モーニングレポート 2022.12.14

リスク回避による巻き戻しで、円買い加速
為替相場では、ドルインデックスが大幅下落。米国債利回りの大幅低下を背景に、ドルに対する売り圧力が強まる展開となっています。米国の金融政策の先行きに対する思惑から、ドル売りの流れが意識されやすい局面となっています。現状ユーロ/ドルは1.06ドル台前半、ポンド/ドルは1.23ドル台半ばをそれぞれ推移しています。円は買い優勢の流れとなっています。ドル/円が大きく下落し、下げ幅が2円超となる中で、クロス円も上値を抑えられる展開となっています。ドル/円は一時135円を割り込む流れとなりました。現状ドル/円は135円台半ば、ユーロ/円は144円台前半、ポンド/円は167円台半ばでそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2022.12.13

米国債利回りの上昇を受け、ドル上昇
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米国債利回りの上昇などを背景にドルの下値が支えられる展開となっています。ただ、FOMCを控えていることもあって大きな動きにはなっておらず、様子見ムードが強まる状況となっています。ユーロ/ドルは1.05ドル台前半から半ば、ポンド/ドルは1.22ドル台後半と小幅に上昇しての推移となっています。円は軟調地合いとなっています。ドルインデックスの堅調地合いを眺めてドル/円が上値を拡大する展開となっています。米株の上昇なども円売りの流れを強め、ドル/円は1円超の上昇となり137円台半ばから後半での推移となっています。また、ユーロ/円やポンド/円も1円を超える上昇となっており、それぞれ145円台前半、168円台後半で推移しています。






モーニングレポート 2022.12.12

米債券利回り上昇で、ドル堅調
為替相場では、ドルインデックスが上昇しての引けとなりました。米国債利回りの上昇などを背景にドルに対する買い意欲が強まる展開となりました。ただ、来週にFOMCを控えていることもあって積極的に買い進む展開にはならず、様子見ムードが強まりました。ユーロ/ドルは小幅に下落して1.05ドル台半ば、ポンド/ドルは1.22ドル台半ばでそれぞれ引けました。円は小幅まちまちでの引けとなっています。米株安を背景に円を買う動きが展開されたため、ドル/円は小幅に下落しましたが、クロス円はポンド/円などが小幅に上昇しての引けとなっており、全体的には方向感の見えにくい流れとなりました。ドル/円は136円台半ば、ユーロ/円は143円台後半、ポンド/円は167円台半ばでそれぞれ引けました。






モーニングレポート 2022.12.9

材料待ちでポジション調整も、円売り優勢
為替相場では、ドルインデックスが下落し。米国債利回りは上昇しているものの、ユーロがECBの利上げを織り込む形で上昇したことなどがドルの上値を抑える展開となっています。ただ、全体的には大きな動きにはなっておらず、様子見ムードが強まる展開となっています。ユーロ/ドルは1.05ドル台半ば、ポンド/ドルは1.22ドル台半ばでそれぞれ推移しています。円は売られやすい地合いとなっています。ドルインデックスは下落したものの、ドル/円はほぼ変わらずでの推移であり、米株高などを受けて円が売られやすい地合いとなっています。ただ、積極的に円を売り込む展開にはなっておらず、様子見ムードとなっています。現状ドル/円は136円台半ば、ユーロ/円は144円台前半、ポンド/円は167円台前半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2022.12.8

米国債利回りの大幅低下で、ドル下落
為替相場では、ドルインデックスが下落。米国債利回りの大幅低下を背景にドル売り圧力が強まる展開となっています。プーチン大統領の発言などを背景に、ユーロに対する売りが強まる場面もありましたが、米国債利回りが下げ幅を拡大するとドルに対する売り圧力が強まりました。ユーロ/ドルは1.05ドル台を回復しての動きとなり、ポンド/ドルは1.22ドル台を回復しての推移となっています。全体的にドルに対する売りの流れが意識されています。円はまちまちでの推移。ドルインデックスが下落したことでドル/円がやや上値を抑えられる展開となる一方、クロス円は全般的に底堅い動きが展開されています。ただ、全体的には大きな動きにはなっておらず、様子見ムードが強まる局面となっています。米株の方向感の見えにくい流れを受けて円も様子見ムードが強まっています。現状ドル/円は136円台半ば、ユーロ/円は143円台半ば、ポンド/円は166円台半ばから後半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2022.12.7

