モーニングレポート 2022.8.15
好調な米株を背景に、円安基調再燃
為替相場では、ドルインデックスが上昇しての引けとなっています。米短期債利回りの上昇やFRBの当局者からのインフレに対する警戒感が示されており、ドルの下値が支えられました。また、ここまでの下落に対する調整の動きが意識され、買い戻し優勢の展開となりました。ユーロ/ドルは1.02ドル台半ば、ポンド/ドルは1.21ドル台前半から中盤での推移となっています。円は全体的にはやや売られやすい地合いとなっています。欧州通貨に対する売りが強まっており、ユーロ/円などは下落する展開となっています。ただ、米株の大きな上昇などを眺めてドル/円やその他のクロス円は上昇基調となっています。ドル/円は133円台半ばまで上昇、オセアニア通貨に対する買い意欲も強まり、豪ドル/円は95円台を回復しての引けています。