マーケットレポート 2021.8.19

要人発言により、円一進一退
円は全体的には軟調地合い。対ドルで110円台を回復する動きとなった事など背景に、クロス円も底堅い動きが展開されています。ただ、米株が下げ幅を拡大したことで円に対する売りの流れも一服し、ドル/円、クロス円ともに上値の重い展開となっています。ドル/円も110円を割りこみ、109円台後半を推移しています。ポンドがやや買い優勢の流れとなって151円を回復しての動きとなっていますが、全体的には様子見ムードといえそうです。






マーケットレポート 2021.8.18

米株の大幅下落を背景に、円堅調
為替相場では、ドルインデックスが堅調。米国債利回りの上値が重い展開となっているものの、安全資産としてのドル買いやユーロ、ポンドに対する売りの流れが強まったことなどを受けてドルインデックスは93を突破する展開となりました。ドルは主要通貨に対して独歩高となり、ポンド/ドルは1.38ドルを割り込む動きとなり、豪ドル/ドルは0.73ドルを割り込んでの推移となっています。






マーケットレポート 2021.8.17

中国の経済指標悪化で、円堅調
為替相場では、ドルインデックスが堅調地合いでの推移となっています。米国債利回りは低下しているものの、目先は持ち直し基調となっていることや、安全資産としてのドルに対する買いの流れが意識されていることなどを背景に、底堅い動きが展開されています。ただ、全体的には大きな動きにはなっておらず、様子見ムードが強まる流れとなっています。一方、円は堅調地合い。中国の経済指標の悪化やアフガン情勢などを嫌気した動きが強まり、円に対する買い意欲が強まる展開となっています。ドル/円が上値を抑えられていることを受けてクロス円もつれ安となっています。ユーロ/円は129円を割りこむ動きであり、その他のクロス円も下げ幅を拡大しての動きです。ドル/円は109円台は維持しているものの、上値の重い展開が継続しました。






マーケットレポート 2021.8.16

米株はダウが再度史上最高値更新
指数が市場予想を大幅に下回る結果となったことや利食い売りなども意識されて上値は抑えられる展開となっています。その一方で米国の早期の金融引き締めに対する思惑が後退しての動きとなりました。為替相場では、ドルインデックスが大きく下落。米国債利回りの大幅低下などを背景にドルに対する売り圧力が強まり、ドルインデックス93を割り込み、92台半ばでの推移となっています。ユーロ/ドルは1.18ドルを挟んでの動きとなるなど、ドルに対する売りの流れが強まっています。市場全体にドル売り圧力が強まる局面となりました。






マーケットレポート 2021.8.13

米新規失業保険申請件数3週連続で、米株堅調
昨日のNY市場は、米株が堅調地合いでの引け。朝方はダウが100ドル超の下落となるなど、利食い売りに上値を抑えられる展開となりましたが、日中は米経済の先行きに対する楽観的な見方から下げ渋る展開となりました。米新規失業保険申請件数が市場予想通りの結果となり、3週連続で減少したことなども好感されています。ただ、生産者物価指数が予想以上に上昇したことでインフレに対する警戒感がくすぶる展開となりました。ダウは引けにかけて持ち直し基調を強め、結局プラス圏での引けとなりました。






マーケットレポート 2021.8.12

ドルの上値抑えられる
為替相場では、ドルインデックスが下落。米国債利回りの低下などが意識され、ドルの上値が抑えられています。ドルインデックスは93を割り込んでの推移となっており、直近のドル買いの流れが巻き戻されています。一時1.17ドル割れ寸前まで押し込まれていたユーロ/ドルは1.1740ドル前後の水準まで持ち直すなど、米CPI発表後はドル安の動きが強まりました。






マーケットレポート 2021.8.11

ダウ上昇、史上最高値更新
昨日のNY市場は、米株がまちまちでの引け。ただ、ダウが上昇して史上最高値を更新するなど、リスク志向の動きが意識される展開となっています。米国の足元の経済に対する楽観的な見方が強まる中で買い戻しの動きが展開されています。企業決算なども堅調となっており、先行きに対する強気の見方が意識されています。ただ、コロナウィルスのデルタ株に対する警戒感や、早期の金融引き締めに対する警戒感は根強く、積極的に買い進まれるかは不透明な部分も残るでしょう。