ドルインデックスが上昇
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米国債利回りは低下していますが、ドルに対する買い戻しの動きが強まる展開となっています。ECBの金融政策に対する思惑や米国の金融引き締めの長期化が意識され、ドル買い圧力強まっています。ユーロ/ドルは1.04ドル台半ば、ポンド/ドルは1.21ドル台前半でそれぞれ推移しています。円はまちまちでの推移。ドルインデックスが上昇したことでドル/円が137円台を回復する動きとなっており、クロス円の下値を支える展開となっています。ただ、ユーロ/円やポンド/円などは株安などを背景にマイナス圏での推移となるなど、全体的には方向感の見えにくい展開となっています。現状ドル/円は137円台前半、ユーロ/円は143円台半ば、ポンド/円は166円台前半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2022.12.6

米国債利回りが急騰し、ドル堅調
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米国債利回りの大幅上昇を眺めてドルに対する買い意欲が強まる展開となり、ドルインデックスは105を回復して上値を拡大する展開となっています。現状ユーロ/ドルは1.05ドルを割り込んでの推移となっており、ポンド/ドルも1.22ドル割れの水準となっています。円は大幅下落。ドルインデックスの上昇を受けてドル/円が2円超の上昇となり、136円台後半まで上値を拡大する展開となり、クロス円もつれ高となってユーロ/円も2円超の上昇で143円台半ば、ポンド/円も1円超の上昇となって166円台半ばから後半での推移となっています。円は主要通貨に対して売られやすい地合いとなっています。






モーニングレポート 2022.12.5

米雇用統計の好結果を背景にドル急騰も、米債券安で反落
為替相場では、ドルインデックスが小幅に下落しての引けとなりました。米雇用統計を受けてドルインデックスは急騰して105台半ばを回復する展開となりました。しかし、その後は調整の動きや米国債利回りの上値が抑えられたことなどを眺めてドル売り圧力が強まり、結局前営業日比マイナスの104台半ばでの引けとなりました。ユーロ/ドルは105台前半から半ば、ポンド/ドルは1.22ドル台後半でそれぞれ引けました。円は買われやすい地合いとなりました。米雇用統計を受けてドル/円が一時急騰し、クロス円も底堅い動きとなりました。しかし、ドルに対する買いの流れが巻き戻される中でドル/円も上値を抑えられ、結局1円以上の下落となって引けました。クロス円も全般的に上値の重さが意識される展開となり、円買い優勢の流れとなりました。ドル/円は134円台前半、ユーロ/円は141円台半ば、ポンド/円は164円台後半でそれぞれ引けました。






モーニングレポート 2022.12.2

ドルインデックスは大幅下落
為替相場では、ドルインデックスが大幅下落となって推移しています。米国債利回りの大幅低下などを眺めてドルに対する売りの流れが強まっており、ドルインデックスは105を割り込んでの推移となっています。ユーロ/ドルは1.05ドルを回復しての動き、ポンド/ドルは1.22%台半ばでの推移となっています。円は全体的には買われやすい地合いとなっています。ドルインデックスの下落を眺めてドル/円が急落する展開となっており、クロス円もつれ安となっています。ドル/円は2円超の下落であり、ユーロ/円も1円を超える下落となっています。カナダドル/円も2円を超える下げ幅となるなど、円に対する買い戻しの動きが強まっています。現状ドル/円は135円台前半から半ば、ユーロ/円は142円台半ば、ポンド/円は165円台半ばから後半で、それぞれ推移しています。






モーニングレポート 2022.12.1

タカ派的な見方の後退で、ドル軟化
為替相場では、ドルインデックスが下落。パウエルFRB議長の発言を受けて米国債利回りが大幅低下となったことを眺めてドル売り圧力が強まる展開となっています。ユーロ/ドルは1.04ドル台を回復、ポンド/ドルも1.20ドル台を回復する動きとなっています。ドルは主要通貨に対して売られやすい地合いとなっています。現状ユーロ/ドルは1.04ドル台前半、ポンド/ドルは1.20ドル台半ばでそれぞれ推移しています。円は全体的には売られやすい地合い。ドルインデックスの下落を眺めてドル/円は売られる流れとなり、138円を挟んでの動きとなっています。一方、クロス円は全体的に上昇基調となっています、リスク志向の動きが意識される中で円に対する売り圧力が強まる状況となっています。現状ドル/円は138円台前半、ユーロ/円は143円台半ば、ポンド/円は166円台前半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2022.11.30

