モーニングレポート 2022.2.4
日米欧の金利差拡大でドル安、円安
為替相場では、ドルインデックスが大きく下落。米国債利回りは上昇したものの、ユーロやポンドに対する買い意欲が強まる中で反射的にドルが売られる展開となっています。特にユーロに対する買い意欲が強まっており、ユーロ/ドルは1.14ドル台前半から中盤まで上昇する動きとなっています。ポンド/ドルも上昇、1.36ドルを意識しての動きとなっています。円も大きく下落する展開。金融政策に対する思惑から日米欧の金利差拡大が意識され、円が主要通貨に対して独歩安となっています。ドルインデックスが大きく下落したことでドル/円の上昇は抑えられているものの、115円を意識した上昇となっています。また、ユーロ/円は2円上昇し131円台半ばに、ポンド/円は156円台を回復する動きとなっています。また、WTI原油が90ドルを突破したことなどを受けて豪ドル/円なども堅調地合いで82円台を回復しています。