モーニングレポート 2022.420
ドル堅調、円売り加速
為替相場では、ドルインデックスが堅調地合いを維持。米国債利回りの上昇などを背景にドル買い圧力が強まっています。ただ、ユーロなども金融引き締めに対する思惑から底堅い動きを見せており、ドルインデックスの上値を抑えました。ユーロ/ドルは1.07ドル台後半で、ポンド/ドルは1.30ドルを挟んでの動きとなっています。一方、円は軟調地合い継続。ドル/円が128円台後半まで上昇するなど、円売り圧力が強まっています。ドル/円の上昇を眺めてクロス円も堅調地合いとなっており、ユーロ/円は139円台へ、ポンド/円は167円台中盤へと上昇しています。円は南ア・ランドなどの一部の通貨を除いて売られる流れとなりました。