米国債利回りの上昇を背景に、ドル底堅い
為替相場では、ドルインデックスが小幅に上昇。米国債利回りの上昇などを眺めてドルに対する買い意欲が強まる展開となっています。ただ、積極的に買い進む勢いはなく、上値の重い展開となっています。現状ユーロ/ドルは1.03ドル台前半、ポンド/ドルは1.19ドル台半ばでそれぞれ推移しています。円は買われやすい地合いとなっています。米株が上値の重い展開となったことでドル/円が軟調地合いとなり、クロス円も売り圧力がくすぶる展開となっています。一方、オセアニア通貨は底堅い動きが展開されています。現状ドル/円は138円台半ばから後半、ユーロ/円は143円台前半、ポンド/円は165円台後半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2022.11.29

米株軟調で、円買い優勢
為替相場では、ドルインデックスが上昇。ユーロなどに対する買いの動きが強まり、下落する場面もありましたが、米国の金融引き締めに対する思惑からドルに対する買いの動きが強まる展開となっています。目先はユーロ/ドルは1.03ドル台半ば、ポンド/ドルは下げ幅を拡大して1.20ドルを割り込み、1.19ドル台半ばでの推移となっています。円は買い優勢の流れとなりました。ドルインデックスの上昇を受けてドル/円は下げ幅を縮小しましたが、マイナス圏での推移となっています。米株安を眺めて円に対する買い戻しの動きが強まっています。一方、クロス円はポンド/円が2円超の下落となるなど下げ幅を拡大しての推移となっています。オセアニア通貨も対円で1円を超える下げとなるなどクロス円が大きく下げています。ドル/円は138円台後半で、ユーロ/円は143円台半ばで、ポンド/円は166円台前半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2022.11.28

様子ムードの中、やや円安基調
為替相場 – 様子ムードの中、やや円安基調為替相場では、ドルインデックスが小幅に下落しています。株式市場などが感謝祭翌日のために短縮取引となる中で様子見ムードが強まり、106を挟んでの動きが展開されました。欧州時間帯からドル買いの流れが強まりましたが、NY時間帯に入り修正の動きが入り、結局106を割り込んでの引けとなりました。ユーロ/ドルは1.04ドル台前半、ポンド/ドルは1.20ドル台後半でそれぞれ引けています。






モーニングレポート 2022.11.25

様子見ムードの中、円買い優勢
為替相場では、ドルインデックスが上値の重い展開となりました。米国が祝日となったことで様子見ムードとなる中、金融政策に対する思惑からユーロやポンドがやや買い優勢となりました。ただ、大きな動きにはなっておらず、ユーロ/ドルは1.04ドル台前半、ポンド/ドルは1.21ドル台前半でそれぞれ推移しています。円は大きく変われる展開となりました。ドル/円が1円超の下落となっていることを背景に、クロス円も上値を抑えられています。米国の金融引き締めに対する警戒感が和らぐ中で円売りの流れに修正が入る展開となっています。現状ドル/円は138円台半ば、ユーロ/円は144円台前半、ポンド/円は167円台後半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2022.11.24

米金利の先細り感強まり、ダウ急落
為替相場では、ドルインデックスが大幅下落。金融引き締めに対する警戒感が後退したことなどを受けてドルに対する売り圧力が強まり、ドルインデックスは106を挟んでの水準まで売り込まれています。ユーロ/ドルは1.04ドルを挟んでの動きとなっており、ポンド/ドルも1.20ドルを回復して1.20ドル台半ばまで上値を拡大しています。円はまちまちでの推移となっています。ドルインデックスの大幅下落を眺めてドル/円が140円を割り込み、139円台半ばまで下落する流れとなっています。ドル/円の軟調地合いを眺めてユーロ/円がつれ安となり、145円を挟んでの動きとなっています。一方、ポンド/円は168円台を回復しての動きとなるなどしっかりとした動きが展開されています。






