モーニングレポート 2021.12.31

様子見ムードも、円安傾向根強い
為替相場では、ドルインデックスが小幅に上昇。米国債利回りが下げ幅を拡大する中でドルの上値も抑えられていますが、ユーロに対する調整売りの圧力が強まったことでドルの下値が支えられました。ただ、全体的には年末ということもあって様子見ムードが強まっており、方向感の見えにくい流れとなっています。そうした中でポンド/ドルは1.35ドル台を回復する動きとなっています。一方、円は軟調地合い。ドル/円が115円台での動きとなる中でクロス円も下値の堅い動きが展開されてます。ユーロに対する売りが意識されており、ユーロ/円は小幅に下落していますが、大きな動きにはなっていません。円はやや軟調といった動きになっていますが、全体的には方向感の見えにくい流れであり、小動きとなりました。






モーニングレポート 2021.12.30

ドルインデックス下落、円売り加速
為替相場では、ドルインデックスが下落。米長期債利回りは大きく上昇しましたが、ユーロやポンドに対する買い戻しの動きが強まったことでドルの上値が抑えられる展開となっています。また、原油価格の底堅い動きを受けて豪ドルやカナダドルなども堅調地合いとなっています。ただ、全体的には手掛かり材料難から大きな動きにはなっておらず、様子見ムードが強まりました。ユーロ/ドルは1.13ドル台半ば、ポンド/ドルは1.34ドル台後半での推移となっています。一方、円は軟調地合い。市場全体のリスク志向の動きを背景に円売り圧力が強まり、ドル/円が115円を意識しての動きとなっています。また、クロス円も全体的に上昇基調を強めており、ポンド/円は155円台を回復しての動きとなっています。南ア・ランドに対する売りの流れが強まる中で南ア・ランド/円は下落したものの、対主要通貨に対して円は全般的に売られる流れとなっています。






モーニングレポート 2021.12.29

材料難から全体的に様子見ムード
為替相場では、ドルインデックスが小幅に続伸しての推移となっています。大きな動きにはなっていませんが、米国のリッチモンド連銀製造業指数が市場予想を上回ったことなどを受けてドルに対する買い意欲が意識されました。米国債利回りの上昇なども下値を支える展開となっています。ただ、全体的には様子見ムードが強まり方向感の見えにくい流れとなっています。調整の動きが意識される中でユーロ/ドルは1.13ドル台前半で、ポンド/ドルは1.34ドル台前半から中盤での推移が継続しました。一方、円は堅調地合いとなっています。ダウは上昇したものの、全体的には調整の動きが意識されており、円に対する買い戻しの動きが強まりました。ただ、全体的には年末に向けて手掛かり材料難から様子見ムードが強まる展開となっています。ドル/円は114円台後半での動きが維持されています。ユーロ/円は130円を割り込む動きとなっていますが、積極的に売り込む動きにはなっていません。ています。クロス円は対主要通貨で売られやすい地合いとなっており、独歩安基調となっています。






モーニングレポート 2021.12.28

ドルインデックスが小幅に上昇
為替相場では、ドルインデックスが小幅に上昇しての推移となっています。全体的には方向感の見えにくい流れとなりましたが、アジア通貨を中心に売りの流れが意識されており、ドルの下値を支える展開となっています。一方でオミクロン株に対する警戒感が和らいでいることで、ユーロやポンドに対する買い戻しの動きが意識されてドルの上値を抑えています。特にポンドに対する買いの動きが意識される中でポンド/ドルは1.34ドル台を回復する動きとなっています。円は軟調地合いとなっています。米株の上昇基調などを背景にリスク志向の動きが意識されており、円に対する売り圧力が強まる展開となっています。ドル/円は115円を目指す形となっており、ユーロ/円は130円台を回復しています。ポンド/円は1円を超す上げ幅となっています。クロス円は対主要通貨で売られやすい地合いとなっており、独歩安基調となっています。






モーニングレポート 2021.12.27

ドルインデックスが小幅に下落
為替相場は、ドルインデックスが小幅に下落となっています。米国市場が休場となる中で大きな動きにはなっていませんが、上値の重い展開が継続する流れとなっています。ただ、ユーロやポンドは上値の重い展開となっており、ユーロ/ドル、ポンド/ドルはマイナス圏での引けとなっています。ポンド/ドルは1.34ドルを割り込む動きが展開されています。一方、円は堅調地合いとなっています。大きな動きにはなっていませんが、調整の動きから円に対する買い戻しの動きが意識されています。ただ、様子見ムードが強まる中で全体的に方向感の見えにくい展開となりました。推移となっています。






