANKをよろしくお願いいたします。

DoubleE

[アーカイブス]

DoubleEのナチュラルメンタルトレード1~トレードは淡々と、機械的にしなさいなんて無理っす!~
DoubleEのナチュラルメンタルトレード2~今すぐにでもガッツリ儲けたい人は必ず破産する~
DoubleEのナチュラルメンタルトレード3~相場は、自分が決めるものではない~