モーニングレポート 2022.11.23

米国債利回りの低下で、ドル売り優先
為替相場では、ドルインデックスが下落。米国債利回りが大きく低下する中でドル売り圧力が強まる展開となっています。ドルインデックスは107を意識しての動きとなっており、上値の重い展開が継続しています。ユーロ/ドルは1.03ドルを回復、ポンド/ドルも一時1.19ドルを回復し、目先は1.18ドル台後半での推移となっています。ドルは対主要通貨で売られやすい地合いとなっています。円はやや買われやすい地合い。ドルインデックスの下落を受けてドル/円が141円台前半まで押し込まれており、クロス円も小幅に下落する展開となっています。ただ、クロス円は前営業日終値を挟んでの動きが展開されており、方向感は見えにくい状況となっています。現状ユーロ/円は145円台半ば、ポンド/円は167円台後半で、それぞれ推移しています。






モーニングレポート 2022.11.22

材料難の中、円安傾向再来
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米国の利上げ継続に対する思惑から、ドルに対する買い意欲が強まる展開となっています。ただ、インフレに対する警戒感が和らぐ中で市場の見方も割れる状況であり、積極的にドルが買い進まれる展開とはなっていません。現状ユーロ/ドルは1.02ドル台前半から半ばで、ポンド/ドルは1.18ドル台前半でそれぞれ推移しています。円は軟調地合いで推移。ドルインデックスの上昇を眺めてドル/円が1円以上の上げとなり、クロス円もつれ高となっています。ドル/円は142円台を回復する動きであり、大幅上昇となっています。ユーロ/円はやや上値を抑えられているものの、145円台半ばでの推移となっています。また、ポンド/円は1円超の上昇となり168円を意識しての動きとなっています。






モーニングレポート 2022.11.21

ドル買い円買いで、クロス円はまちまち
為替相場では、ドルインデックスがプラス圏での引けとなりました。ポンドに対する買い戻しの動きが強まる一方で、金融当局者のタカ派的な発言を受けた債券利回りの上昇などを背景にドルに対する買いの動きが強まる展開となり、ドルインデックスは107を挟んでの動きが展開されました。ユーロ/ドルは1.03ドル台前半、ポンド/ドルは1.18ドル台後半でそれぞれ引けました。円は小幅まちまちでの引けとなりました。ドルインデックスの上昇を受けてドル/円は堅調地合いを維持しており、140円台前半から半ばでの引けとなっています。また、クロス円はユーロ/円が下落して145円台を割り込む一方、ポンド/円は166円台後半での推移となるなどしっかりとした動きが展開されました。全体的には様子見ムードであり、小幅まちまちでの引けとなりました。






モーニングレポート 2022.11.18

FF金利7%の可能性を睨み、ドル上昇
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米国債利回りが大きく上昇する展開となったことでドルに対する買いの動きが強まる状況となっています。ブラード・セントルイス連銀総裁はFF金利に関して、7%の可能性にも言及しており、市場には警戒感が高まる状況となっています。こうした動きを受けて、ユーロ/ドルは1.03ドル台半ば、ポンド/ドルは1.18ドル台半ばまで下落しました。円は売られやすい地合いとなっています。ドルに対する買い意欲が強まる中でドル/円が140円台を回復しており、クロス円の下値を支えました。豪ドル/円が小幅に下落していますが、全体的には円に対する調整売りの流れが意識される展開となっています。現状ドル/円は140円台前半、ユーロ/円は145円台前半、ポンド/円は166円台前半でそれぞれ推移しています。






モーニングレポート 2022.11.17

ユーロ、利上げペースの減速報道で、売り優勢に
為替相場では、ドルインデックスが小幅に下落。米国の利上げペースの減速に対する思惑からドルに対する売りの流れが意識される展開です。欧州の金融引き締めに対する警戒感からユーロが買われる場面もありましたが、ECB政策委は12月の利上げは75bpでなく50bpを支持する可能性といった報道が流れ、ユーロに対する調整の動きも見られました。ユーロ/ドルは1.03ドル台後半、ポンド/ドルは1.19ドル台前半でそれぞれ推移しています。円は売られやすい地合いとなっています。豪ドル/円などは前営業日終値比で下落していますが、ドル/円の堅調地合いなどを眺め、クロス円は全体的に底堅い動きが展開される状況となっています。直近の円高に対する調整の動きが意識され、ドル/円は139円台半ば、ユーロ/円は145円を挟んでの動き、ポンド/円は1円以上の上昇で166円台を回復しての推移となっています。