マーケットレポート 2021.8.10

ドルは堅調地合い維持
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米国債利回りの堅調地合いなどを背景に、ドルは主要通貨に対して独歩高となっています。ただ、米雇用統計を通過したことで材料出尽くし感もあり、全体的には大きな動きにはなっていない状況です。






マーケットレポート 2021.8.9

米雇用統計が市場予想を上回り、ドル上伸
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米国債利回りの上昇などを背景に、ドルに対する買い意欲が強まり上値を拡大しています。ユーロ/ドルは1.18ドルを大きく下回り、1.17ドル台半ばまで下落しています。また、ポンド/ドルも1.39ドルを割り込んでの引けとなるなど、全体的にドルに対する買い意欲が強まり、主要通貨に対して独歩高となっています。






マーケットレポート 2021.8.6

リスク志向の動きが強まり、円は軟調
円は軟調地合い。米株の上昇基調などを受けたリスク志向の動きが意識され、円売り圧力が強まる展開となっています。ドル/円は109円台半ばから後半での推移となっており、ユーロ/円は一時130円台を、ポンド/円は一時153円台をそれぞれ回復する展開となっています。NY時間帯は大きな動きにはならず、小幅に調整が入ったものの下値の堅さが意識されました。






マーケットレポート 2021.8.5

米株の大幅下落を背景に、ドル堅調地合い
為替相場では、ドルインデックスが堅調地合い。クラリダFRB副議長の発言などを背景にドルに対する買い戻しの動きが強まり、その後は調整の動きも見られていますが、底堅い動きが維持される展開となっています。ユーロ/ドルは1.19ドル回復目前から急落し手1.1840割れの水準まで下落しており、その他の通貨に対してもドル買いが意識される流れとなりました。






マーケットレポート 2021.8.4

~ 円、米株の動きに左右され一進一退 ~
円はまちまちでの推移。ドル/円、ユーロ/円が軟調地合いとなる一方で豪ドル/円などは持ち直し基調となっています。ドル/円は一時109円を割りこむ動きとなりましたが、そこからは持ち直しています。全体的に米株が朝方軟調地合いとなったことで円高が進行したものの、その後は米株の戻りを眺めて円売り圧力が強まるといった展開となっています。






マーケットレポート 2021.8.3

~ 米指標や発言を受け、ドル上値重い ~
為替相場では、ドルインデックスが下落。米経済指標が市場予想に届かなかったことでドルに対する売り圧力が強まる展開となっています。ただ、売り一巡後は買い戻しの動きが意識され、さらにウォーラーFRB理事の発言などを受けてドル買い戻しの動きが強まる展開となって下値を埋める流れとなっています。






マーケットレポート 2021.8.2

~ 指標まちまちで、対円は様子見ムード ~
円はまちまちでの推移。ドルインデックスの上昇を背景にしたドル/円に対する買い戻しの動きが意識される一方、米株の軟調地合いを眺めたリスク回避的な動きの強まりを受けて円に対する買い意欲が強まりました。クロス円はオセアニア通貨などが上値を抑えられる展開となっています。全体的には大きな動きにはなっておらず、様子見ムードが強まる局面となりました。






マーケットレポート 2021.7.30

~ ドル軟調、円はまちまち ~
円はまちまちでの推移。ドルに対する売り圧力が強まっていることで、ドル/円が109円台半ばまで下値を拡大する展開となっており、クロス円の上値も抑えらえる展開となっています。しかし、米株の上昇などを背景にリスク志向の動きが意識されており、円に対する売りの流れも見られています。クロス円はポンド/円やNZドル/円などが前営業日比プラス圏での推移となっており、ユーロ/円も下げ渋る動きが展開されています。






マーケットレポート 2021.7.29

~ ドルの上値抑えられる ~
為替相場では、ドルインデックスが下落。FOMCを背景に上昇する場面もありましたが、パウエルFRB議長の発言を受けて急速に下げ幅を拡大してマイナス圏での推移となりました。目先は日中安値を更新する動きであり、ドル売りの流れが強まっています。ポンド/ドルは1.39ドルを回復しての動きとなるなど、上値を拡大する展開となっています。