モーニングレポート 2021.11.2
ドルインデックスが軟調地合い
為替相場では、ドルインデックスが軟調地合い。米国債利回りは上昇基調となっていますが、ユーロやスイスフランに対する買い戻しの動きが強まったことなどを受けてドルの上値が抑えられる展開となっています。NY時間帯に入っても上値の重い展開が継続しており、日中安値圏での推移が継続しています。ユーロ/ドルは1.16ドル台を回復しており、ドル売り圧力が強まっています。円はまちまちでの推移。米株の上昇を背景に、円に対する売りの流れが意識されやすい状況となっていますが、ポンドに対する売り圧力の強まりが意識される中でポンド/円がマイナス圏での推移となっています。一方、ドル/円が114円を挟んでの動きとなるなど底堅い動きとなり、ユーロ/円も132円台を回復しての推移となっています。ただし、全体的には大きな動きにはなっておらず、様子見ムードが意識される局面ということができそうです。