モーニングレポート 2022.10.19
ドル小幅に下落も、ドル円は底堅い
為替相場では、ドルインデックスが小幅続落となって推移しています。朝方は米国債利回りの上昇などを背景に底堅い動きとなり、ドルインデックスは112台での動きが維持されました。しかし、米国債に対する買い戻しの動きが意識されたことでドルの上値が抑えられ、目先は112を割り込んでの動きとなっています。ただ、ポンド/ドルなどはここまでの上昇に対する調整の動きなどからややドルに対する買い戻しの動きも見られました。ユーロ/ドルは0.98ドル台半ば、ポンド/ドルは1.13ドル台前半で推移しています。円はまちまちでの推移となっています。全体的には小動きで方向感の見えにくい流れとなっています。材料出尽くし感から新規の材料待ちといった局面となっており、市場全体に様子見ムードが強まっています。ただ、日米金利差の拡大などに対する思惑などからドル/円は底堅い動きを継続しており、クロス円も全体的には円売りの流れが支持されやすい状況となっています。現状ドル/円は149円台前半、ユーロ/円は147円台前半、ポンド/円は168円台後半でそれぞれ推移しています。