モーニングレポート 2024.07.03
ドルインデックスは下落/strong>
為替相場はドルインデックスが下落しての推移となっています。米国債利回りが低下する流れとなっており、ドルの上値を抑える展開となっています。パウエルFRB議長の発言を受けて早期利下げが意識されたこともドル売りの流れを強めました。ただ、利下げには更なる革新が必要とも述べており、積極的にドルを売り込む展開にはなりませんでした。現状ユーロ/ドルは1.07ドル台半ばで、ポンド/ドルは1.26ドル台後半でそれぞれ推移しています。
円は全体的には軟調地合いとなっています。ドルインデックスの下落を受けてドル/円が小幅に下落していますが、大きな動きにはなっておらず様子見ムードとなっています。クロス円も大きな動きにはなっていませんが、円に対する売りの流れが継続しています。ただ、米国の独立記念日を控えていることで、積極的な売買が手控えられました。現状ドル/円は161円台半ば、ユーロ/円は173円台半ば、ポンド/円は204円台半ばから後半、豪ドル/円は107円台半ばでそれぞれ推移しています。