モーニングレポート 2021.12.31
様子見ムードも、円安傾向根強い
為替相場では、ドルインデックスが小幅に上昇。米国債利回りが下げ幅を拡大する中でドルの上値も抑えられていますが、ユーロに対する調整売りの圧力が強まったことでドルの下値が支えられました。ただ、全体的には年末ということもあって様子見ムードが強まっており、方向感の見えにくい流れとなっています。そうした中でポンド/ドルは1.35ドル台を回復する動きとなっています。一方、円は軟調地合い。ドル/円が115円台での動きとなる中でクロス円も下値の堅い動きが展開されてます。ユーロに対する売りが意識されており、ユーロ/円は小幅に下落していますが、大きな動きにはなっていません。円はやや軟調といった動きになっていますが、全体的には方向感の見えにくい流れであり、小動きとなりました。