モーニングレポート 2021.12.24

米株高を背景に、円独歩安
為替相場では、ドルインデックスが小幅に下落。ユーロやポンドに対する買い戻しの動きが継続する中でドルの上値が抑えられています。原油価格が上昇していることで豪ドルなども堅調地合いとなっており、ドルは全般的に売られやすい地合いとなりました。ポンド/ドルは1.34ドルを回復しての動きとなっていますが、その他の通貨は様子見ムードが強まる中で大きな動きにはなっていません。円は軟調地合い。米株の上昇基調などを背景にリスク志向の動きが意識されており、円に対する売り圧力が強まる展開となっています。ドルインデックスが上値の重い展開となる中でドル/円は底堅い動きが展開されており、114円台前半から中盤での動きとなっています。クロス円も全体的に堅調な動きが展開されており、円は対主要通貨に対して売られやすい地合いとなりました。ポンド/円は1円以上の上昇となって153円台中盤での推移となっています。






モーニングレポート 2021.12.23

ドルインデックス下落、円独歩安
為替相場では、ドルインデックスが大きく下落。東京市場引け後から売りの流れが強まり、NY時間帯に向けて売りの流れが継続する展開となりました。NY時間帯は下げ渋ったものの、買い戻しの動きも弱く目先は日中安値圏での推移となっています。米国債利回りの低下やユーロに対する買い戻しの動きが強まったことなどを背景に、ドルの上値が抑えられています。ユーロ/ドルは1.13ドル台を回復する動きとなり、ポンド/ドルも1.33ドル台半ばでの推移となっています。円は軟調地合い。株価の続伸などを受けたリスク志向の動きが意識され、円に対する売り圧力が維持される展開となりました。ドル/円は目先調整の動きが入っていますが、114円台前半での推移を維持して小幅高となっています。また、ユーロ/円は129円台を回復する動きとなっています。ポンド/円は1円以上の上昇となるなど、円は主要通貨に対して売られやすい地合いとなりました。






モーニングレポート 2021.12.22

米株高騰で、円売り急進
為替相場では、ドルインデックスが小幅に下落。米国債利回りの上昇などを背景にドルに対する買いの動きが意識されましたが、米20年債入札の好調やポンドに対する買い戻しの動きなどが意識されたことでドルの上値が抑えられる展開となっています。ただ、全体的には大きな動きにはなっておらず、様子見ムードが強まっています。ポンド/ドルは1.32ドル台半ばまで持ち直す流れとなっています。ちなみに、中銀が預金保護策を打ち出したことでトルコリラに対する買い意欲が急激に強まる流れとなっています。一方、円は軟調地合い。株価の大幅上昇などを受けたリスク志向の動きが意識され、円に対する売り圧力が強まっています。ドル/円は114円台を回復しての動きとなっており、ポンド/円は1円以上の上昇となって151円台を突破しての動きとなっています。円は主要通貨に対して売られやすい地合いとなっており、クロス円も全般的に底堅い動きが展開されています。






モーニングレポート 2021.12.21

円高基調を強めるも、クロス円一進一退
為替相場では、ドルインデックスが小幅に下落。欧州時間帯から売りの流れが強まり、下値を拡大する展開となりましたが、NY時間に入り下げ渋りから持ち直す動きとなっています。年末に向けて様子見ムードが強まる展開となっており、方向感の見えにくい流れとなりました。円はまちまちでの推移。米国株式市場の大幅下落などを背景にリスク回避的な動きが意識される中で円買い圧力が強まりました。一方、ドル/円はレンジ圏での動きからNY市場引けにかけて米株が下げ渋ったことを受けて持ち直し、前営業日終値を挟んでの動きとなっています。また、クロス円ではユーロ/円が買い戻しの動きから堅調地合いとなって128円を回復する動きとなっています。一方、ポンド/円などは売りの流れが継続し、一時150円を割り込む動きが展開されました。






モーニングレポート 2021.12.20

リスク回避でドル、円上伸
為替相場では、ドルインデックスが大きく持ち直しています。米国債利回りは長期債が上値を抑えられましたが、欧州を中心にオミクロン株の感染が拡大が懸念されており、ユーロやポンドに対する売りの流れが強まる展開となっています。さらに米国の早期利上げ観測の強まりなどがドルに対する買い意欲を強める展開となっています。ポンド/ドルは1.32ドル台中盤まで下落する展開となっており、原油価格の下落などを眺めて豪ドル/ドルも0.71ドル台前半まで押し込まれる展開となりました。一方、円は買われやすい地合いとなりました。南ア・ランド/円などはプラス圏での引けとなっていますが、ダウが大幅下落となったことでリスク回避的な動きが強まっており、円に対する買い意欲が強まる展開となりました。ドルインデックスの上昇などを受けてドル/円は下げ渋る動きであり、113円台半ばでの推移となりました。一方、ユーロ/円は128円割り込み、ポンド/円は150円台半ばまで押し込まれる展開となりました。クロス円は全体的に下げ幅を拡大しての引けとなりました。






モーニングレポート 2021.12.17

ドルインデックスは続落、96を割り込む
為替相場では、ドルインデックスが続落しての推移となっています。英中銀が市場予想に反して利上げを行ったことで、ユーロやポンドに対する買いの動きが強まり、反射的にドル売り圧力が強まる展開となっています。米国債市場において短期債を中心に利回りが低下していることもドル売りを意識させる展開であり、ドルは対主要通貨に対して独歩安となっています。ドルインデックスは96を割り込んでの推移となっており、売り圧力が強まる流れとなりました。ユーロ/ドルは1.13ドルを、ポンド/ドルは1.33ドルをそれぞれ回復する展開となっています。円はまちまちでの推移。ドルインデックスの下落を眺めてドル/円は軟調地合いであり、114円割り込んでの動きとなっています。しかし、ダウが比較的堅調な推移を見せたことで円に対する売りの流れも意識され、積極的に売り込む流れにはなっていません。クロス円はユーロ/円などが底堅い動きとなっていますが、ドル/円の軟調地合いを眺めて上げ渋る流れとなっています。ポンド/円も英国の利上げの瞬間は急騰したものの、その後は調整の動きに抑えられています。欧州でのオミクロン株の感染拡大なども嫌気されており、上値は抑えられました。






モーニングレポート 2021.12.16

FOMCを通過、材料出尽くし感から円独歩安
為替相場では、ドルインデックスが下落。朝方はドルに対する買いの動きが強まっていましたが、FOMCを無難に通過したことなどを受けてドル売り圧力が強まる展開となっています。ドルは円を除く主要通貨に対して売られやすい地合いとなっており、ユーロ/ドルは1.13ドルを挟んでの動き、ポンド/ドルは1.32ドル台中盤から後半での動きが展開されています。円は軟調地合い。米株の急速な持ち直し基調を眺めて円売りの流れが強まる展開となりました。ドル/円は114円台を回復しての動きとなっています。ただ、ドルインデックスがマイナス圏に転じる中でやや上値は抑えられています。クロス円も全般的に円売り優勢であり、円は対主要通貨に対して独歩安基調となっています。






モーニングレポート 2021.12.15

リスク回避的な動きでドル、円堅調
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米国債利回りが底堅い動きとなる中でドルに対する買いの動きが意識されています。ユーロ/ドルは1.12ドル台中盤を動いており、豪ドル/ドルは0.71ドルを挟んでの動きとなっています。ポンド/ドルは小幅に上昇していますが、ドル買い圧力がくすぶる局面となっています。円はまちまちでの推移。ドルインデックスの上昇を眺めてドル/円が底堅い動きとなる一方で、米株安を背景にクロス円が軟調地合いとなっています。ただ、ポンドに対する買いの流れが意識され、ポンド/円はプラス圏での推移となっています。全体的にはリスク回避的な動きが意識される中で円に対する買いが意識されていますが、大きな動きにはなっていない状況です。ドル/円は113円台中盤から後半での推移となっており、ユーロ/円は128円台前半まで上値を抑えられています。






モーニングレポート 2021.12.14

ドル、円、共に底堅い
為替相場では、ドルインデックスが上昇。米国債利回りは低下していますが、欧州でのオミクロン株拡大の流れが嫌気されてユーロやポンドに対する売りの流れが意識され、さらに原油安を背景に豪ドルなども上値を抑えられる展開となりました。ユーロ/ドルは1.13ドルを割り込んでの推移であり、ポンド/ドルも1.32ドル台前半での推移となっています。円はまちまちでの推移。ドルインデックスの上昇を眺めてドル/円が底堅い動きとなる一方で、株安を背景にクロス円が軟調地合いとなっています。全体的には円に対する買い戻しの動きが意識されており、ドル/円もプラス圏での動きを維持しているものの、上値の重さが意識されています。豪ドル/円は81円を割り込んでの動きとなるなど、警戒感が強まる局面といえます。